「伝わる」ということ

同友館
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みなさま、こんにちは。 2008ふぞろいメンバーの とと です。
2次試験はなかなか結果が出ず、悩んだことも多かったのですが、
そのときに学んだことがその後の診断士活動に
役立ったのでは?と、思っていることがありますので
振り返ってみたいと思います。
診断士合格のあと、友人から「話し方セミナー」講師の依頼をいただきました。
対象者は、歯科衛生士さん。
持ち時間は1時間半くらいでした。
はじめての経験でしたが、終了後にいただいたアンケート結果によると
おおむね好評価だったようでひと安心でした。
このセミナー資料をあとから振り返ると、
2次試験との共通点がたくさんあったことに気付きました。
それは、いかに伝わりやすく書くか、ということでした。
具体的には、
1)短文や箇条書きで簡潔に表現する。
2)独りよがりでない言葉で書く。
3)共感できると思われる具体例を入れる。
4)イラストで視覚的に訴える。            などでした。
4)は違うんじゃないの・・・というご指摘もありそうですよね。
でも、ストレート合格した友人に再現解答を見せてもらったとき、
私にはその解答から与件の会社が見えてくる気がして
びっくりしたことがあったのです。
なので、受験期間中はその方の答案をめざし、
「与件を読み返さなくても与件の会社が目に浮かぶ解答」
を書けるよう心がけていました。
「伝える」努力はみんなしていると思いますが、
それが「伝わらない」から難しいんですよね。
別の友人は、2次学習中、自分の解答を奥さんに読んでもらって
自分の意図が伝わっているかを聞いていたそうです。
受験生仲間との学習はもちろんとても大切です。
でもそれに加え、ご家族や友人もあなたを応援していますし、
診断士学習のバイアスがない分、シンプルに
「伝わって」いるかどうかのアドバイスがもらえるかもしれませんよね。
いよいよゴールデンウイークも近づいてきましたね。
多くの方は仕事を離れ、
「仕事+学習+プライベート」から
「学習+プライベート」になれるチャンスです。
昼間の学習で行ったアウトプットを、夜のプライベートな時間を利用して
ご家族に復習の手助けをしてもらってもいいのでは。
恩返しは今年の合格発表後ということで!
季節の変わり目、体調にも気をつけて頑張ってくださいね。
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