勉強会は一人でもできる!?

同友館
doyukan_logo

みなさんこんにちは、自信のないあなたを応援したい、事例Ⅰ担当のはるかです。

私は受験生時代、サイゼリヤでふぞろいメンバーのマリ含む勉強仲間たちと、毎週4事例の勉強会をしていました。私の場合は幸運にも優秀な仲間と環境に恵まれたので勉強会に参加することができましたが、残念ながら今はオフラインでの勉強会の開催自体難しい状態です。なので今日は、それに代わる一人での復習方法をお伝えしたいと思います。正しい復習方法さえ習得することができれば、勉強会と同じ効果を生み出すことは十分に可能だと思います。それではいってみましょう!

そもそも、勉強会って何がいいの?

①自分の間違いに気づくことができる。

自分の間違いに気づくというのは簡単なようで難しいことです。答えの公表されない2次試験においては尚更で、だいたいの方向性は同じだし…とか、もう少し時間があればこの論点にも気づけたはずだ…とか、なんだかんだ言い訳をつけて○にしていませんか?本当にその模範解答とあなたの解答にある差は、誤差の範囲ですか?間違いに気づかなければもちろん修正はできないので正しいジャッジが必要となります。

②自分とは違うアプローチの仕方を習得できる。

答えは同じでも違うアプローチがあると以前のブログでも書きましたが(過去記事はコチラ)解き方を1つしか知らないのと2つの側面から考えることができるのとでは安定感が全然違います。本番では何が起こるかわかりませんし、出題者は思いもよらない問題で受験生の心を揺さぶってきます。初めて見る言葉が出てきて頭が真っ白でいつもは書けていた論点が書けなかった、なんてこともあると思います。1次試験ならせいぜい4点の失点ですが、2次試験はそうはいきません。こういった時のためにも、引き出しをいくつか用意しておくことを強くおススメします。

じゃあ、勉強会に参加すれば点数は伸びるの?

残念ながらそうではありません。「勉強会に参加してもなかなか成果が出ないんです。」という声をたまに耳にします。一言に勉強会と言っても色々なやり方があると思いますが、どうすれば点数に直結する勉強会にすることができるのでしょうか。

私が最初に参加した勉強会は、ふぞろいや予備校の模範解答を一切見ずに行う発散型の勉強会でした。意図しているかどうかは別として、答えがわからないので思いのたけを思いのまま討論していました。こうなると話し手の力量にも左右されるので、プレゼン力の高い人の言うことの方が正しく聞こえたりもします(初学者同士なら特に)。「どれだけ優れた企画を提案できるか」ならこれでもいいのかもしれませんが、私たちのゴールは「どれだけ出題者の想定する解答に近づくことができるか」なので、これではなかなか点数はのびませんでした。

勉強会に参加するからには、自分の間違いに気づきどうすれば同じ間違いを繰り返さないのかどんなプロセスを踏めば正解にたどり着くのか、というところまで習得できないと意味がないのです。それには、ある程度の正解を軸にそこにたどり着くプロセスを討論するという収束型の勉強会が最も効果的だと思います。何も「唸るような優れた解答」は書かなくてもいいのです。「まあ、そうだよね。」くらいの解答を構成するプロセスをしっかり身に付けることの方がよっぽど大事なのです。なので、どうしても相手の解答が納得できない時は解答自体にはこだわらず、相手のプロセスを理解し習得することに集中しましょう。

勉強会に参加するのが難しい時はどうすればいいの?

まとめると、①自分の間違いに気づき修正し②正解にたどり着く解答プロセスを身につけて③様々なアプローチを吸収することで合格レベルの解答が安定して書けるようになります。

では、このような勉強会での効果を得るためには、どのように復習すればよいのでしょうか。

予備校に通われている方は、その予備校の素晴らしく美しい模範解答をお持ちかもしれませんが、

上記の内容を網羅するには、予備校の優れた模範解答ではなく、合格者の多くが書いた解答の方向性や多くの人の解答プロセスを知ることが必要なのです。と……いうことで、

ふぞろいを使ってみる

「ふぞろいな合格答案」では、大勢の合格者やA評価だった答案に多く書かれたキーワードをランキング形式で掲載しています。従って、このランキングの上位に入っているキーワードを解答要素に含んでいなければ、なんらかの間違いがあるということに気づけます。そして、それに至る解答プロセスを会話形式で読み解いています。300弱の再現答案と向き合ったふぞろいメンバーが、陥りやすい間違いなどを詳しく説明しているので、痒い所に手が届く解説になっていること間違いなしです。最後に、「合格者による再現答案と80分間ドキュメント」では、試験当日の合格者のリアルな解答の導き方を掲載しています。限られた時間の中でどのようにして合格レベルの解答に至ったのか、さまざまな解答アプローチが学べます。他にも魅力はたくさんあるのですが………宣伝はこのくらいにしておきます。要するに、一人でも、勉強会ができなくても、やり方次第でしっかり復習できるようになっています。ふぞろいシリーズなら持っているという方も少なからずおられると思いますが、解答ランキングしか見ていないという声もちらほら耳にします。なんと、勿体ない……!勉強会で得られるメリットを是非、ふぞろいから吸収してください!

「ふぞろいのおすすめの使い方」については、たかしが詳しく書いているので《こちら》も是非ご覧ください★

いかがでしたでしょうか。正しい方向に努力を注げるように、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

明日は、いけぽんの癒しブログです!ムラムラ人間のいけぽんをやる気にさせた言葉とは!?お楽しみに★

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする