診断士とは

同友館
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再現答案チーム&企画チームのsilk&fireです。
2次試験まであと一週間。
この時期、色々なことを考えると思います。
私は、去年の今頃は10月末で退社する旨を会社に伝え、正にがけっぷちの状態で本試験に挑みました。
そして、合格前の11月にフリーのコンサルタントとして独立いたしました。
今から考えると、とても恐ろしいく無謀な事を行っていたと正直に思います。
そこで1つ、
中小企業診断士に中小企業が救えるか?
答えはノーと、私自身は考えています。
考えても見てください。
たかだか1年から数年、机上の理論を勉強しただけの我々です。
ほとんどの新しい診断士は、決して経営のプロではありません。
そもそも経営の理論自体、誰かが成功したことに理屈を後付したものというのは、これを読まれている皆様でしたら周知の事実でしょう。
そのような我々の助言に心を動かされる方はどのような社長なのか。
しかも、診断士(コンサル全般にいえますが)に出来るのは助言であって実行ではないこと。
アウトソーシングとコンサルは別物であります。
もし我々に的確な助言が行えたとしても、それを行うのは社長なのです。
実行できるような社長であれば、救う必要もない(業績のよい)会社であることが多いでしょうし、
本当に救わなければならない(その必要性があるかどうかは置いて)会社の社長は結局、実行できない社長なのです。
では、中小企業診断士の資格は無意味か?
それはありません。とても有意味だと思います。
こんなに素晴らしい資格は無いと思っています。
自分に「強み」があるのなら、どんな強みでも引き立ててくれる最高の資格だと思います。
今、何名か、独立診断士の方にも私の仕事を手伝っていただいてます。
皆さん、とっても気さくで自由な方が多いです。いわゆる「診断業務」で食っている方は皆無ですが(笑)、皆様何かのプロです。
何かのプロに診断士の肩書きが付くとき、それは信用となり自信となりお客様がつくのだと考えてます。
そして、診断士の本領はご自身が経営者となるのなら、その絶妙なバランス感覚が発揮されるかと思います。
皆様、今、何をされてますか?
釈迦に説法でしょうが、大切なのはお客様(社長)の考えとビジョンです。私はこう思うではありません。
しかしながらこれだけはお伝えしたい。
あれだけ再三2次試験対策で言われてきたことなのに、はや実務補習で○○べき論を戦わせる班もあると聞きます。
実務補習であっても、お客様が喜ぶ提案をする事が目的でしょう?議論好き診断士達が議論のために議論をする場ではありません。
必要なのは多様性であって、様々な人、お客様の考えや事実を客観的にとらえられるかどうかです。
お客様の考えが何で会社の資源は何で外部環境は何でが大切で、そこにあなたの考えはありません。
あなたの考えや価値観でを表現したいのなら、あなた自身が事業を行えば良いのです。
コンサルの主役はあくまで社長、判断するのは内部と外部の資源と環境。実務も試験も同じです。
仕事と試験の違いは1つ。
試験は何故か(笑)何でも出来るスペシャルゼネラリスト。
仕事ではスペシャリスト。
それだけです。
私が何を伝えたいか?
1つは「診断士というもの」についてつぶやきたかった。(長いですが)
1つは、感の良い方は気づいてますよね。
このブログ、上半分は「診断士(我々)」を『ふぞろい』に。「社長(お客様)」を『皆様』に。読み替えてもう一度読んでください。
読み替えると文脈や単語が微妙におかしいんだけど、って?
森を見てください。2次試験って、そういう試験だと思いますよ。
未だの方はふぞろい3のsilk&fireの再現答案を見てください。
枝葉末節にこだわらず、です。
以上、独立1年目の人事コンサルタントの独り言でした。
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末筆ながら、
この度、コンサルティング会社として事務所を設立することを決意いたしました。
何事も覚悟を決めて挑まなければ、得たい成果は得れないと思う昨今です。
23年度登録の診断士の皆様、是非、お力を貸してください!

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