皆さま、こんにちは!
ふぞろい12のいくみんです。ブログは初投稿になります。
ふぞろい13への引き継ぎを目前にして、最後にご挨拶だけしたくて駆けつけました。
はじめに、「ふぞろいな合格答案 エピソード12」をお買い上げくださった皆さま、本当にありがとうございました。
出版物の著作に携わらせていただくのは初めての経験でしたが、仲間にも恵まれて私なりに精一杯のものを出しました。
お読みくださった方にお目にかかれた際に、「メソッドがためになった」「受験勉強のエピソードが刺激になった」等のフィードバックを戴いたときは嬉しかったです。
この経験は、宝物にします\(^o^)/
目次
<2020年に診断士試験合格を目指す皆さまへ>
私は合格まで4年かかっています。
しかも「今年を最後にする」と覚悟を決めた4年目は、2次対策のみで約1,400時間も勉強しています。
短時間の効率的な勉強でストレート合格する人もいる中で、超コスパが悪い合格者です。
私と同じくらい勉強した方が良いなんて、決して申し上げません。
ただ、逆に言えば2次対策のPDCAに約1,400時間も充てることができたので、「何は意味があって、何は意味がないか」の目利きはずいぶん養われました。
今日はせっかくなので、意味があると思ったふぞろいの活用方法を2つ置いていきます。
採点方法や模範解答が公表されず、相対評価であるという特徴を持つ2次試験の対策では、合格者の母集団がどの位置にあるのかをこちらから探り当てる必要があります。
では、合格者の母集団はどの位置にあるのでしょうか。
この疑問に答えを出すため、ふぞろいは、受験生の皆さまからご提供いただいた再現答案と、得点区分(合格、A、B、C、D)を元にキーワードベースで分析しています。
具体的には、合格+A答案に多く含まれるキーワードをランキング化した上で、さらに得点区分や開示得点との差が僅かになるように配点を調整する方法で採点基準を設定しています。
以上のように作られていますから、ふぞろい流採点で高得点の答案が書ければ、合格者の母集団が80分で書いたリアルな答案と同じ傾向の答案が書けるということが確認できます。
言わずもがな、そもそもキーワード採点のためにお使いいただいている方がほとんどですよね。
はい、そのとおりです!引き続きキーワード採点でぜひご活用ください。
合格者の母集団の位置がわかったとして、確実に合格するためにはどんなに緊張する試験当日であっても、合格レベルの答案を安定的に書けるプロセスを確立する必要があります。
いま、解答プロセスはお持ちでしょうか。
解答プロセスとして予めどの程度まで決めて準備しておくかは、人それぞれです。でも、もし得点が安定しないとしたら「本番で問題を見てから考えよう」の割合を減らして
解答プロセスとして予め決めておくルールの割合を増やすことをお勧めします。
具体的な方法として、私は過去問を解いた際に、その過去問が掲載されているふぞろいの『80分間のドキュメント』を使って合格者の80分をトレースするという復習をしていました。
合格者が当日に何を考え、どのような順番で解いたかを追いかけることで、自分が失点してしまったり、失点はしなくても必要以上に時間をかけてしまったりしたプロセスを軌道修正してストックすることができます。
しかも毎年6人分が掲載されているので、自分と相性のいいプロセスを選んだり、組み合わせて取り入れたりといった取捨選択もできます。
自分のものにするための習得には練習が必要になりますが、読むだけなら移動時間等のスキマ時間でもできます。
1月の今からなら、色々試して練習する時間が十分にあります。
ネタ収集、ぜひお試しください。
ここまでお付き合いくださり、誠にありがとうございました。
診断士試験に合格してから1年、新しい出会いや新しい経験を重ねて、世界が広がっていくことを日々実感しております。
ぜひ楽しい診断士仲間になりましょう。
ご縁があった皆さまの合格を、これからも心より祈念しております!