みなさんこんにちは、かつ?んです。
2009年版「ふぞろいな合格答案」の制作も最終段階が見えてきました。
そこで、なぜ、今年の合格者が「ふぞろい」を制作してきたのか、
なぜ、受験生に必要な本だと思うのか、
自分の受験生時代を振り返りながら自分なりの考えを述べたいと思います。
私と「ふぞろい(80分間の真実)」との最初の出会いは、私がまだ1次試験を初めて受験した年だったと記憶しています。
1次試験終了後に行われたマンパワーの2次試験対策無料セミナーに参加した時に、
受付で「受験生待望の『80分間の真実』発売中!」と書かれたPOPのそばに見本誌が置いてありました。
その時は、2次試験がどういうものであるのかも全くわからず、当然ながら「なぜ受験生が待望していたのか」もわかりませんでした。
その時私が感じた疑問は、大体以下のようなものだったと思います。
・模範解答(正解)が書いていないのに、読む意味があるのか。
・合格者の書いた答案がすべて正しいとは限らないのに、掲載された答案を読むことに意味があるのか。
・どの解答がどういう理由で正しくて、どの解答がどういう理由でダメなのかがわからない(だめかどうかもわからない)。
・これを読んで、自分はどうすればよいのか見当もつかない。
結局そのまま購入せずに、1年近くたってしまいましたが、
「続・80分間の真実」の発売予告があったころには、絶対購入しなくてはいけないという気持ちになりました。
そして、「続・80分間の真実」が発売されると、「80分間の真実」は返品されて本屋からなくなってしまうのではないかと焦って、発売直前に何件もの本屋を探し、やっとボロボロになった1冊の「80分間の真実」を手に入れました。
(当時、AMAZONなんて便利なものはなかったと思う・・・)
もっとも、「続・80分間の真実」が発売されると、その隣に増刷された「80分間の真実」が並んで売っていましたので、結果的には焦る必要はなかったのですが・・・
さて、1年近くなってから購入したくなったのは、以下のことに気づいたからです。
・2次試験は正解が発表されておらず、各予備校が発表している模範解答の内容もバラバラである。
とすると、模範解答は正解とは限らず、そもそも正解というものは、存在しないか、存在していたとしても誰もわからないのではないか。
・ならば、80分という限られた時間の中で、どの程度の解答を書けば合格できるのか、
その対応力や合格ライン?はこの本を読んで自分で感じるしかない。
・80分という限られた時間の中で、受験生は何を考えてこの解答を書いたのか、どのような手順で解答作成を行ったのかが書いてあり、自分の場合はどうするかを考えるヒントが満載されている。
・「合格者のふぞろいな解答」の中でも、同じような解答を書いている設問があったり、本当にバラバラな解答だらけの設問があったりして、どの設問を落としてはいけないのか、間違っても大丈夫な設問はどれか、正解らしき解答はどの辺かなど、よく読んでいくと見えてくるものがある。
・そして、昨年の合格者が昨年の本試験で解答した内容がそのまま書かれているので、真実味がある。さらに、過去問を勉強するには、毎年買う必要がある。
今年の「ふぞろい」も昨年の合格者が本試験で解答した内容そのものである再現答案が書かれています。
そして、再現答案を書いた本人による「どのように考えてその解答を書いたか」という解説もあります。
これを書いてある参考書は他にはありません。昨年発売された「ふぞろい」にも一昨年の本試験についてしか書かれていません。
昨年の再現答案は、今年発売される「ふぞろい」にしか書かれていない内容です。
是非、手にとって、自分で確かめてください。
そして、昨年の合格者と自分とを比較して、今年は自分はどう考えてどのように解答を作成していくのかを考えてください。
「ふぞろい」には、インプット的な知識が書かれているわけではないので、読んでみただけでは何も教えてくれないかもしれません。
でも、自分で分析したり、考えたりすることで、何かの気付きを与えてくれる本だと信じています。
そして、診断士2次試験は知識を問うものではなく、診断士として必要な能力を試している試験であり、
合格には自分自身で考えた結果の気づきが必要だと感じています。
「ふぞろい」を読んで、何かの気付きが得られれば、きっと合格が近づいているのだと信じることができます。
「気づき」は暗黙知です。でもその暗黙知をできるだけリアルにお伝えするために、昨年の合格者が生の声で伝えています。
どうぞ、皆さん、「ふぞろい」を読んで、感じてください。何かが見えてくるまで、比較検討してみてください。
時間のかかる作業かもしれませんが、深く追求することで、「気付きを得る」近道になることもあります。
受験生の皆さんが「気づき」を得られることを切に願っています。
そして、「合格」の二文字を獲得することを祈っています。
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