【ラストリレー】byぞの

同友館
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ふぞろいブログをご覧の皆様、おはようございます、こんにちは。ぞのです。

ラストリレーということで、大きく
・受験生の皆様へ
・合格者の皆様へ
お伝え致します。

最初に断っておきますが、ごく当たり前のこと、を書きます。
でも、改めて胸に手を当てて読んで頂くと嬉しいです。
大切なことは、意外と身近にありながら、毎日は認識しづらい(忘れがち)ものだと思っていますので。では、ラストリレーということで、失礼します。

■受験生の皆様へお伝えしたい事

やってみること。考え続けること。PDCAを回し続けること。

“中小企業診断士 勉強法” でググったらいくらでも情報が出てきます。
本屋に行けば沢山の参考書が並んでいます。

ご自身にとって、何が最適なのか、悩んで分からなくなってしまいます。
そんなときは、まず「やってみる」こと、をオススメします。

どうしても、楽に合格したいとか、最短距離を求めがち、です。人は損したくない生き物なので、ある意味当然で人間らしいことではないでしょうか。
もし、悩んで動くことが出来なくなった場合は、それでも「やってみましょう」。
動くと悩む暇もありませんし。やってみないと、何も分かりません。意外とできるじゃん、とか。全然分かんない、とか。

次に、「考え続ける」こと、です。
やってみると結果が得られます。
その結果を元に、考えてみてください。

なんでこの結果になったのだろう、特にうまくいかなかった結果について。
できることなら原因、そしてその対応策を言語化することをオススメします。
言語化しなければ、再現性のある改善になりづらいです。(感覚でできるようになる、に頼らないほうがいいです)
考えずに、答え合わせしてよかった、悪かっただけでは、また同じところで躓きます。
愚直に考え続ける必要があります。

最後に、「PDCAを回し続けること」です。
良い悪い、できるできない、合う合わない、これらを評価することが自己の理解につながります。
つまり、回し続けることでドンドン自分の軸が明確になっていき、自分のやるべきことがクリアになります
自分の得意はこれで、好きはこれ、これが合いそうだ。とか。
結果的に、勉強法の確立、解法の確立等につながります。
そうすれば後はやるべきことを愚直に繰り返すフェーズにまで行くはずです。

努力されている皆様は、すべからく魅力的です。
苦しい瞬間とか、投げやりになる瞬間もあると思います。人間だからしょうがないです。
でも、どうか前向きに、努力を継続されるよう、祈っております。

■合格者の皆様へお伝えしたい事

「相手中心」で動いて、自分もハッピーになる

改めて合格おめでとうございます。
これから同じ診断士として、この資格勉強を通して得られたものを生かしていきましょう。

さて少し昔の話から…
私は、学生時代にサッカー部の監督に言われた言葉が忘れられません。
・放ったシュートがゴールポストに当たって、入るか入らないかは日頃の行い次第だ
・強豪チームは、ロッカーが綺麗で、挨拶ができる

私はこれらの言葉が大好きで、心を掴まれました。
困っている人を助けたり、自分の居場所を掃除したり、周りに挨拶したり、感謝したり。別にそれがそのままスポーツの強さにつながるわけではありませんし、ましてやサッカーボールを意のままに操れるわけでもありません。

でも、大きな社会システムの中で、誰かに(何かに)良いことをすると、巡り巡って自分自身に還ってくると信じています。

こういう意識で始める「良いこと」は、あくまで自分のためで「自分中心」なのですが、
不思議なことに、そのうち、相手が喜んでくれること自体が嬉しいという、「相手中心」に変わっていくと思うんです。

稚拙な言葉で恐縮ですが、中小企業診断士って「誰かのために頑張る人」だと思うので、少なくとも診断士の皆様は良いことを自分中心ではなく、「相手中心」でできる皆様であってほしいなぁというのが、烏滸がましいですが、私のわずかな願いです。私もそうありたい。
(それを繰り返していると、なんとなく、運が巡ってくる気がするんですよね~)

 

はい、やっぱり、当たり前のことを書いてしまいました。

最後に、ふぞろい12の仲間たち、OBの皆様、同友館の皆様、再現答案を提出頂くなど書籍に携わって頂いた皆様、そしてなによりブログを読んでくださったり、ふぞろいの本をご購入し活用いただいた皆様に、この場を借りて深く感謝申し上げます。

次作『ふぞろいな合格答案13』もどうぞご期待ください。

* *

以上です。今日も良い日になりますように。

明日のラストリレーは、☆はる☆です。
大人な振る舞いとリーダーシップにいつも助けてもらいました。お楽しみに。

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