取捨選択の重要性

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こんにちは、まつあに@企画チームです。
8/8?9の診断士1次試験まで、残すところ2週間強となりました。
最近Amazonのランキングで1次試験の問題集類が上位を占めているのを見て、「焦って新しい教材に手を出している人が多いのかな?」と感じています。
この時期、特に苦手科目を抱えていたり、模試結果が思わしくなかったりした方は、プレッシャーを強く感じておられるかと想像します。
そのような場合、焦って新しい教材に手を出し、それがこなせないまま本番の日を迎えるというのが、一番よくないパターンです。
いま一度、使える時間とその中でやることを、冷静に整理してみましょう。
1次試験の合格基準は、「総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないこと」でしたね。
経験上、1次試験の問題は、年度と科目によってバラつきはあるものの、概ね次のような難易度分布だと思います。

・基本レベル(これさえできれば脚切りは免れる)→4割
・応用レベル(基本+これが半分程度できれば6割以上取れる)→4割
・発展レベル(解けなくても合否に影響がない)→2割

まずは、各予備校の模試や過去問教材から、自分の現状と目標点から見てやるべきでない問題を外しましょう。
(模試の場合、正解率が1つの指標になります。)
例えば6割目標なら、発展レベルは全部捨てる、応用レベルはパッと見で理解でき、押さえ直せば得点できそうならやる、そうでなければ捨てる、といった具合です。
そのうえで、やると決めた部分については、以下のように徹底的な対策をしましょう。

・不正解の選択肢まで丁寧に潰し、正解・不正解の分岐点を確認する。
・重要な図表等は何度も見て、目の奥に焼き付ける。
・重要事項を口で説明してみる。(他人相手がベターだが1人でも可)
・書いて覚える。
・語呂合わせで覚える。

的確な分析を行い、限りある資源を有効に活用して、機会をモノにしていく。
このことは、診断実務だけでなく、試験準備についても当てはまると思います。
皆さんの1次試験突破を、心からお祈りしています!

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