みなさん、こんにちは。独学・多年度サポーターのたまちゃんです。
今年も残すところあと3日。去年の今ごろはちょうどふぞろい14の答案分析が始まったところで、年の瀬感もお正月感もまったくないままに怒涛の日々を送っていたことを思い出します。
今年受験されたみなさんは、試験結果がまだわからないままに新年を迎えるということで、モヤモヤした気持ちもあるかとは思います。
ですが、合格した暁には本当に忙しくなります!今のうちに英気を養いつつ、家族や自分自身のために時間をたっぷり使っておきましょう。
さて、本日は昨日に続いて、ふぞろいメンバー有志による「本のプレゼント交換」で、みんなが選んだ本を紹介したいと思います。
「診断士が選ぶ、診断士に読んでほしい本」。みなさんが読んだことがある本、または読んでみたい本は入っているでしょうか!?
それではいってみましょう!
おすすめ書籍⑦
⑦「事業計画書」作成講座 手塚貞治(著)
おすすめした理由
誰にあたっても読んでもらえそうだったため。
本著は事業計画書作成にあたってのお作法や事例、テンプレートが掲載されており、誰が読んでも何かしら参考にすることができそう。
ゴリゴリの実用書!確かにこれから事業計画書作成のお手伝いをする機会はたくさんありそうだし、自分自身も診断士としての事業計画をしっかりと策定する必要があるよね!
手塚貞治 日本実業出版社 2018年10月18日頃
おすすめ書籍⑧
⑧「小売の未来」 ダグ・スティーブンス(著) 斎藤栄一郎(訳)
おすすめした理由
コロナの影響を踏まえた小売の今後について書かれており、納得した部分も多かったので推薦しました。
具体的な例示(アメリカの例が多めですが)とともに解説されているため、小売関係以外の人間でも読みやすい。診断士であれば、中小の小売に関わることもあると思うので読んで損はないと思う。
自分はビジネス本って、ついつい「個人」のスキルとかノウハウの本を選んでしまいがちなので、こういう「業界」について、なおかつアフターコロナという最新の時流を踏まえた本も読んでおくといいよね!
特に「リアル店舗」にフォーカスしているので、まさに中小企業支援に役立ちそう!
ダグ・スティーブンス/斎藤栄一郎 プレジデント社 2021年06月14日頃
おすすめ書籍⑨
⑨「経営の行動指針」 土光敏夫(著)
おすすめした理由
日本の経営者の中でもちょっと地味な位置付けになりがちな土光さん。
診断士の勉強をした後に読み返してみるとさらに深みを感じたので、受け取った人にそれを感じて欲しくて。
あんまりこういうの詳しくない自分でも名前を知ってる歴史的経営者のひとりだね!
そういえば経営者の語録集みたいな本ってあまり読んだことがないなぁ、一度手に取ってみます!
土光敏夫/本郷孝信 産業能率大学出版部 1996年03月30日頃
おすすめ書籍⑩
⑩「新版 財務3表一体理解法」 國貞克則(著)
おすすめした理由
中小企業診断士でも意外と財務に苦手意識がある人が多いので。
財務三表から見ると、企業の現在の状況が数字で明確に見えるようになる。
これは自分も読んだことがあるよ!
やっぱり、ただなんとなく「売上が低いですねぇ」とか言うよりも、生の経営数字を使ってアドバイスをしたほうがだんぜん説得力は上がるよね!
1次試験の財務・会計が苦手な人にもおすすめです。
(前編含めて、今回の中で自分が既読だった本はこれだけ…まだまだ読書量が足りないなと実感しました!)
おすすめ書籍⑪⑫⑬
⑪「地下鉄に乗って」 浅田次郎(著)
⑫「おもかげ」 浅田次郎(著)
⑬「コンビニ人間」 村田沙耶香(著)
おすすめした理由⑪⑫
読んだ後、何となく「今の幸せを大事にしよう」と思える浅田次郎の本が好きなので。
関東在住メンバーがほとんどだろうということで、メトロの駅名で親近感が湧くだろうと思って。
昔もこの辺で必死に生きた人達がいたんだろうなあと状況が思い浮かぶのが良い。
おすすめした理由⑬
賛否両論ある作品だけど、診断士の勉強をしている間は芥川賞作品は読んでないだろうと思ったので。
自分はこれをもらいました!豪華3冊セット!
お恥ずかしながら浅田次郎は未読だったので楽しみです。
「コンビニ人間」もいつか読みたいと思っていたので、ナイスタイミング!
最近はビジネス本とか実用書ばっかり読んでいたので、久しぶりに小説の世界にどっぷり浸かりますか!
前編と合わせて全13冊、いかがだったでしょうか。
あくまで飲み会のおまけとして思いつきでやってみたのですが、本を選ぶ段階からあれこれ考えて、本のチョイスからみんなの知られざる一面も垣間見え、交換後も読書を楽しめる、なかなか盛り上がったよい企画でした。
みなさんも、もしこの中に気になる本がありましたら、年末年始は読書三昧などいかがでしょうか!
明日は、ブログリーダーしょーたが、これまでのおすすめ記事で今年1年を振り返ります!
お楽しみに!