実務補習15日間コース終了

同友館
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はじめまして。
企画&分析チームメンバーのみっくです。
ふぞろいプロジェクトには今年初めて参加しました。
よろしくお願いします。
さて。本日3/15は、
平成22年2月実施分の実務補習・15日間コースの最終日でした。

そして、打ち上げ真っ最中です。乾杯なう、です。
3社分の実務診断をやらせていただいて
いろいろと印象に残ったことがありました。
まずは、試験と共通することから。
◇基礎知識はやっぱり大事
└知識量が多い、そしてすぐに引き出せることは
 やはり土台になるんだな、と実感しました。
 実務補習では通常、社長へのインタビューは
 初日の2?3時間で行われます。
 事前にストーリーを仮定して質問を準備するのですが
 当然、想定外の答えが来ることもあります。
 そこで質問をする側の土台がしっかりしていると、
 すぐに次にするべき質問が見つけられるのです。
 結果的に診断に必要な情報の聞きもらしが少なくなるので
 作業がスムーズに進みます。
 また、知識量が多い方とは普通に話をしていてもすごく楽しいです。
◇アイディア論はNG
└初めての実務診断ということもあって
 つい自分のカラーを出したくなってしまうものですが
 アイディア論をSWOT分析の段階で延々と語られたりすると
 作業が遅れること必至です。
 戦略フレームをきちんと追ってあるべき姿を共有することが
 5日間という短期間で、かつ
 グループで作業をするためには大事だと思いました。
次に、意外だったこと。
◇「社長の思い」に対する感応度
└やはり、社長に直接お会いして話を聞くと
 「社長の思い」や「社長の意向」の印象が強く
 私も、班の他のメンバーも
 これらを常に意識して議論を進め、報告書も作成していたように思います。
 個人的には、2次試験においても
 与件に「社長の思い」があれば必ずチェックを入れて
 重視するようにしていたのですが…全然足りませんでした。
 想像以上に「社長の気持ち」「従業員の気持ち」が
 方向性を決めるんだなぁとしみじみ思いました。
 
◇時系列に対する意識
└こちらも試験では「やらなければいけない施策」全てを
 網羅的に抽出するイメージの方が強かったのですが
 実務補習では「実行できる施策を提案する」ことを
 より強く意識したため、
 プライオリティの設定をしっかりやりました。
 すぐやるもの、将来的にやるもの、といったイメージで
 時系列への意識が違いました。
最後に、他の班で実務補習を受けた友人の話も参考に
グループで診断をするときの注意を。
◇班のメンバーの年齢や職業を意識しないこと!
└合格同期として、診断士の卵として
 あくまで対等な立場で意見が言える雰囲気がないと
 議論が停滞します。
 また、せっかくの機会なのに、
 担当割が本業頼りになってばかりというのも
 もったいないですよね。
 これは勉強会でも同じことが言えると思います。
◇書式ルールへの意識を高く持つこと!
└担当を決めてバラバラに作業を進めるため、
 最初に書式や表記ゆれに対するルールを決めました。
 が。
 ITスキルのバラつきや文体への意識の差から
 なかなかそれが守られず、報告書の中身の作成よりも
 体裁を整える方に時間がかかったような印象すらありました…
 各自の意識の持ちようでこのプロセスは短縮可能だし
 他のメンバーにも迷惑をかけることになるので
 気をつけたいところです。
以上、実務補習を受ける際の、
さらには受験の参考になれば幸いです。
ふぞろい用原稿の執筆や分析と時期が重なり、
MTG時に「顔がすごい疲れてますねw」なんて言われたりもしましたが
こうして無事に登録申請を済ませると
やっぱり達成感や充実感が湧いてきます。
次はふぞろいの原稿を完成させることに注力して
同じように達成感を味わいたいと思います!
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