事例Ⅱ企画 〜話題の”アンゾフ設問”、正解は何だったの!?〜

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第1回:7月24日(土)16:00~18:00 *終了後懇親会あり

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7月4日(日)の13時から申し込み受付けを開始

 

こんにちは、事例Ⅱチームです!

令和2年度事例Ⅱのアンゾフ設問、結局正解は何だったんだろう?


6月21日に『ふぞろいな合格答案エピソード14』が発売されました! 再現答案を提出くださった方々、本当にありがとうございます。本日も事例Ⅱチームからの発売企画ブログとして、話題の“アンゾフ設問”についてお届けします

※令和2年度の過去問演習を後に取っておきたい、と思われる方は、以下に問題文や解答例が出てきますので、後日読んでいただければと思います^^

 

話題の”アンゾフ設問”とは?

令和2年度中小企業診断士2次試験、事例Ⅱ、第3問設問1は次のようなものでした。

第3問
B社社長は最近、「眠る前に飲むハーブティー」の自社オンラインサイトでの販売を手がけたところ、ある程度満足のいく売上げがあった。
(設問1)
上記の事象について、アンゾフの「製品・市場マトリックス」の考え方を使って50字以内で説明せよ。

 

「製品・市場マトリックス」とは、ロシアの経済学者イゴール・アンゾフが提唱した、製品と市場をそれぞれ「既存」「新規」の2軸に区分し、4象限で企業の今後の成長の方向性を捉える、というフレームワークです。

「正解のない試験」と言われる中小企業診断士2次試験。しかし、このようなピンポイントの問われ方、50字という少ない文字数で「説明」するには、一つの戦略名しか書けないでしょう。となると、少ない配点が想像されるとはいえ、戦略名を正しく書かなければ、、、(汗)。ここで試験中の疲労度がやや高まった記憶があります(笑)。

 

予備校の模範解答はさまざま

予備校各社の模範解答を見ると、以下の通りとなっていました。そうです、かなり割れていたのです!

A校
既存ハーブYがターゲットとする主に健康を求める市場に、新たなハーブ製品を投入する新製品開発戦略である。

B校
新たな自社ブランド製品を既存のヘルスケア市場にオンラインサイト通じて販売する新製品開発戦略である。

C校
既存製品同様のヘルスケア分野において、企業向けから消費者向けに市場を変える「新市場開拓戦略」である。

D校
自社サイトで20歳代後半〜50歳代の大都市圏在住の女性層に安眠効果のある新製品を販売する多角化戦略である。

E校
安眠効果のあるハーブを原材料とした新製品を、新たな市場である一般消費者に投入する多角化戦略である。

 

昨年度の2次試験後、自分の再現答案を作成し、模範解答を眺めました。
・・・ん?どういうことかさっぱり分からないぞ、、と思いました(笑)。

 

ふぞろい流採点では…?

『ふぞろいな合格答案エピソード14』では、事例Ⅱチームにおいて、この設問を分析しました。もちろん、過去の「ふぞろい」シリーズ同様、「合格答案とA答案に多く見られたキーワードに高く配点する」というルールに基づき、統計に基づいた採点を行ったわけです。

今年、集まった再現答案は300答案以上。このような迷う問題こそ、他の受験生がどの戦略を選び、どのように説明したのか、統計的に眺めることで見えてくるものもあるのかな、と分析して感じた次第です。ぜひ、書籍をお手に取ってみていただけると幸いです。

最後に(おまけ)

ちなみに、事例Ⅱチームメンバー6名の再現答案から戦略名を抽出すると次のようになりました。
新製品開発戦略」2名
新市場開拓した戦略」1名
市場開拓することができた」1名
新製品新市場へ展開する戦略」1名
新ブランド戦略」1名

・・・うーん、バラバラですね。アンゾフの4戦略名のうちいずれかを答えた人は2人しかいませんね(笑)斬新な解答もあります。ますます正解が気になります!

そして、事例Ⅱチームの多くは、アンゾフ先生を200年前くらいの時代の方だと思っていましたが、2002年までご存命だったようです。たいへん失礼いたしました。

 

明日も引き続き事例Ⅱチームから、分析裏話をお届けします!

 

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