多数派を意識する【前編】

同友館
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こんにちは。自分のことで精一杯だよ!利己主義な多年度合格ナビゲーター
シュホン二と申します。

私は一度、二次試験の不合格を経験しています。

敗因は複数考えられますが、まずひとつ、「多数派に寄り添う意識が不足していた」ことが挙げられます。

ちょっと極論ですが、下記を考えてみましょう。

例えば、5000人の受験生の内、「A」という要素を盛り込んだ方が4999名で、自分はその他要素「B」を盛り込んだ1名だったとしましょう。

このとき自分が、難問で正答した優秀な1名である可能性と、易問で失点した残念な1名である可能性の、どちらが高いでしょうか。

あくまで確率の話ですが、私の考えでは「失点した1名である可能性が高い」です。

5000通りの人生が集う二次試験において、共通している条件は目の前の問題文だけと言っても過言ではないでしょう。

この状況下で、多数派になればなるほど問題文から導かれた解答である可能性が高く、少数派になればなるほどご自身の人生から導かれた解答である可能性が高いと考えます。

得点が入りやすいのは、やはり前者ではないでしょうか。

また、違った観点からも多数派の優位を主張できます。

先ほどの前提で、仮に「A」が間違いで「B」が正解だったとしましょう。

この場合でも、自分が多数派にいる限り4998名と一緒に失点するだけなので、合否を分けるポイントにはなり難いと考えます。

逆に正答した1名は4999名と差をつけるかもしれませんが、針の穴を通すような1/5000の解答で4999名と勝負するリスクとリターンが見合っているでしょうか。

前提が、多数派4000名、少数派1000名でも同じ理屈かと思います。

よって、合格した年の私は以下のように考えておりました。

多数派に属することは
勝因にはなれど敗因にはなり難く、
少数派に属することは
敗因にはなれど勝因にはなり難い。

事例Ⅰの第1問から事例Ⅳの最終設問までどれだけ多数派に属し続けられるか、主観に陥った人間から少しづつふるい落とされていく、そんな試験と捉えています。

次回は多数派に属するためのトレーニングとして、勉強会について書きますね。


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