難関資格の勉強量

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ブルーオーシャンです。

いよいよ1次試験まであと1ヶ月ですね。

みなさんいかがお過ごしですか?
7科目を回すのに精一杯という方がほとんどだと思います。

中小企業診断士は国家資格の中でも難関資格に位置付けられます。
合格する為にはそれなりの勉強をしなければなりません。

がしかし、中小企業診断士以上の難関資格が世の中には存在します。本日は他の難関と言われる資格の試験内容をまとめてみました。

各サイトを参考に、勉強する科目数や合格に必要とされる勉強時間で比較してみます。

◆司法試験

短答式試験  8科目〔法律7科目(憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法)と一般教養〕

論文式試験  10科目〔法律7科目、実務基礎科目(民事・刑事)、一般教養〕

勉強時間  3,000〜8,000時間
 
受験資格を得る為に予備試験を受験し合格するか法科大学院を卒業する必要があります。個人差はありますが、合格迄に複数年かかるのは当たり前の試験です。

◆公認会計士

短答式試験   3科目(企業法、管理会計論・監査論、財務会計論)

論文式試験    5科目〔監査論、租税法、会計学、企業法、(経営学・経済学・民法・統計学の中から1科目選択)〕

勉強時間 2,500時間(短答式試験1,500時間、論文式試験1,000時間)

 
会計分野での最高峰の資格であり、試験科目と学習量が多いです。

◆司法書士

11科目(民法、不動産登記法、商法・会社法、商業登記法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、司法書士法、供託法、刑法、憲法)
 
勉強時間  3,000時間
 
主要4科目と呼ばれる「民法」、「不動産登記法」、「商法(会社法含む)」、「商業登記法」で試験問題の7〜8割を占めるようですが、主要4科目以外のマイナー科目も数問出題される為、バランスよく取り組む必要があります。法律ばかりで見るだけでウンザリしますね。

◆税理士

11科目のうち、5科目を選択
2科目 必修科目(簿記論、財務諸表論)、
1科目or2科目 選択必修科目(法人税、所得税)、
1科目or2科目 選択科目(相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、事業税又は住民税、固定資産税)
 
計5科目を合格する必要がありますが、一度科目合格したものは生涯有効です。長期戦で1科目か2科目ずつ確実に合格していく方法もあるようです。
 
勉強時間 1,500〜2,500時間

◆社会保険労務士

10科目(労働基準法、労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、労働保険の保険料の徴収等に関する法律、労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法)
 
勉強時間: 800時間
 
試験日は1日ですが、
選択式は80分で8問、択一式は210分(3時間30分)で70問解くことになります。1問当たり平均で選択式で10分、択一式では3分しか時間をかけられず、長丁場の割にはスピードも要求されるのが社労士試験の特徴のようです。

では、言うまでもないですが、中小企業診断士は以下の通りです。

◆中小企業診断士

短答式試験  7科目(経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策)
 
論文式試験  4事例(組織・人事、マーケティング・流通、生産・技術、財務・会計)
 
勉強時間:1,000時間
 
いかがでしょうか。一般的に言われる難易度としては、社会保険労務士は中小企業診断士と同等で、他の資格はより難易度が上の資格です。
中小企業診断士試験より難関と言われる資格についてはもちろん必要とされる勉強時間も長い傾向にあります。
 
分野も違いますので単純に比較するのも…とは思いますが、どの資格でも挑戦されている方がおり、それぞれの方が、勉強量や難しさに直面しながらも頑張って取り組んでいるものと思います。
 
なので、1次試験まであと1ヶ月をひとまず食らいついてみませんか?
その後、2次試験まで約3ヶ月勉強に集中してみてください。
 
勉強することは、マイナスには決してならず、プラスしかないと思っています。
 
挑戦をすることを決めた意欲旺盛なあなたであれば、努力した成果は必ずついてくると思います。
 
適度に休息や息抜きを入れながら、これからも頑張ってください!
 
明日は、ほっしー  です!
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