記憶と睡眠の関係性

同友館
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みなさま、いつもふぞろいブログをお読み頂き誠にありがとうございます。
コツコツやればいつかきっと花開く!独学多年度合格ナビゲーターの☆はる☆と申します。
 
我々ふぞろい12メンバーは、平成30年度の試験問題を取り扱った「ふぞろいな合格答案エピソード12」を発行すべく昨年12月より皆様から頂いた再現答案を分析・執筆して来ましたが、だいぶいい感じで仕上がってまいりました!
 
執筆作業も最終段階に入って来ましたので、そろそろ次の活動をスタートしようと考えております。
 
ということで、今年もやります!ふぞろいな合格答案の春セミナーを!
 
詳細は僕のブログ記事の巻末に掲載しております。是非ご確認くださいね。
 
さて、僕からは4回目の投稿となる今回は、記憶や睡眠に関するゆるい話(通称:ゆるわだ)になります。
 
(え?あえて言わないでも、いつも「ゆるわだ」ばかりだって?すみません、難しい話は苦手なもので…)

中小企業診断士試験では、1次は予選で2次が本戦とか、本丸が2次だといった表現が使わるように、10月の2次筆記試験が合否をわけるというのは間違いないと思いますが、とは言え1次を通過しないと2次に挑戦する権利も得られないことから、今の時期は殆どの方が1次の学習に多くの時間を割いているかと思われます。

この1次試験は7科目という範囲の広さと、結構な量の知識や計算式の「記憶」が求められることから「ほんとにこんなに沢山の事を覚えられるのかな?」と不安に思われている方もいらっしゃると思います。

覚えたはずの事が忘れていたり、また覚え直しても暫くたったら記憶が曖昧になってたりすると、特に試験日が近づいてくればくるほど焦りを強く感じたりします。

でも、有名なエビングハウスの「忘却曲線」が示すように、人間とはそもそも忘れる生き物なんですよね。

この忘却曲線に関しては、いろいろな媒体で紹介されているので詳細は省きますが、僕は何かの書籍で書いていた「ニシガハチ(24が8)」と語呂合わせで覚えています。つまり、人は24時間経つと8割ぐらいの事は忘れるという目安です。
(実際は上図の通り24時間で74%というのがエビングハウスの定義なんですけどね。ざっくりでいいんです。)
 
もちろん個人差はあるものの、少なくても僕は昔からコンプレックスを持つほど記憶力に自信がなく、また齢40を超えると加速度的に記憶したことより忘却していく比率が高まってきていると感じている今日この頃であったことから、どうしたら自分にとって効率的に記憶をし、また少しでも忘却の速度を落として、8月の1次試験当日にピークを持っていくかにはいろいろ悩みました。
 
これはマラソン等のスポーツと同じようなイメージです。大会当日にベストコンディションに持って行くために、計画的にトレーニングを積み重ねていくといった感じです。あまり無理しすぎて故障しないように、また逆に練習が足りなくて仕上がらない状態で大会を迎えないように、予め決めた練習メニューを日々の状態を見ながら黙々とこなしていく感じです。
(因みにインドア派の僕は、マラソン等のスポーツは一切やってませんが…。イメージです。あくまでもね ^_^;)
 
試験日に向けた(練習じゃなくて)学習スケジュールに関しては、前回の記事でお伝えしたとおりですが、僕がその日々の学習にあたって心掛けていた事の1つに睡眠があります。
 
といっても大した話じゃないのですが、土日を含めて1日あたり6時間の睡眠と朝型のスタイルにルーティーン化したというだけです。
 
脳科学的には、記憶は睡眠時に整理され定着すると言われていますので、いろいろな都合で勉強にかける時間がなかなか取れない時にも、就寝前に短時間でも記憶系の勉強をし、平均6時間は睡眠はとるようにしていました。
因みに6時間というのは、人間の睡眠が1.5時間周期でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すと言われている事から、記憶の定着をしているノンレム睡眠時の起床を避け、眠りの浅いレム睡眠時に起床すると考えた際、4.5時間だと寝不足になるし、仕事していると7.5時間も眠ってられないので、結果論として6時間睡眠と決めました。
 
とはいえ、営業の仕事をしていると、接待等のつきあいもありますし、お酒を飲んだ後は勉強効率が下がるので、睡眠時間管理にGarminのVivofit(活動量計)を購入し睡眠時間を自動的に記録し、1週間で平均6時間になるように調整をしていました。下記はこのGarminのスマホ用アプリ(Connect)における1週間の睡眠時間画面です。(画像あくまでもこのブログを執筆している時点でのものです。最近は睡眠が乱れているようですね…)
Garmin Connetの画面

次に朝方のスタイルに関しては、単に土日を含め起床を5時と決め、家族が起きてくる前の集中できる時間帯で1時間、財務・会計(事例Ⅳ)を中心にひたすら計算問題を解いていました。この習慣は、合格体験記でも書きましたが、家族でグアム旅行にいった際にも実行し、その後も2次試験の前まで続けました(もちろん2次試験当日も同様)。

中小企業診断士を目指す人にとって、日々勉強をするのは当然のことではありますが、その勉強の結果を少しでも定着させたいという思いからこんな感じの睡眠と起床に関する工夫をしていました。皆さんにとっても何らかの参考になれば幸いです。

さて、明日は自分のことで精一杯だよ!利己主義な多年度合格ナビゲーター シュホンニの登場です。中小企業診断士の資格を取得した事で彼に起こった心境の変化とは?乞うご期待!

 以上、☆はる☆でした。

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