皆さん、いつもふぞろいブログをお読み頂き誠にありがとうございます。
コツコツやればいつかきっと花開く!独学多年度合格ナビゲーターの☆はる☆です。
まだまだ暑い日が続きますが、ふと気がつくと、関東地方は夜に虫の声が聞こえるようになってきました。
季節は徐々に変化し、中小企業診断士2次筆記試験が近づいて来ます。
でも、まだ1ヶ月強もあります。天は自ら助くる者を助くという言葉もございますが、是非最後まで悪あがきをして下さいね。
さて、この時期の皆さんは、頑張って事例演習をされていると思いますが、働きながらだと、なかなか80分という纏まった時間を確保出来ないと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
昨年の今頃、僕は「8月1日〜10月の2次試験までに100事例過去問演習する」という目標を立てていた為、平日も最低1事例は演習をやるようにしていました。
ただ、仕事から疲れて帰ってきて夕飯を食べてしまうと、どうしても集中力が続かない。そもそも残業が多く、また営業職であることからお付き合いの呑みも少なからずあり、帰宅後に十分な時間を確保出来ないと悩んだ結果、朝の時間を有効活用する事にしました。
具体的には、早起きして会社が始業する1時間前には近くのマクドナルドに入り、事例演習の前半部分(解答骨子作成まで)を40分ぐらいかけて実施。後半の記述部分は就業後に40分かけて自宅で実施、と演習の作業と時間を朝と夜に分けて実施した事です。忙しくてどうしても就業後の時間もとれない日は、翌朝にマクドナルドで後半の記述をする事もありました。
※前半部分・後半部分と簡単に書きましたが、僕の解答手順の詳細は
こちらの過去記事をご参照下さい。
これにより、80分という纏まった時間が確保出来なくても、少しづつ過去問演習が続けられる事、また40分という時間は過去問演習があまり好きではない自分にとって精神的なハードルを下げる効果もありました。
因みにこのアイデアは、タキプロの先輩である
のざけんさんのブログを参考にさせて頂きました。僕はタキプロや一発合格道場、ふぞろい等のブログを毎朝の通勤電車で読むことが日課で、いろいろな諸先輩方のノウハウを試しては自分のモノにしておりました。
話を戻しますと、昨年の受験生時代に「8月1日〜10月の2次試験までに100事例過去問演習する」と目標を立てましたが、実際には90事例しか出来ませんでした。
それでもこの話をすると、「90事例もやったのですか!」と驚かれたり、「沢山過去問をやったようですが、ぶっちゃけ過去問演習は数と質のどっちが大切ですか?」なんて質問を勉強会やセミナー等で質問されたりします。
僕なりの回答としては、「両方大事です」とお答えしております。ある程度の数をこなさないと感覚が掴めませんし、また数をこなせば良いと言う訳ではなく、やった後の振り返りが非常に大事な試験でもあると思います。
中には地頭が飛び抜けて良かったり、過去問演習なんて一度もやらないでも合格したという方の話もお聞きしますが、自分は自分の事をどこにでもいる凡才だと思っているので、それなりの努力をしないと、そんな天才肌の人間が混ざっている2次試験で上位20%に入るのは至難の業だと考えてました。
過去問演習をやった後には、ふぞろいな合格答案で採点して自分が書けなかったキーワードを確認したり、ミスノートに記入したり、ベスト答案を写経したりしてました。
合わせて、企業診断の2018年8月号に掲載せれていた「特集 2次試験 失敗と成功の本質Ⅱ」という記事に書いてあった『ティアラ式オリジナル対策集 事例問題解答プロセス作成ツール:チェック項目付き』というシートを活用し、「質問要求に答えているか」「必要な1次知識が身についているか」「タイムマネジメントが計画通りに実行できたか」等のプロセス面でも自分が出来た点・出来なかった点を確認し、これらを事例毎に作成したバインダーに収納し後日振り返られるようにするところまでが、過去問演習としていました。
※このチェックシートに興味がある方は、同友館のホームページからバックナンバーを購入できるので
こちらをご参照下さい。
(著作権の関係でシートをブログ掲載出来ない事をご容赦下さい。)
また、「過去問を繰り返し解いていたら、答えを覚えてしまいませんか?」と言う問い合わせも良くありますが、僕なりの回答としては、「覚えるぐらいやった方が良い」と考えてます。
過去問を繰り返し解く事で、与件や設問に以前やった過去問と似たような表現が出て来た時に、ぱっと解答キーワードやフレーズが出て来るなんて武器になっていると思いませんか?
もちろん、ぱっと思い浮かんだものをそのまま使用して良いかは、与件や設問に寄り添って判断する必要がありますのでご注意下さいね。
ということで、今日はここまでです。明日は自分のことで精一杯だよ!利己主義な多年度合格ナビゲーター シュホンニの登場です。乞うご期待!