2次試験対策ロケットスタートの仕方

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ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

予備校×ふぞろい×勉強会のトリプル勉強法でストレート合格、くろです。

(自己紹介はこちら、過去の記事はこちら

 

1次試験まで残り3日となりました。

新型コロナウイルス感染症の感染者数の急増に加えて、先週末に大雨があり、不安な気持ちを抱えている方が多いかもしれません。

試験当日、皆さまが無事に試験会場に行けることを、心より祈念しております。

 

さて、1次試験に合格されたら、2次試験を受けるか、養成課程に進むか、どちらかになると思います。

2次試験を受ける場合は、1次試験が終わってから2次試験まで2ヵ月半しかありません

昨年度はこの期間が3ヵ月半ありましたが、当方が「もしかしたら合格できるかも」と薄ぼんやり手ごたえを感じたのは2次試験前日のことでした。

1次が終わるやいなや2次に向けてフルスロットルで走り出すことがとても大事です!

 

そこで今回は、昨年度の当方が自分なりの勉強方法を見出すまで、1次試験の翌日から1ヶ月間でどんなことをしたか、ご紹介します。

約2,000字ありますので、1次試験が終わってからお目通しいただければ幸いです。

 

前提条件

当方はストレート生のため、1次試験の期間中は1次試験対策に全力投球していました。

1次試験の勉強中に実施した2次試験対策は、2次試験の参考書を買い揃えたのみ。

ゴールデンウィーク頃に予備校から2次試験対策の予習用教材を受け取ったものの、全く目を通していませんでした。

そんなわけで、1次試験の直後は、2次試験の問題すらちゃんと見たことがないという、真っ白な状態でした。

 

1次試験の自己採点

1次試験2日目の翌日、中小企業診断協会から7科目の解答が公表されますので、自己採点しました。

合格基準が昨年どおりでしたら、全科目40点以上かつ7科目合計420点以上で合格です。

自分が合格している可能性が高いと分かったら、本棚の参考書を1次試験対策から2次試験対策に入れ替えました。

 

合格水準と自分の実力との乖離を知る

最初のとっかかりとして、2次試験でどういう問題が出されるのか、試しに前年度の問題を解いてみました。

その結果、ふぞろいを使った自己採点で、事例Ⅰが47点、事例Ⅱが49点、事例Ⅲが22点、事例Ⅳが37点

余裕で不合格というボロボロの結果に固まりつつ、合格水準から大幅に下回った原因を、以下のとおり自己分析しました。

原因1.どのように答案を書けばいいのか分からない

原因2.そもそも80分で解き終わることができない

原因3.自分の書いた答案は他の人から見て読みやすいのかどうか分からない

 

目標を掲げる

どのように勉強すれば、限られた時間で合格水準にたどりつくのだろうか。

5月に予備校から受け取った2次試験対策の予習用教材に目をとおしながら、2次試験対策と題するセミナーを片っ端から申し込みました

(ふぞろいも9月11日に2次試験対策セミナーを開催します!詳しくはこちらをご参照ください)

 

当方が通っていた予備校は、1次試験が終わってから2次試験の対策講座が始まるまで、2週間ほど時間がありました。

その間、主要な受験生支援団体のセミナーにはすべて参加、そこで出会った合格者が個人的に開催してくれたミニセミナーに参加。

1人でも多くの合格者の話を聞くことに注力することで、大半の方に共通している点や、人それぞれ違っている点を探り、2次試験対策の目標を立てました

 

目標

合格水準に達していない原因を解決したうえで、試験当日、合格水準に届きつつも自分が納得できる答案を書けるようにする

 

予備校×ふぞろい×勉強会のトリプル勉強法にたどり着く

自分に合う勉強法を探しているうちに、予備校の2次試験対策講座が始まりました。

参加しまくったセミナーで勉強会の開催情報を得て、勉強会にも参加しはじめました。

 

予備校ではラッキーなことに、その予備校の独特のメソッドに囚われずに教えてくれる先生に教えてもらうことができました。

このことは、特定の団体や特定の個人の考え方に染まることなく、自分に合う勉強法を見つけ出せた一因かもしれません。

 

予備校では、オリジナル問題を80分で解いた直後に解説を受け、先生が採点・コメントをしてくれるという形態でした。

一方、勉強会では、あらかじめ事例や年度を指定された過去問を解いて、参加者で回答を見せ合って意見交換をするという形態でした。

 

そこで、限られた時間で合格水準にたどり着くための、自分なりの戦略を立てました。

 

戦略1.

多年度生が参加している勉強会に参加して、多年度生から「2次試験のお作法」を学ぶ

 

戦略2.

制限時間を無視して過去問を解いて、ふぞろいで採点することで、合格水準と自分の実力との乖離を都度、意識する

 

戦略3.

勉強会で自分の答案を他の人に見てもらうことで、文章の読みやすさを見てもらいつつ、他の受験生の答案から参考になりそうな書き方を学ぶ

 

戦略4.

2および3を踏まえて、予備校から出している過去問の解説と、ふぞろいの解説を読み比べることで、自分なりの理想の答案を考える

 

戦略5.

予備校では80分で問題を解くことで、80分の時間の使い方を試行錯誤しつつ、文章の読みやすさをプロの目で見てもらう

 

目標と照らし合わせると、以下のとおりです。

目標:

合格水準に達していない原因を解決したうえで、試験当日、合格水準に届きつつも自分が納得できる答案を書けるようにする

 

原因1.どのように答案を書けばいいのか分からない⇒戦略1、戦略2,戦略3

原因2.そもそも80分で解き終わることができない⇒戦略5

原因3.自分の書いた答案は他の人から見て読みやすいのかどうか分からない⇒戦略3,戦略5

自分が納得できる答案を書けるようにする⇒戦略4

 

まとめ

振り返ってみると、当方が2次試験に合格できた理由は以下の点にあったように思います。

・1次試験の直後から2次試験対策をフルスロットルで始めたこと

・2次試験について幅広く情報収集をしたこと

・予備校、ふぞろい、勉強会の3つのツールを自分なりにフル活用できたこと

 

1次試験を合格されて2次試験を受ける方はぜひ、1次試験直後から2次対策に向けて全力で舵を切りましょう!

 

ここまでお目通しくださり、ありがとうございました。

明日は、だいきから1次試験にまつわる心休まる記事をお届けします。

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