こんにちは。今回は毎日の合格ナビゲーターの記事ではなく、セミナーレポートになります。
先日、5/16(土)に『中小企業診断士【ふぞろい春@東京】1次にも役立つ2次対策!』と題し、セミナーを開催しました。午前10時の開始時には雨の降る中、多くの熱心な受験生のみなさんが集まり、ほぼ満席となりました。アンケート結果をみても満足度が非常に高く、多くの学びを得ていただけたようです。
今回は、そのセミナーの様子を振り返りたいと思います。
◆イントロダクション
(キッラーン)
今回の参加者の方には、2次試験を知らない方も多くいらっしゃったので、本題に入る前に以下のような話をさせていただきました。
①1次試験を受ける必要がある人も、今の時期に2次試験に触れることがなぜ有効なのか
②今日のセミナーの学習ポイント(2次試験のコツ)
明確な正解がある1次試験に対して、明確な回答は発表されない2次試験では、「多くの受験生が書いた答えが正解に近い」という考え方があります。これは2次試験合格にはとても重要な考え方で、「ふぞろい」の考え方の根幹にもあるものです。その前提で、
「自分の意見」より「他人の意見」を聞く場としてセミナーを活用してください。
という趣旨の話をさせていただきました。
◆ワークショップ
(ポンポロ、むらっち、イチ、リンフ、ガネパンマン、けいたん、コニタン)
6班に分かれて、平成26年の2次試験から2つの問題を取り上げ、グループ討議をしました。
【事例Ⅰ 第1問】
合格者答案やA答案に多かった与件のキーワードを3つ予測するワークを通して、妥当性の高い解答を話し合いました。
【事例Ⅲ 第2問】
重要なキーワード1つと、その解決策について、各グループで意見交換をしました。
◆事例解説
本の発売前に、本誌に掲載予定のふぞろいの分析結果を一足早く解説させていただきました。
ふぞろい流採点について、理念や分析の考え方について解説しました。180枚以上の再現答案をベースに、「合格者+A」の再現答案に多いキーワードを抽出することで妥当性の高い採点をしている一方で、キーワードだけではなく切り口・因果を考慮している点を説明いたしました。
【事例Ⅲ 第2問】
(みほみほ)
各事例を5STEPで解説。①設問文を確認 ②キーワードを確認 ③切り口で整理 ④切り口毎にキーワード分類 ⑤解答作成
多面的にキーワードを抽出するための3つのポイントも紹介しました。
①設問文の制約条件を必ず確認する
②与件文を丁寧に読み込む(わざわざ表現や繰り返し表現に注意!)
③1次知識を活用する(事例Ⅰでは、助成金や機会と脅威)
事例Ⅰは診断問題なので「読む」を中心に、事例Ⅲは助言問題なので「一次知識をつかってどう助言するか」を中心に解説し、参加していただいた受験生の方からも以下のような感想をいただきました。
・設問要求→キーワード→切り口→因果で多面的に書くという流れが具体的事例で説明されよく判った。
・設問が何を問うているのか正確に理解することが必要だと思いました。
・事例を解く方法が良くわかりました。
・因果関係を考慮した解答作成という点が参考になりました。
・具体的な「ふぞろい」の活用方法の参考になった。
今回のセミナーでは多くの方に満足いただくことができましたが、まだまだ反省点もありますので、この経験を生かして夏以降のセミナーにつなげていきたいと思います。
詳細が決まり次第、ブログ等で案内いたしますので、ぜひぜひ、ご参加ください。
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