口述試験のリアル

同友館
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皆さん、いつもふぞろいブログをお読み頂き誠にありがとうございます。
 
コツコツやればいつかきっと花開く!独学多年度合格ナビゲーターの☆はる☆です。
 
この時期のブログでは、どこの試験サークルでも「再現答案を作成しよう」「モヤモヤ期の過ごし方」「口述試験はこうだった」というネタばかりですよね。
 
そんな僕も例に漏れず、今回は自分の口述試験が昨年どうだったかを書こうかと考えていますが、皆さんの参考になるよう出来るだけリアルに思い出しながら書こうと思います。
2次筆記試験に合格後、中小企業診断士協会から送られてきた「平成30年度中小企業診断士第2次口述試験のお知らせ(口述試験受験票)」と書かれたDMには次のような記載がされていました。
 
1、あなたの口述試験の開始予定時間
   平成30年12月16日(日)
   午前11時12分(予定)
   ※上記開始予定時間の30分前までに受付を済ませて下さい。
2、口述試験会場
   立教大学 池袋キャンパス 5号館 3階
   東京都豊島区西池袋3-34-1
   ※会場への問い合わせおよび会場下見は厳禁です。
3、口述試験の班番号
   第08班
 
これを見て、「11時12分ってやけに細切れでやっているんだな~」とか、朝からずっと口述試験をしていると質問内容がSNS等で受験生に流れてしまうので、試験官も午後は質問方法を変えて難しくなるなんて話を聞いていたもので、「11時の回だとまだ素直な質問なのかな~」なんて考えたりしていました。
 
さらにDMには注意事項として以下のような記載がされています。
 
≪口述試験受験上の注意事項≫
口述試験は、中小企業の診断及び助言に関する能力について、筆記試験の事例などをもとに、複数の口述面接員により、受験者個人ごとに面接の方法で行います。
1、当日持参するもの
   口述試験受験票(口述試験のお知らせ)
2、口述試験の予定時間・受付
   (1)口述試験時間は、一人当たり約10分の予定です。
   (2)必ず、試験開始予定時間の30分前までに集合し、受付を済ませてください。
      開始予定時刻遅刻した場合は受験を認められません。
   (3)受付終了後は、口述試験が始まるまで、所定の場所で静かにお待ちください。
   (4)携帯電話などは、必ず電源を切り、バッグなどにしまってください。
3、口述試験の開始
   (1)自分と同じ班と受験番号を呼ばれたら、所定の場所に移動してください。
   (2)開始時間は前後する場合があります。あらかじめご了承ください。
 
※この後に4~7もありますが、それほど参考にはならないので省略します。
 
口述試験は普通に受け答えさえ出来れば99%合格すると言われてます。つまり受験票を持って所定の時間(僕の場合は30分前だと10時42分)までに受付を済ませ、口述試験で何かを話せばいいんだなと理解しました。とはいえ、例えば電車の事故等で遅刻してしまったら泣くに泣けないと思ったので、僕は千葉県民ではあるのですが、7:30には出発して9:00には立教大学最寄りの池袋駅前にあるマクドナルドで朝マックを食べながら口述試験に関して思いを巡らせていました。ただ、気持ちが落ちつか無かったので、ちょっと早いですが10時になったらマクドナルドを出て、10時過ぎには立教大学に到着していました。
 
DMに書かれている通り、立教大学の池袋キャンパス5号館3階に行き、待合室になっている教室の中に入りました。
 
スマホの電源を切り、自分の時間になるまでの間は、ふぞろいやタキプロ、プロデューサーハウス等が主催する口述対策セミナーに参加した際にもらった想定問答を確認していました。
 
因みに「プロデューサーハウス」って言っても受験生の皆さんはあまりピンと来ないですよね?僕は大変お世話になっている中小企業診断士でないと参画できない団体なんですが、「プロデューサーハウス」に関しては、また機会があればブログ記事にさせて頂きますね。
 
話を戻させていただきますと、口述試験の待合室になっている教室は広く、また雑談をするような雰囲気もなかったので、比較的「シーン」としている環境でした。
 
10時ぐらいになって、待合室から出て受付を済ませるよう促されたので、その指示の通り受付に向かったら受付待ちの列に、その後にふぞろいPJでご一緒することになる「いくみん」が並んでました。
 
「いくみん」とはタキプロの勉強会で何度か同じチームになってディスカッションしたことがあったぐらいではあったのですが、勇気を出して話しかけてみたら「もう緊張しすぎて吐きそうです」って言われて、たわいのない会話から、少し緊張が和らいだ事を覚えています。
 
その後、待合室とは別の教室に通されたのですが、そこでは班毎に縦列で座らせられて、時間にになったら一人一人に誘導係が付いて、口述試験の会場に受験生を連れていくという流れでした。
 
因みに僕が口述試験会場に誘導されたのは10:06あたりです。
 
少し余談になりますが、班毎に座らせられて呼び出されるのを待っていたら、別の班でまだ来ていない人がいたようで、試験官の皆さんがざわざわと会話していました。結局その人が来たかどうかはわかりませんが、協会の試験結果を確認すると、
 
口述試験を受験する資格を得た人数:906名
合格者数:905名
 
だったので、もしかしたらこの不参加の方が失格(不合格)だったのかな~って考えていたんですご、けいから最近になって「不合格者は大阪地区だった」と聞いたので、「良かった。あの人、間に合ったんだ」と少しほっとした気持ちになりました。どの人かはわかりませんが(笑)
 
話を戻すと、誘導係に連れられて3階から2階に移動し、教室の前まで到着すると、「私が合図をしたらドアをノックして部屋にお入りください。お荷物は部屋に入って右手の机の上に置いてください」といった簡単な説明と共に今後の流れが書かれた説明書を渡されました。そらを読みながら教室の前にある椅子に座って暫く呼ばれるまでまで待ってました。
 
そして時間になったら誘導係の方から「どうぞ」と言われるので、ドアをノックっしながら「失礼します!」と言って口述試験会場に入ります。
 
僕の場合は、教室の中央付近に面談スペース(椅子と机)が用意されており、ご年配の大学教授っぽい男性と、事務っぽい女性の2人が座っていました。
 
この事務っぽい女性から「お名前と生年月日を和暦でお答えください。これからの質問に対して中小企業診断士としてお答えください。また解答は2分程度を目途にお応えください」と言われますので、事前に参加した口述セミナーで言われていたとおりだなと思いながら、名前と生年月日を和暦で答えました。
 
その後に僕の場合は2個の質問を受けるのですが、1つは「A社の離職率が低い理由をお答えください」という質問で、もう1つは「B社が新規に日本人の顧客を獲得していく方法を教えてください」というシンプルなものでした。
 
さらに僕の場合は、1つ目の質問を事務っぽい女性が出す際に、慣れてない為か噛み噛みで、「この人もそんなに慣れてないんだな~」なんて考えていたら緊張なんてどこかに行ってました。
 
1つ目の質問に対しては、家族主義による一体感やU/Iターンによる地元回帰に関して、2つ目質問に関してはB社が唯一X市街地で宿泊施設を有していることを活かして・・・なんて解答をしたと思います。
 
今思えば、DMに1人当たり約10分と書かれていたのに対し、また当日の試験官に解答は2分程度を目途にと言われていたのにも関わらず、質問が2件で終わったということは、2分以上の時間を使ってそれぞれの質問に解答していたという事なのかなと考えていますが、いろんな人が言われている通り、何かを解答できればあまりにも問題となる発言で無ければ口述試験は大丈夫ではないかと考えています。
 
口述試験終了後、先述の「いくみん」が音頭をとってくれて同じ立教大学で口述試験を受けた人達が集まって「口述オフ会」が開催されたので参加をしたのですが、受験生時代に活用したスタプラ上でつながっていた方々とリアルでお会い出来たり、ふぞろいPJやタキプロ等で今後行動を共にする同期合格者との接点が出来たことは、大きな収穫を得たオフ会だったなと今さらながら感じています。
 
中小企業診断士という資格は独占業務が無いので、どれだけ自分の専門性を高めるかというものもちろん大事ですが、同期合格者を含めてどれだけ人脈が構築できるかも重要なポイントになると思います。
 
皆さんも口述試験に進まれ場合は、是非今後を見据えて人脈形成も意識頂ければと思ます。
 
ということで今日はここまで。明日は自分のことで精一杯だよ!利己主義な多年度合格ナビゲーター シュホンニの登場です。乞うご期待!
 
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