どうも!若手合格ナビゲーターのだいちです。
これまでずうっと私の失敗談やら体験談中心に話をしてきまして、今回は元々私の2次試験の勉強エピソードをお話するつもりでいましたが、ちょっと横道それてテイストを変えていこうかなと思います。
ところで、皆さんは勉強のモチベーションはうまく保てていますでしょうか。
自宅にいることも多く、ついつい別のことに興味が移ってしまって勉強にあんまり集中できない。そんなこともあるかと思います。
勉強する時間を確保して、しっかりその中で知識を習得したい。
そのような思いを持たれている受験生の方の沢山いらっしゃるのではないかと思ったため、今回は勉強のモチベーションを高めるための適切な目標設定の方法についてお話したいと思います。
同じモチベーションのカテゴリでは、Yumaが「長期的に挫けないモチベーションの作り方」のタイトルでブログを書いてくれてます。
本稿と合わせて参考にしてみてください!
目次
さて、診断士試験を目指されるにあたって目標設定はどのようにしていますでしょうか。
当然ゴールは診断士試験に合格することですので、ここは皆さん一致していると思います。
問題は、勉強に取り組むにあたって日々の目標設定をどうしているかです。
このように目標設定し勉強を始める方も多いと思います。ですが、このような経験はないでしょうか?
「なんとなく疲れたから今日はいいや」
「仕事が忙しかったから明日にまわそう」
このようにずるずると勉強を先延ばしにして、いよいよ試験直前になったときに、
「このままではまずい。勉強しないと」
と急にエンジンのギアが入り徹夜で勉強を始めるという具合です。
では、この目標設定の何が問題だったのでしょうか。
結論から言うと、目標の内容が曖昧だからです。
え?どういうこと?と思われた方もいらっしゃると思います。
これから詳しく説明していきます。
例として「毎日100分勉強する」と目標設定したとしましょう。
「100分」というと一見具体的のように思われます。
ですが、この目標設定にはいくつか欠陥があります。
このように、「毎日100分勉強する」という目標設定においても具体化できる余地がかなりあります。
人間は抽象的な目標に対しては非常に楽観的になるため「まあ、なんとかなるだろう」と感じて先延ばしにしてしまうのです。
それでは、目標を具体化させ皆さんが確実に勉強するために、今すぐに使えるメソッドをお伝えしようと思います。
これから紹介するメソッド「if-thenプランニング」は、コロンビア大学のハイディ・グラント・ハルバーソン著『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』を参照しています。
詳しく知りたい方は是非著書を購入されるといいと思います。100ページほどで非常に読みやすくおすすめです!
参考文献のURLはこちら
この「if-thenプランニング」は、一言で申し上げると、皆さんの行動をエクセルのif構文のごとく「もし~だったら、~する」と規定することです。
わかりやすく運動に例えると、こんな感じになります。
いかがでしょうか。こんなシンプルな計画で果たしてうまくいくのか疑問に思った方もいるかもしれません。
著書の研究では「運動を習慣化したい」という目標を持つ被験者に対して、下記のグループ分けを行いました。
数週間後、Aグループ(if-thenプランニング実践したグループ)の91%が運動を習慣化することに成功することが出来たのに対し、Bグループ(普通に目標設定したグループ)の成功率は31%にとどまりました。
このように、if-thenプランニングを実践することで、目標を飛躍的に達成しやすくなることがわかります。
例として、if-thenプランニングを勉強に活用すると、こんな感じになるのではないでしょうか
日々の勉強においても、是非このメソッドを活用してみるといいのではないでしょうか。
さて、明日みんなのお待ちかね、ハイスペック合格ナビゲーターたかしから「誰でもできる!2次試験勉強法①:事例Ⅰ」というありがたいお話を聞かせてもらえる予定です!なんと、ファイナルペーパー付きという超プレミアム記事です!
お楽しみに!