【事例Ⅰ】各年の最終問題を並べてみた

同友館
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はじめに

皆さん、おはようございます。事例Ⅰ担当、ブログリーダーのがきです。台風もいくつか日本を横切り、一気に涼しくなりましたね!! ここからが正念場です。体調管理には細心の注意を!!

2次試験までいよいよあと1ヵ月。ここからでも本番での得点力はまだまだ付く!!というのが私の体験&考えです。というか、事実まだまだ伸びます。少しでも、スキマ時間に読んで「皆さんのお役に立てる内容」を書きたいと思います。

特に、事例Ⅰに苦手意識があり、

「事例Ⅰ、何を聞かれているのかよく分からんぞ・・・」

と感じている方には一度、覗いてみてください。


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2次試験を受験された皆様、お疲れさまでした!!

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自分の経験:事例Ⅰの得点がブレていた理由

私、がきは2次試験は2回受けています。特に初年度の勉強で、悩みの種の一つであったのが

「事例Ⅰは点数の高低のバラツキが演習(模試)の問題によって大きい」

という事でした。結構いい得点の時もあるのですが、悪い時は30点を割ることもしばしば。

がき
がき
うーん・・・同じ事例Ⅰでなぜこんなに点数が違うんだろう?

いろいろ悩みながら、各年の問題と自分の解答を設問単位で見直していったとき、一つ気づきました。

それは、「最終問題で0点の時が多い(その分がバラつきを産んでいる)」ということでした。

なぜ、最終問題での点数のバラつきが大きいのか?その点をもう少し深堀りしてみました。

事例Ⅰの最終問題(時制の視点)

どの事例でもそうですが、特に事例Ⅰは「時制」が重要で、解答の際は強く意識する必要があります。

以下、スタンダードなA社のストーリー(もちろん例外も多いですが、あくまでザックリ言うと)は

過去のA社」:先代の努力により強みを築き、差別化を図る事に成功

現在のA社」:環境の変化により、強みが活かせなくなる。また組織体が現在の環境に適してない

未来のA社」:未来へのあるべきA社の姿になる為に、(組織面で)何をすべきか

確かな強みはA社内にあるのに、それを活かしきれていない(上手く行っていない)。だから、変わらなければいけない。では、どこをどう変えるべきなのか?これが事例Ⅰの王道パターンです。

あくまでも二次は「試験」だと認識すると、これも当然の話。「強みがない」企業や、「問題なく絶好調」な企業に対しての診断・助言は極端に難しいですからね。

そして、直近の事例Ⅰでは設問構成が順を追うごとに「過去」→「現在」→「未来」となっている流れがほとんど。

つまり最終問題は「未来のA社の施策」を答える問題が多いのです。

そして、「未来の施策」については、「1次試験の知識」を使って答える必要があります。事例Ⅰは(組織・人事)がテーマなので、1次試験からその分野の知識を整理しておく必要があります。

例えば、「サハホイヒ」の切り口などを活用し、基礎的な知識をしっかり持った上で解答する事が重要。
※サ:採用、ハ:配置、ホ:報酬、イ:異動、ヒ:評価の事です、念の為。

1年目の私は、この「サハホイヒ」も知りませんでしたし、知識が不足していました。与件文から「なんとなく引用」する解答を書いていただけだったので、点数がブレていたのです。

各年のA社は抱える悩みは異なるものの、「組織・人事施策」は基本やるべきことは同じです。上記の「サハホイヒ」のいずれかに結局収斂していきます。なので、この基本の項目を文章化できるようにしておくことが必要です。

この点を意識し、盛り込むことを意識することで、「大外し」を回避することが出来ます。
※もちろん、例外もあることはご認識ください。

最終問題の「問われ方」を比較する

あと、もう一つは「設問の題意」です。以下、各年の設問の題意を並べてみました。横に、いわゆる「オウム返し解答の書き出し例」を記してみます。

こうしてみるとよく分かりますよね、「聞かれていることが分かりづらい」という事が(笑)

こうして見ると、直近の2021年は「課題と、その解決策」なので答えやすいです。制限文字数の半分で「課題は、①~、②~」と書き、もう半分で「解決策は、〇〇(施策)を行い、〇〇(効果)を図る」と書けば大外しする事はありません。

一方、2019年の「最大の理由は?」という問いはなかなかハードです。最大?・・という事は複数の理由を書けば、それだけで「聞いていることに答えてない」と判断されるのか?でも理由1個だけ書いて100文字以上を埋めるなんて至難の業だぞ・・・という事で、非常に悩ましい。実際、「ふぞろい」での模範解答や、某予備校の模範解答を見ても、「一文」で制限文字数いっぱいを書ききってました。

特に自分は「題意が一つ」の問題が苦手。さらに言うと「留意」が非常に苦手で、ここの点数が非常に低かったのです。同じような意味合いで、事例Ⅰに苦手意識を持っている人は多いのではないでしょうか?

そして、表を見てください。「留意」という題意は数年周期でやってきます。今年、この問われ方をする可能性は充分あります。皆さん、留意に対して「解答の型」を持っておきましょう。

「留意」に出会ったら

そもそも、「留意」という言葉の本来の意味は、「ある物事をこころにとどめておくこと」(娘の『小学国語辞典』より引用)とあります。

A社がこころにとどめておくべきこと・・・とそのまま受け取ると、何を書いていいか分からなくなりますよね。自分が得点できなかった場合も、ここで「A社は将来こんなことが危惧されるので、〇〇という過ちを犯さないよう、留意すべき」といった内容を書いていることが多かったです。

いろんな答案や自分の経験を踏まえると、「留意」の問題に出くわした場合は、「施策+効果/メリット」を書くのがいいのではないか、というのが私の意見です。

例えば、

「留意点は、〇〇(施策)を行う事で、〇〇(効果/メリット)を出す事。」という型や、

「留意点は、〇〇(効果/メリット)の為に、〇〇(施策)を行う事。」など。ここに、与件文からの引用と一次試験の知識(組織・人事)をはめ込むと、大事故を起こすことなく、ある程度の点数を取ることが出来ると思います。

もし、同じように「留意」に悩まされている方がいらっしゃったら、是非参考にしてみてください。

さいごに

冒頭でも書きましたが試験まであと1ヵ月。是非、自分の進めてきた勉強法を信じて進めていきつつ、この「ふぞろいブログ」の内容で取り入れやすいものがあれば取り入れてみてください!!

次回は常に冷静沈着な男、「もっちゃん」の登場です。

お楽しみに!!

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