こんにちは。自分のことで精一杯だよ!利己主義な多年度合格ナビゲーター
シュホンニと申します。
前回の続きです。一応前編はこちら。
玄関で居心地悪くしていたところ、会計士から「とりあえず下いきますか」との提案で一安心。
部屋に入った瞬間拘束されるのでは? 非日常の空気に呑まれそこまで警戒していたのですが、杞憂だったようです。
エレベーターへ戻り、タワマンにほぼ隣接する外資系ホテルへ向かうことに。
歩きながら簡単に挨拶を済ませるも、やはり何となく気まずい雰囲気が続きます。友人よ、もっと喋ってくれ、と腹の中で思いながら何とかホテルのラウンジに到着。
席に着き、我々は無難にコーヒーを注文。会計士は「今日ここ4回目なんだよね」と気怠そうにつぶやきながらゆずティーを選択します。
仕事の打ち合わせに高級ホテルのラウンジをよく使うのでしょう。経費で落ちるとはいえ生活レベルの違いを見せつけられたようで再び恐縮する私。
友人よ、俺はこの場にいていいのかね? と、心が落ち着かないままようやく本腰を入れて会話が始まります。
とはいえ、仕事の話があるわけでもないので、診断士を取得した理由とか、今やってる仕事とか、当たり障りない話題でコミュニケーションを図ります。
友人よ、ちゃんとファシリテートしてくれ、と心の中で願うも積極的に介入しない謎のスタンスで放置される私。
それでも会話を続けていると、不思議なもので年齢が同じとか出身地が近いとか、何かしら共通点を見つけて徐々に距離が縮まっていきます。
お互いにど田舎の出身だと分かり、さらに心を開く会計士。資格取得に至った背景や、現在のビジネスに懸ける想いを語り始めます。
最近は起業家への融資に注力しているらしいのですが、儲けることが主目的ではないとのこと。 経済力がなく一歩踏み出せない方々を支援したい、違う世界への扉を開いてあげたい、…自分も昔、そんな恵まれない境遇だったから。 そのために決して少なくない額の借金もしているし、事業者として毎月の支払いも苦しいが、何とか楽しめていると。
対峙して話を聴く限りそこに嘘は見えず、ただ内に秘める熱量だけが伝わってきました。
「独立する気になったら言ってください、支援します」と最後に一言もらい、一応LINEを交換して解散しました。
…M&Aの話などろくに弾まず、結局何の時間だったかもよく分かりませんが、診断士というだけで何かしら機会は転がってくるようです。 あと必要なのは、機会を逃さないための地力だけ。引き続き頑張っていきましょう。
明日は、世界どこでも勉強できる♪ストレート合格ナビゲーターおかじの登場です。