みなさん、こんにちは!
息子のLEGOに付き合っているうちに、自分がハマり、最近出費の激しい事務局長のしまちゃんです。
さちから紹介ありました通り、7月・8月・9月連続で実務補習を受けております。
補習が終わり一息ついたと思ったら、すぐに次の補習が始まる生活は中々ハードです。
ただ、バックグラウンドの異なる仲間と、現業ではできない経験を積める実務補習は何ものにも代え難い充実感を得られます!
来週から、いよいよ最後の実務補習が始まります。
ラスト頑張ります!
今日の記事は「2次試験勉強戦略〜事例I-Ⅲ〜」についてです。
まとまった勉強時間を取ることができず、中々勉強が捗らない方必見です!!
ちなみに先に結論をお伝えしちゃいます。
・試験プロセスを分解し、通勤時間(40分程度)にてアウトプット演習を行う
・必要な能力を整理し、自分に必要な能力のみを鍛える
目次
語れることが何もありません汗
というのは1度目の2次試験はほぼ丸腰の状態で望みました。
丸腰というのは昨年の問題に少し目を通した以外、何も手をつけていないということです。
結果はこちら。
トータル181点と箸にも棒にもかからない点数でした、、
そりゃそうですよね。
では、なぜ丸腰で臨んでしまったのか。
・一次試験の直前に無理な量の勉強をしたため燃え尽きてしまった
・2次試験って要は文章読解。高度情報処理で苦労しなかったから、2次試験もいけるっしょ!と考えてしまった
・1次試験の学習はすきま時間が活かせる一方、2次試験の学習はまとまった時間が必要となる
つまり、
2次試験の学習はまとまった時間が必要だけど、1次試験の勉強で疲れたので、
机に長時間座る勉強はやる気が起きない。と思ってるうちに試験間近になってしまった。
ただ、受験せずにチャンスを1回棒に振るのはもったいない。
文章読解は少し自信があるから、丸腰でもいいから受ければワンチャン合格できるかも!
といった感じです苦笑
我ながら酷すぎて絶句です。
すきま時間でも勉強できるようにしたり、そもそもの学習時間を押さえるよう工夫することが重要になりそうです。
まずは、過去問を1回解いて感触を掴んだ上で、試験プロセスを以下のように分解しました。
・与件文・設問文読解(15分)
・骨子作成(30〜35分)
・回答作成(30〜35分)
※()内はおおよその時間配分です。
次に、それぞれの試験プロセスごとに必要な力を整理しました。
与件文・設問文読解 :読解力、マーキング力
骨子作成 :フレームワーク(切り口)、キーワード抽出、一次知識
回答作成 :文章力、制限字数内に収める力(言い換え力・語彙力)
また、試験プロセスごとに必要な力をどのような学習にて習得するかを整理しました。
アウトプット学習:キーワード抽出、読解力、マーキング力、(文章力)、(制限字数内に収める力)
インプット学習 :一次知識、フレームワーク
先程列挙した試験プロセスのうち、
・与件文・設問文読解
・骨子作成
のみに注力することにしました。
そのように決めた理由は以下の通りです。
・骨子作成までが最も得点に直結する
・回答作成力は情報処理試験である程度培っている
・回答作成力は基礎的な能力であり、向上には時間がかかる
中でも1つ目の「骨子作成までが最も得点に直結する」が重要かと思います。
私が生業としているIT業界では上流工程(要件定義・外部設計)がプロジェクト成否の大部分を決めると言われています。
※アジャイル開発が取り立たされている今、主流の考えではないかもしれませんがご容赦を、、
それを診断士試験のプロセスに当てはめると、
上流工程(要件定義・外部設計):与件文・設問文読解、骨子作成
下流工程(内部設計・製造):回答作成
のような感じでしょうか。
つまり、いくら回答作成に必要な文章力や制限字数に収める能力があっても、
回答の方向性が誤っていればゼロ点になるということです。
一方で、回答作成能力がなくても、回答の方向性が合っていれば一定の点数はもらえるということです。
当たり前っちゃ当たり前ですね。
教材として「ふぞろいな合格答案」を利用しました。
勉強法は以下の通りです。
通勤行きの40分:与件文・設問文読解と骨子作成
通勤帰りの40分:骨子を元にふぞろい採点し、キーワード抽出できているか確認
骨子作成は細かく書く方です。
例えば「以前と今でどのような違いがあるか」という設問であれば、
以前は、
理由:◯◯◯◯のため、
結果:◯◯◯◯であった。
一方今は、
理由:◯◯◯◯のため、
結果:◯◯◯◯である。
くらいまで書いていました。
なお、◯◯◯◯部分は骨子では雑に書くに留めたものの、与件文との紐付けが分かるよう印をつけるようにしていました。
また、学習はiPad + Apple pencilを使って、過去問やテキストに直接書き込みしていました。
※iPadを使った学習は以前こーへいが「自炊のすすめ」と題して記事を書いています。ご参考ください!
マーキングについては骨子作成に役立っているかを度々振り返り、やり方を何度か見直しました。
今回は詳細について割愛します。
教材として「2次試験合格者の頭の中にあった全知識」を利用しました。
はじめの頃はすきま時間に読むようにしていましたが、2次試験の得点につながる気がせず、
一度は読むことを辞めた本書ですが、途中でその内容の素晴らしさに気づき、最終的には以下のように活用しました。
・Ⅱ.最重要の切り口
だなどこ(誰に何をどのように)、ターゲット+4Pといったフレームワーク(切り口)がまとめられた章。
骨子作成への活用をイメージしながら目を通しました。
・Ⅲ.項目別パッケージ
採用、報酬などの各論について詳細に解説している章。
読んでも知識止まりにしかならなかったので、過去問で関連する各論に触れた場合は辞書的に活用し、2次試験に活用できる1次知識習得に使いました。
・Ⅴ.知っておきたい考え方のトレンド
◯◯(施策)することは◯◯(課題)に有効などといったTipsを紹介している章。
個人的に最も参考になる章でした!
こちらも「Ⅱ.最重要の切り口」と同様、フレームワークとして活用できるよう、何度か目を通しました。
※私が使用しているのは古い年度のものです。章構成が変わっているかもしれません、、
結果はこちら。
トータル260点とまずまずですが、今回戦略を紹介していない事例Ⅳに助けられてますね泣
ちなみに事例Iはふぞろい採点では79点と高得点でしたが、実際は58点とマイナス-21点でした、、
キーワード抽出はできていたけども、論理的に文章が構成されていなかったのかもしれません。
自分の回答作成力を過信していた結果です。
ただ、大外しはしなかったため、概ね戦略通りに行けたのではと思っております。
また、回答作成力の部分については「ふぞろいな合格答案14」本書にて「キーワード回答の一歩先へ 〜想いよ届け〜」と題した企画にしております。
ぜひご参照いただければと思います。
いかがでしたでしょうか。
繰り返しにはなりますが、
・試験プロセスを分解し、通勤時間(40分程度)にてアウトプット演習を行う
・必要な能力を整理し、自分に必要な能力のみを鍛える
が重要と考えます。
まとまった時間が取れない方も、
自分に必要な能力を理解し、すきま時間に効率よく勉強をして、合格を掴んで頂ければと思います。
みなさまの参考になれば幸いです。
※補足
受験生時代はここまで考えを整理できておりませんでした。
当時、ぼんやりと考えていたことを記事を書くにあたり言語化しております。
明日は、緊急事態宣言延長で九州出張がなくなった最年少メンバーのしょーたがお届けします。
しょーた! よろしくね〜