もう無理だ!と思った時に思い出したい言葉集①

同友館
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こんにちは、コロナの影響が残りつつも、新状態へと徐々に移りゆく今日この頃、いかが勉強していらっしゃいますでしょうか。

やる気にムラがある、ムラムラ人間のいけぽんです。

今日もストイック受験生ではなく、

モチベーションの維持に難ありの私達のためのお話です。

私達は、暑いだけでも勉強のやる気が落ちてしまう人間です。

1次試験まで残り1ヶ月、「あ~、もう無理だ~」とペンを投げ飛ばしたいあなた!

ペンを投げるほどの元気もなく、そっとペンを置いてしまいたいあなた!

今回はムラムラ人間のいけぽんを救ってきた、珠玉の言葉をお送りいたします。

 

「為せば成る」

為せば成る」、皆さん聞いたことがあると思います。やったら出来る、何でもやってみなさい、的な意味だと理解しています。私も高校受験の時に「為せば成る」という言葉を知り、「なんて力強い言葉なんだ!」と勇気をもらったことを覚えています。「為せば成る」という言葉から勇気をもらった私は、その後も勉強を続け模試でC判定(合格確率低め)だった高校に受かってしまいました(結局行きませんでしたが)。今思うと、「為せば成る」だけで頑張れたのは、私が若かったためだと思います。30代の大人のいけぽんに「為せば成る!」なんて言っても、「は?根性論?」潜在意識がバカにしてくることでしょう。

「為せば成る」の続き

しかし、大人になったいけぽんは、「為せば成る」という言葉に続きがあることを知ります。「為せば成る」の全文は、

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」

(やったら出来るのにね。出来ないのは、やらないからだよね。いけぽんの解釈)

江戸時代後期、米沢藩主の上杉鷹山が家臣にという歌を教訓として詠み与えたという歌とのこと。素晴らしい歌ですが、天邪鬼のいけぽんは「うるせ~、出来ないからやらないんだよ!」潜在意識が思ってしまいました。

「為せば成る」の元ネタ

腐りかけていたいけぽん は、幸運なことにこの歌は武田信玄の歌のインスパイア系であることを知りました。

その元ネタが、

「為せば成る、為さねば成らぬ。成る業を成らぬと捨つる人の儚さ

(やったら出来るのにね。出来ない言い訳ばっかりして、諦めてやらないとか残念な人生だね。でも、多くの人の人生そんなものなのかもね。諦めて終わる人生で本当にいいのかな? いけぽんの解釈)という歌です。

いけぽんはこの歌に胸をズキューンと撃ち抜かれました。なぜなら、「成すためではなく、出来ない言い訳を探すために頭を働かせていることがある」ことを見事に見抜かれた気がしたからです。しかも、「やったら出来る!がんばれ!」的な押しつけ感がなく、一歩引いて受取手に客観的に情景を思い描かせることで自分事として考えさせる工夫を感じます。なるほど、自分が大成しない理由は、「諦める理由を探すこと」かもしれないと思いました。これでは充実した人生を送ることはできませんね。

為せば成る、為さねば成らぬ。成る業を成らぬと捨つる人の儚さ(by 武田信玄)

この言葉が、試験勉強を諦めかけていた人を一次試験、いや、試験合格まで後押しできれば嬉しく思います。

ではでは、明日はみずのによるふぞろい発売企画だよ。

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