こんにちは! 勉強は自分に合ったやり方で!多年度合格ナビゲーターのまっつです。
今回は、 私が合格年度に実践していた2次試験の学習方法をお伝えします。
私は以下の通り、2次試験の学習スタイルを時期に応じて2つに分けていました。
今回は、時期的なことも踏まえて【1次試験前までの学習スタイル】に絞ってお伝えしていきます。
お伝えする対象となる方は、
【1次試験の直前期まで2次試験の学習時間が取れる受験生】
になります。
※ 直前期とは→1次試験の1カ月前くらいからのことを指しています。
【2次試験の学習経験がないストレート受験生】の方は、さらっとご一読いただき、2次試験の学習ってこんなことをやるんだなー。と頭の片隅に置いといてくださいね。
実際、1次試験が終わったら必要なことです! その時期が来たらまたご紹介します。
そう言えば、1次試験の学習方法はたかしが紹介してくれてます。→記事はこちら
私もこのやり方に近い学習方法でした。本当におススメですよ!
では、いきますよ!
目次
ざっくり概要を説明すると以下の通りになります。
こんな感じですね。これを事例Ⅰ~Ⅲの各年度の過去問を利用して取り組みます。
この中には「勉強会」で取り組むこともあります。勉強会については、マリがわかりやすく説明してくれています。→記事はこちら
参加している勉強会によって 多少の違いはありますが、 一般的には、私がここで書いているようなことを取り組んでいる勉強会は多いと思います。
これを機に、勉強会に参加している方は、自分の学習へのさらなる活用方法を考え、まだの方は、思い切って参加してみてはどうでしょうか?
それでは具体的にどんな感じで取り組んでいたのかを説明していきます。
個人学習での取り組みです。
最終的には解答は80分で書く必要があるので、できれば80分間で解き切り、感触を掴んだ方が良いです。
ですが、できなければ仕方がありません。雑に解いた状態で、次のフェーズに進むよりは、時間を超えても解いた方が良いです。
その際は、「どのプロセスに何分くらいかかっているのか?」をメモしておきましょう。
そして、「他の受験生はどうなのか?」という情報を入手して比較してみましょう。
他の人が出来ていて、自分が出来ていないことは明らかに弱みです。
改善する必要があります。
勉強会での取り組みです。
勉強会の参加者みんなで、「設問解釈をどのようにやったのか?」「与件文と設問を紐づけた根拠は何か?」「問われている一次知識は何か?」など、その解答に至ったプロセスを議論し、プロセス自体がズレていないか認識合わせをします。
可能ならば、この学習には、2次試験合格者・もしくは合格に近いレベルの受験生がいることが望ましいです。こういった方から得られるものは非常に多いです。
学習経験が浅い受験生は、尻込みするかもしれませんが、学習経験が豊富な方は、
自身のプロセスを説明する事によって、知識が腹落ちし、レベルアップが図れる
というメリットを理解して参加しています。常に人に頼るようでは問題ですが、勇気をもって飛び込んでみましょう!
おすすめは、受験生支援団体のセミナーや勉強会です。色々な方がいて、刺激を受けますし、モチベーション維持もできます!
個人学習での取り組みです。
目的は「どんな解答を書くとA評価になるのか?」だけではなく、「どんな解答を書くとA評価にならないのか?」を知るためです。
このフェーズは、目的意識をしっかり持たないと、時間のムダになります。
気を付けましょう。
ここでは
「解答根拠が与件企業の状況を踏まえているのか?」
「設問の制約条件を守っているか?」
「伝わる文章なのか?」
などを中心にA答案との違いをチェックしていきましょう。
ありがちな「この論点は第○○問の解答だ」という見方は、個人的にはあまり意味がないことだと思っています。
本当の解答は誰にも分りません。こういった観点ではない、A答案との違いを探すことに注力しましょう。
個人学習での取り組みです。
A答案は受験生にとって目指すべき解答そのものです。
その中で、自身の解答プロセスと親和性の高い解答を探してみてください。
文章を書くのが苦手だった私は、このフェーズは読むだけではなく、書き写していました。
特に、秀逸なセンテンスは繰り返し書き、自分の中に浸透させました。
個人学習での取り組みです。
このフェーズで、ベスト答案を作成してみましょう。
私はこの学習では、
「設問で問われたことに答えているか?」
「切り口が多面的になっているか?」
「因果関係が与件文や1次知識に基づいているか?」
を強く意識して取り組みました。
この際には、80分間で書き上げられる解答なのか? の視点を忘れないことが大事です。
誰もが唸るような素敵な文章である必要はありません。
ですが、次回の2次試験では、A答案レベルの解答をしなければ合格できないことも忘れてはいけません。
採点してくれる方には伝わるように書くことを、心がけましょう。
勉強会での取り組みです。(レビューという形でも良いかもしれません)
このフェーズも他人の目が必要です。
理由は
「ひとりよがりな自己満足的な解答になっていないか?」
「自分の言いたいことが、他人に伝わるのか?」
をチェックするからです。
勉強会、予備校、受験生支援団体、知り合いの合格者の皆さんに協力してもらいましょう。
やはり、なるべく学習レベルの高い協力者にお願いしたいところです。
ちなみに、私はこのフェーズを何とかしたくて、予備校を選択しました。
協力者の方にも当然都合があり、迅速な対応というのは難しいです。
その点、予備校の先生は仕事ですから、すぐに答えてくれます!
予備校を選択する際には、自己学習の質問がしやすいか? を考慮にいれるのも良いかもしれませんね。
私は1次試直前の6月末まで、1事例/10日のペースで実施していました。
2月~6月の期間で取り組んでいたので、ちょうど3事例を5年分こなすことができました。
私はこの取り組みで、過去問分析ができ、読む力、書く力も備わっていったと思います。
1次試験までには、この辺りまでは完了させておきたいですね。
今日から直前期(6月上旬)まで、取り組むとなると、100日(15週間)程度でしょうか。
1事例/1週間のペースでやれば、3事例を5年分できます! 十分ですね。
私のように、ある程度解答プロセスが身に付いているものの、文章を書くことや暗記が
苦手な方は、このやり方はおススメです。
なぜなら
A評価の答案・B評価以下の答案をしっかり分析できる!
人に伝わる文章を書くトレーニングになる!
解答の因果を強く意識することで、1次試験知識を深掘りできる!
といったメリットがあるからです。
興味を持った方は、是非やってみて下さい!
2次試験学習方法(1)は以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
明日は、頑張るあなたと伴走します!ストレート合格ナビゲーターのテリーが、名古屋からタメになる話をしてくれます。みなさん、お楽しみにー。