こんにちは。ハンマーです。
たびたびの登場で、すみません。
10/4に書いた記事「与件文と設問のキャッチ(その2)」について頂戴したコメントにお答えします。(beyondさん、リョウさん、ありがとうございました)
<beyondさんのご要望>
シンプルメソッドは、もっと知りたいです。
教えてください。
<ご回答>
リクエストありがとうございます。(^▽^)
それでは、シンプルメソッドをもう一つご紹介しましょう。
「頭の中をシンプルに整理してくれるキーワード」です。
与件文を読みながら、「何が言いたいのか、事例のテーマが
良くわからないな・・・」と感じた時はありませんか?
頭がうまく働かない時、考えても考えても、思考が
ぐるぐるまわってしまうことがあります。
そんな時は、「シンプルに考える」ために、
以下のキーワードを使って、自分で自分に問いかける
ことをオススメします。
「経営課題を一言で言うと?」
「要するに、○○が悪いってこと?」
この問いかけというのがミソです。
人間の脳は、正しい問いかけには正しい答えを返すと
言われています。また、一つの質問には一つの答えしか
返ってこないことを利用して、あれこれ考えるのを防ぎます。
一度試してみてください。与件文のエッセンスや
重要キーワードが、今までよりも簡単にキャッチ
できるはずです。
もし、うまくいかない場合は、何度もフィルターを
かけて、エッセンスを抽出するという方法もあります。
「この与件文で最も重要な段落は?」
↓
「この段落で最も重要な文章は?」
↓
「この文章で最も重要なキーワードは?」
与件文には何かしら問題をかかえた企業が登場します。
企業の問題点や経営課題を見つけることができれば、
改善策はその裏返しです。
それでは、次のご質問にお答えします。
<リョウさんのご質問>
この時期の勉強法なのですが、
(1)新たな事例に取り組む
(2)過去問、演習などで一度解いた事例に再度取り組む
のどちらが良いと思いますか?
<ご回答>
事例への取り組み方は、人それぞれですので、
私ハンマーの考えを書かせていただきます。
私は、直前期は、新しい事例と一度解いた事例の両方に
取り組むのが良いと思っています。
リョウさんが心配されているとおり、同じ事例を繰り返し
ていると、答えをおぼえてしまう弊害があります。
試験当日は新しい事例が出ますので、直前期は初見の事例でも
6割が確保できるか、実力をチェックしておくと安心です。
(新しい事例は市販の問題集を購入するのも手です)
私の場合、一度解いた事例は、2週間ほどたって、少し
記憶が薄れてから2回目にチャレンジしました。
答えを鮮明に覚えていたら、意味ないですからね。
また、2回目は時間を10?20分間短縮して自分に
プレッシャーをかけていました。
2回目の事例は、1回目と同じミスをしていないか
チェックしたり、自分の成長を実感したりという使い方
ができるので、良問なら復習したほうが良いと思います。
私の場合、新鮮味が薄れるので、事例を解くのは2回転
までにとどめましたが、過去問だけは、穴のあくほど
読み込みました。
事例を解く時に重要なことは自分のミスを明らかにし、
二度と同じミスをしないように手順を改善する
(PDCAサイクルをまわす)ことです。
答え合わせの際には、「答えが模範解答に近いかどうか」
ではなく、「自分の手順のどこに問題があったのか」
プロセス面の失点の原因や改善策を記録するのをオススメ
します。
「事例をたくさん解いた」とか「何回転まわした」とか
は重要ではなく、毎回本番だと思って、丁寧に取り
組むことが大切だと思います。
以上、思いつくままに書きましたが、参考になりましたか?
また、ご不明な点などがあれば、コメント欄に書いてくださいね。
頑張ってください!
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