こんにちは。独りで頑張るあなたの心、整えます。独学サポーターのタニッチです。
2日間にわたる1次試験お疲れ様です。自己採点は終わりましたか?
この記事をご覧の方には、2次試験の勉強を開始される方も多いかと思います。
※私は試験後、自己採点して何とか突破できたと感じたため、ようやく2次試験の情報収集を始めていました…(どんな計画を立てたのかは過去に書いています。よろしければどうぞ。「巨人の肩に乗ろう。苦手事例を克服した2次試験の勉強方法①(再現答案付)」)
本日は、昨年の自分に助言するとしたら、どんな計画を立てるかまとめてみました。
目次
自分の属性を参考に、今回の記事が役に立ちそうな方を分析します。
強み
・独学耐性がある(極力お金をかけずに勉強したい)
弱み
・2次試験を一度も解いていない、情報が皆無
・受験コミュニティに属しておらず、情報が皆無
機会
・平日に比較的勉強時間が確保できている
・KindleUnlimitedで比較的まとまった書籍が出ている
脅威
・会社に受験を公言してないので週に数回飲み会やイベントに参加
・月に1~2回は家族サービスで外出することは必要
【方針】過去問演習を中心に据え、KindleUnlimitedを活用して無料の教材を使い、知識・ノウハウ系の教材は使わず、独学で隙間時間や平日の朝の時間を活用して合格レベルに持っていく。セミナーや模試はペースづくりのため一回で良いので受けてみる。自分のペースで進められない勉強会は遠慮しておく。
昨年は現代文の参考書や知識系の参考書も買っていましたが、効果が大きいとは言えないため、下記4種に教材を絞ります。
①「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策: 中小企業診断士2次試験対策
②「まとめシート」流! 解法実況(事例Ⅰ~Ⅲ) 令和元年度編: 中小企業診断士2次試験 「まとめシート」流! 解法実況シリーズ
※令和元年度~平成24年度の8か年分あります
③ふぞろいな合格答案5年分:ふぞろいな合格答案 (エピソード13;2020年版)、中小企業診断士2次試験 ふぞろいな答案分析 5: ふぞろいな合格答案 総集編、中小企業診断士2次試験 ふぞろいな答案分析 4
※6年分以上取り組みたい場合、総集編4ではなく10年データブックをご購入ください
④2018年改訂版 30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集
過去問や解答用紙は予備校のWEBサイトからダウンロードします。
①②の素晴らしさは以前の記事で書いています。春セミナーの相談会でもお勧めしました。
③は手前味噌ですが、是非手に取ってみてください。
④は30日で1周できるという手軽さと網羅性でちょうどよいかと。
Step1:教材をそろえ、ブログや書籍で情報収集します。④は届いた日から毎日解きます。
Step2:とりあえず①を読んで、計画を立てることから始めます。④は毎日解きます。
Step3:試験までのマイルストーンとして、各種支援団体の開催するセミナーや各予備校の模試を入れ、学習の目安とします。何があろうと④は毎日解きます。
具体的には、
7月末のセミナーまでに過去問を3~5年分解き、③ふぞろいシリーズで採点。各年度ごとに①②を読み込み解答プロセス(設問解釈→マーキングやメモの方法)を試してみる。
過去問2周目以降は、事例ごとの特徴を掴むため、1週ごとに解く事例を固定し、平日に1年分ずつ計5年解き、休日にまとめて復習します・・・8月1週目=事例Ⅰ、2週目事例Ⅱ、…等
※8月はイベントも多いので余裕をもって計画を立てます。
8月末の模試までに5年分を2周解いて、解答プロセスを固める。解答プロセスの確立が目的なので、40分で骨子作成のみというような取り組み方でもOKとする。
9月は模試の手ごたえと結果を見て勉強法を継続するか変更するか判断する。仮にできてなくても落ち込む必要ありません。9月中に骨子作成だけでなく答案作成まで80分収めるように5年分3周目を終わらせます。
余力があれば10月に6年分以上に取り組みます。
リレーブログを執筆する立場で書くのも、立つ瀬がないのですが、受験生時代の昨年は一切ブログを読んでいませんでした。理由は、①計画を立てた後に情報を入れすぎると方針がぶれる、②ブログ記事は玉石混交と考え、まとめ記事か書籍の形にまとまったもので優良記事を効率的に読みたかった、③単純にブログの存在を知らなかった…ためです。
まずお勧めしたいのは、『中小企業診断士試験 一発合格: 独学では辿り着けない、予備校では教えてくれない、診断士試験の真実とノウハウ』です。
学習計画の途中で困ったことがあると、本書をひも解き、自分のやり方の方向性は間違っていないと自信をもらっていました。
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明日は、書籍の再現答案にも登場したおはこの番です。