誰でもできる!2次試験勉強法①:事例Ⅰ(ファイナルペーパーつき)

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1人でこっそり勉強するあなたを応援したい!事務局&事例Ⅱ分析チームのたかしです

このふぞろいブログも多くの方にご覧いただいているようで、メンバーのモチベーションにつながっています。ありがとうございます!

私のブログは、前回に引き続き2次試験の勉強法を書いていきます。前回は教材編でしたが、今回は事例Ⅰについてです。

中身に入る前にさっそく言い訳ですが、決して飾らず、等身大の独学者の姿をお見せするようにしています。ですので、つっこみどころもあると思います。ぜひ「使える部分だけ参考にしよう」というスタンスでご覧ください。

情報収集はほどほどに、まずは過去問演習

どの事例でも共通ですが、どんな試験なのかを知らないことには始まりません。インターネットや参考書でさくっと情報収集したら、まずは解いてみましょう。

2~3年分解けば十分だと思います。1年分解くだけで心が折れた場合でも、我慢して数年分はやってみましょう。

やってみると、多くの人は、絶望的にできないと思います笑(少なくとも私はそうでした…)

「時間全然足りない」「何書けばいいか分からない」「書きたいことを文字数に収めるのも難しい」このあたりの危機感を持つことがスタートです。

自分なりの「考え方の枠組み」をつくる

私の場合、過去問を解いてその難しさを実感したことで
「1次試験の知識を再編成しないと太刀打ちできない」
「解答の土台にある枠組みがないと厳しい」と切実に思うようになりました。
同じように思う方も多いのでないでしょうか?

そこで、次は自分なりの「考え方の枠組み」をつくってみましょう。
観点が不足していても構いませんし、不完全で大丈夫です。
まずは枠組みをつくって、それをベースとして肉付けしていけば、試験までにはそれなりの枠組みができあがります。

数年分過去問を解いた感覚や、ふぞろい、手持ちの参考書、インターネットでの情報収集をもとに、「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤しながらつくりましょう。

1次試験後に初めて2次試験の勉強に取り組んだ私が、8月上旬に(半分泣きそうになりながら)つくった枠組みがこちらです。

つっこみどころは大いにありますが笑、最初はだいたいこんなレベルでしょう。(これでも必死につくった記憶があります。。。)

枠組みを意識して過去問を解く

枠組みができたので、今度はこれを土台として過去問を解いていきます。
できれば何も見ないのが好ましいですが、枠組みを見ながらでもOKです。

過去問演習をすると「枠組みのおかげで解けた!」となる問題もありますが、ほとんどの場合「え、この観点知らない」「こんなことまで考えないといけないの」「与件文の読み取りができていない」と落ち込むと思います。

枠組みが不完全なのは当然で、その補正は次の段階で行うので大丈夫です。
この段階では、「枠組みが不完全」「与件文をしっかり読むことが重要」という認識をもつことと、与件文への線の引き方(自分がやりやすい方法)や時間配分を試行錯誤することが重要です。

過去問演習の復習を通じて「考え方の枠組み」を補完していく


過去問を解けば解くほど、与件文の読み方・線の引き方(過不足なく線を引く、自分に合った色や線の種類など)については少しずつ慣れてくると思います。

ただ、過去問を解いて答え合わせをするだけでは、枠組みをアップデートするのは難しいでしょう。

そこで、過去問を解いたあとは、主にふぞろいを使って「この問題は何が問われていたのか」「どんな視点・要素を盛り込むべきだったのか」を整理します。

これを行うことで、ただ解くだけではなく「過去問の具体的な解答」を集めて「枠組み(パターン)」にしていきます。

私が実際にやっていた例は以下の通りです。

この復習&パターン化により、枠組みに不足している視点、与件文で読み飛ばしてしまっていた箇所が明らかになり、自分に足りない箇所を認識することができます。

過去問演習&過去問演習

基本的な勉強方法は上記の通りです。あとは過去問演習を繰り返しながら、この勉強法を忠実にまわしていきます。

そうすれば、枠組みも少しずつ補完され、解ける問題が増えてくるでしょう。

私は、H30~26年の問題は3周、H25~H21は2周しました。そのたびに復習し、考え方の枠組みを補完していきました。

最終的にできあがった自分なりの「考え方の枠組み」(=ファイナルペーパー)がこちらです。

前回ご紹介した「ふぞろい」や「全知識」を有効活用しながら、独学者が2カ月勉強したリアルな姿です笑

私の場合は、この枠組みと、過去問演習で培った「与件文や設問文を読むスキル」をベースに2次試験に挑み、なんとか合格することができました。
「なんか普通」という感想を持たれる方もいらっしゃるでしょうが笑
限られた時間で自分の型を身に着け、本番での再現性を高める上では有効なひとつの勉強法だと思います。

以上、「枠組みができるまで」を中心に事例Ⅰの勉強法をご紹介しました。
基本は似た形式になりますが、次回は事例Ⅱの勉強法をご紹介予定です。

さて、明日はRYO@福岡です。前回は再現答案を公開してくれましたが、今回はどんな話題を提供してくれるでしょうか?お楽しみに!

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