発売企画ラスト!執筆の裏話(分析統括編)〜マトリックス組織で品質向上〜

同友館
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みなさんこんにちは!ふぞろい14分析統括チームです。

約1ヶ月にわたってお送りしてきました『ふぞろいな合格答案14』発売企画ブログですが、
本日がラストになります!

最後は謎の分析統括チームから分析作業にまつわる裏話をお届けします。

「分析統括チーム」の役割

そもそも「分析統括」って何と思われた方、ごもっともです。
ざっくり説明します。

書籍のコアである「第2章 答案分析」(キーワード採点ができるやつです!)
ここは各事例チームが執筆しています。

執筆にあたっては、まず受験生からいただいた再現答案をもとに、
「どんなキーワードが合格答案に多かったか」を抽出していきます。
そして選んだキーワードをもとにランキング化・得点化します。
  
限られた時間内で事例チームが懸命に仕上げた成果物を
いったんお預かりするチームが存在します。それが分析統括チームです。

分析統括チームは、なんとこの成果物に茶々を入れます。

なんでそんなことをするかって。
 
「答案分析の品質を高めるため」です。分析統括チームの役割はこれなんです。
 
・キーワードの切り口が妥当か、漏れなくダブりなくになっているか
・キーワードの統計とふぞろい流の得点が整合しているか、妥当な配点になっているかetc・・・

こういった分析の妥当性をチェックして、違和感があれば事例チームにフィードバックします。
 
最終的には事例チーム間での相互チェックや全体校正という厳しいチェックもありますが、
分析統括チームが最初にある程度の妥当性をチェックすることで、少しでも分析の品質を安定させ、
後工程での修正の手間や負担を減らすことができるのです。

あまり目立たないですが、縁の下の力持ち的なチームです。

ふぞろいの「マトリックス組織」

これまでのブログでも各チームから書籍にまつわる様々な裏話が出ていましたが、
最後に分析統括チームからも少しマニアックな裏話に触れたいと思います。

ふぞろいの作業分担は企業経営理論でお馴染みの「マトリックス組織」です。

まず全員が事例Ⅰ~Ⅳのどこかのチームに属します。
ここに横から串刺しで「機能別」のチームが編成されます。
「機能別」とは「事務局」「企画」「再現答案」「答案管理」「分析統括」「ブログ」の6つです。

たとえばKさんは事例Ⅰと企画チームといった具合に、
みんな少なくとも2つ以上のチームを兼任することになるんです。

分析統括チームも漏れなく事例チームとの兼任でした。 
これがなかなか大変だったのです。

自分の事例チームの分析が終わったら休む間もなく分析統括チームとして妥当性チェック。
そのチェックが終われば今度はまた事例チームとして指摘事項の回答準備。
そしてまた分析統括チームとして回答内容のチェック・・・

ふぞろいの組織に疑問を持った日もありました。

しかし!しかし!しかし! 振り返ってみれば本当にやって良かったと思っています。
歴史ある「ふぞろい」の品質を支えるという使命感。とてもやりがいがありました。 
完成した「ふぞろい14」の冊子を手にとったときは感動で熱いものがこみ上げてきたのを覚えています。

 
ところで、みなさんは「マトリックス組織」のデメリットを覚えていますか?

いくつかありますが、なんといっても「責任と権限が不明確になりやすい」ことでしょう。
この議題の決定権は縦割りチームなのか横割りチームなのか。
「マトリックス組織」では責任や権限の所在を明確にすることが重要なんです。

ふぞろいも絶対的優位のあるチームは存在せず、基本的にフラットな組織です。
だから事例チームと分析統括チームは対等な関係性で分析内容を議論していきます。
そりゃあ様々な議論が巻き起こることもあります。

しかし、そこは「マトリックス組織」のデメリットを知っている診断士の卵集団です。
最終的な決定権は事例チームに、としっかり責任と権限を定めて運営し、
なんとか期限内にやり遂げたのです。(しかも今年は例年よりタイトスケジュールでした・・)
 
そんな組織運営の苦労も経て完成したのが「ふぞろいな合格答案14」です。
 
実はコロナ禍の状況下で、まだほとんどのメンバーが実際に会ったことがありません。
それでも短期間に非常に濃い時間を共有し、苦楽をともにしたことでふぞメンには強い結束力が生まれました。
不思議な体験です。

ふぞメンの努力と情熱がたくさん詰まった書籍、受験生のみなさんのお役に立てればこの上ない幸せです!

「受験生の受験生による受験生のための」参考書

最後に「ふぞろいな合格答案」の理念を紹介して終わろうと思います。

1.受験生第一主義
2.「実際の合格答案」へのこだわり
3.不完全さの認識
4.「受験生の受験生による受験生のための」参考書

分析統括はもちろん、ふぞメンは常にこの理念を念頭に置いて書籍を執筆してきました。
作業で迷ったときはいつも「受験生目線で受験生に役立つ内容になっているか」を考えてきました。
ほんの数か月前まで受験生であったからこそ出来ることであり、これこそふぞろいの強みだと思っています。
 
ふぞろいプロジェクトはいつだって
「受験生が求める、受験生に役立つ参考書づくりを通して、受験生に貢献していくこと」が目的なんです。

これからもみなさんの合格を心から応援していきます!!

明日からのブログは通常営業に戻ります。明日は事例Ⅲで分析統括のアヤカです!
ひさびさの個人ブログ、みなさんお楽しみに~!

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