表と裏を意識する

同友館
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ふぞろいブログをご覧の皆様、おはようございます、こんにちは。ぞのです。

試験まであと1か月です。
なかなか上手くいかないことも多いと思います。結果モチベーションが上がらないこともあります。私は失敗メモと言って、できなかったこと、想起しなければいけなかった知識等をメモして貯めていました。実力向上には大いに役立ったのですが、如何せん辛いし、悔しいわけです。

そんなときには是非「できたこと」にも向けて頂きたいです。前回よりここがうまくいった。そういう自分の成長にも焦点を当ててみましょう。もっと言うと1か月前の自分とも比べてみましょう。そこには成長があるはずです。大丈夫。まだまだ伸びます。

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さて、今回は「表と裏」について。

与件文/設問文は、ヒントを散りばめながら作られていますが、直接的な表現を避ける場合もあります。その場合、言外にあるメッセージを受け取らなければなりません。

表:与件文/設問文に書かれていること

裏:与件文/設問文に直接的には書かれていないが、暗に伝えているメッセージ

例えば、「~する理由」を聞かれた場合
表:~することのメリット
裏:~しないことのデメリット

カンタンですね。

他にも「表と裏」と似たような発想で、「漏れをなくして考える癖」は試験対策には持ってこいだと思います。

新規と書いてあれば同時に既存のことも思い出す。
単価-数量
生産計画-生産実施や生産管理
消費財-産業財
プル戦略-プッシュ戦略
関連多角化-非関連多角化
最近-以前




上記はロジックツリーにおける「MECE(漏れなくダブりなく)」の発想ですが、以下のような「要素の因数分解」の発想も大事ですね。

購買単価(月間一人当たり購入額)と書いてあれば、来店頻度と購買点数
人材(※)と書いてあれば、サチノヒモ(採用・配置・能力開発・評価・モチベ)
組織と書いてあれば、ケブカイネコ(権限移譲・部門・階層・ネットワーク・コミュニケーション)
※人材=サハホイヒ(茶化)派の人もいると思います

なぜこのような思考の癖(=フレームワークとも言えます)が重要なのか。

①出題者のメッセージに素早く気付ける

80分という時間制限の中では考える時間が足りません。そこで思考の癖やフレームワークを持っておくと、足りないものを考えるだけでいいので、気付きやすくなるというわけです。

②フレームワークに落とし込むと、トタンにそれっぽくなる

完全に主観で、チープな表現ですみません。
フレームワークってやはり誰が聞いてもある程度納得感があると思うのです。売上=客数×客単価。これに異を唱える人はいないですよね。単に売上アップと書くのではなく、どちらのパラメータに効くのかを書いてある答案は、「おっ、この人はちゃんと整理できているな」と思うわけです。誰でも知っているフレームワーク(もっと言えば1次試験で問われたもの)は出題者の意図するフレームワークの可能性が高いはずなので、それが分かっていますよ(^^)とアピールする事にもなります。

 

以上です。今日も1日頑張りましょう!

明日は、コツコツやればいつかきっと花開く!独学多年度合格ナビゲーターの☆はる☆です!

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