この時期何をやっていた?じゅん編

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はじめに

皆さんこんにちは!事例Ⅱ&企画チームのじゅんです。
この時期何をやっていた?編ですが、私は多年度受験生なので二次試験の勉強をこの時期にしておりました。
事例Ⅳは問題集を解く学習をコツコツ続けていましたが、事例Ⅰ〜Ⅲについては過去問に手をつけず、読解力・文章力の向上に注力しておりました。結果的にはその学習により大幅に点数を上げることができたので、本日はその勉強方法を皆さんにご紹介できればと思います!

特に読んで頂きたい方

・多年度受験生で、この時期事例Ⅰ〜Ⅲで何を勉強すれば良いかわからない方
・二次試験の勉強に飽きた方
・日頃の業務にも還元できる勉強方法が知りたい方 などなど

勉強方法の効果

やっていたことの具体に入る前に、私の二次試験の一度目、二度目の点数を公開します。
二次試験】合計:276点

事例Ⅰ :72点(前回A)
  事例Ⅱ :68点(前回B)
  事例Ⅲ:74点(前回B)
  事例Ⅳ:62点(前回C)
一度目は厳しい得点が並びましたが、読解力・文章力の向上に注力することで事例Ⅰ〜Ⅲまでバランスよく点数を上げることができました。
また、二次試験の点数アップの他にも、日頃の業務のコミュニケーションロスを大きく削減することができたと感じており、資格勉強が実務面にも還元できたと感じております。

具体的な方法

 一次試験の勉強であれば自分の能力が点数により可視化されますが、読解力・文章力の向上は定量化できないので改善が難しいですよね。独学勢だと自分で気づき、鍛えることはなおさら難しくなると思います。
 私も独学勢でしたが、以下の方法を通して日本語の扱い方に敏感になり、道半ばではありますが読み手にとってわかりやすい文章を意識して書けるようになってきました。
 さて、具体的な方法ですが以下の通りです!
 ①インプット:作文の技術を学び、単語や助詞の使い方に敏感になる。
 自力で学ぶのは不可能に近いので、関連書籍を読みながら学んでいきましょう。私がインプットにあたり参考になったのは以下の書籍です。
 ・『日本語の作文技術』本多勝一著
  本の概要:小説のような芸術的な文章を書くためではなく、読む側にとってわかりやすい文章を書くための具体的な技術に焦点を当てた本。修飾の順序や句読点のうち方のルールや助詞の使い分け等の作文技術が記載されており、すぐに実践できる内容が非常に多くおすすめです!
 ・『日本語練習帳』大野晋著
  本の概要:人の文章をどう読み取るか、日本語を使って正しく明瞭に表現するにはどのような点に気をつければ良いかを学ぶことができます。タイトルに練習帳とある通り、本の中には日本語に関する問題が250問収録されており、その問題を解くことで自然に読み書きする上での考え方が身についていきます。特に、助詞の「は」と「が」の使い分けについては目から鱗の情報が盛りだくさんです。これまでこうした日本語に関する本を読んだことがない方にぜひおすすめです!

 ②アウトプット:日常業務でインプットした知識を試して習慣化する。
 この時期過去問に手を出すのは勿体無いので、私は業務でアウトプットしていました。まずは業務上のメールをいつも通り書いた後、インプットした内容を思い出して句読点を打ち直したり、修飾の順序を変えたり、適切な助詞を根拠を持って選び修正するということを繰り返しました。初めこそ少し時間がかかりましたが、1日に何度もアウトプットする機会があるので、あっという間に学んだ技術が定着してくると思います!

終わりに

文章力等は書く量を増やすことで自然に身に付くものと思っていましたが、読書をして考え方が大きく変わりました。読み手にとってわかりやすい文章には一定ルールが存在し、それに従って書くことで二次試験の点数や自身の仕事にもプラスになると思います。ぜひこの時期どんな勉強をすれば良いかわからない方は実践してみて頂けますと幸いです!明日はかじしゅんのこの時期何をやっていた?編です。お楽しみに!

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