心ほぐされた言葉

同友館
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皆さんこんにちは。
言葉で心をほぐします、事例Ⅳ分析チームリーダーのかもともです。

息子氏、そろそろ祝一歳です。元気に生きてくれて何より。

閑話休題。先週、中小企業診断士2次筆記試験の結果が発表されました。
口述試験の受験資格を手にした方、おめでとうございます!
令和3年度の試験日程が終わりに近づき、ふぞろい14の活動も終わりが見えてきました。
ということで、本日はこの1年間ブログの名乗りで使っていた「言葉で心をほぐします」について。
伏線回収ではないですが、これまでに私自身が触れて心が軽くなった言葉、背中押された言葉を紹介します。

 

 

ストレートの肩書きがなくなったら、何でもあり

実は私、大学に長いこと通ってました。途中で専修を変えて(転専修)、3回生~4回生を2回経験しています。
その時の自分が納得するための選択(もちろん親にも了承を得たうえで)だったのですが、
一方で普通ではない選択をしたことに対して若干の不安はありました。
そんな時、姉からこう言われました。

「もう履歴書上はストレートの肩書きじゃなくなったから、これからは何でもありやね」

そうか、何でもありか、と目から鱗が落ちたような気がしました。
ちなみに、森博嗣さんは著書『自分探しと楽しさについて』でこのように書いています。
「道ばかり歩いていると、ついつい、道しか歩けないと思い込んでしまう。道以外も歩けることを、すっかり忘れてしまうのだ」

森博嗣さんの本は後になって読んだのですが、似たような意味の言葉を目にして「普通ではない決断をする」ことに対する迷いはなくなりました。

 

1年なんて誤差や!

実は私、大学に長いこと通ってました(2回目)。就職留年をしてまして。なので上記は訂正で、4回生を3回経験しています。
その時の自分が納得するための選択…(以下略、親には了承を得ました)…若干の不安はありました。
で、知人(目上の方)に「留年することにしました」と報告したところ、即答で返されたのがこの言葉。

「1年なんて誤差や!」

長いこと大学にいましたが実は初めての留年、と少し落ち込んでいたところを救われた言葉でした。

 

「こんなはずじゃなかった」じゃなくて「こんなこともあるのか」

最後は、読んだ通りです。
大学卒業間際の飲み会の場で聞いた言葉です。社会人を目前に控えたタイミングで聞き、
これからの人生で色んなことが起こるだろろうけど、この心構えで受け止めれば良いのだな、と心づもりができました。


3つ紹介しましたが、振り返って、私は「寄り道の肯定」に救いを感じているのだな、と再確認しました。
中小企業診断士試験を振り返っても、1マークに涙を飲んだこともありました(詳しくはこちら)が、
「こんなこともあるのか」と寄り道を楽しんで(転職活動に本気で取り組んで本命に内定)、
翌年無事試験に合格することができました。

寄り道をしている人の方がたくさんの道を知っている」という言葉もありますし(うろ覚えですが)、
時間をかけてでも、たくさんの経験(失敗含む)を重ねていきたいと思いを新たにしました。
ふぞろい14の活動も、寄り道と言えば寄り道ですね。結構長く、深い道でしたが。

明日は、この前振りもあと僅か、事例Ⅳよりくろがお届けします。

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