綺麗さっぱり忘れる!が出来ないそんな貴方に

同友館
doyukan_logo

 

ブログをご覧のみなさま、こんにちは!

全身全霊!受験生の応援部員!2年生合格ナビゲーター とよでぃです。

先日の2次筆記試験を受験された方、大変お疲れさまでした!

合格発表まではモヤモヤするかもですが、一先ず一区切りですのでゆっくりお過ごしください。

 

今回のブログでは、私の2次筆記試験後の過ごし方を書いていきます。

昨日のかずさの投稿で私は「王道の男」と紹介されておりましたが、

恐らくこの過ごし方は王道ではないかも分かりません。

ちょうど1年前、みなさまと同様に2次筆記試験を受け終わり、

「落ちた」という絶望感に苛まれておりました。

受験後は「綺麗さっぱり試験のことは忘れて伸び伸び過ごすべき」とよく言われますが、

元々ネガティブ気質の私はそんな風に忘れる事なんて出来る訳もなく、

ずーっとモヤモヤ考えていました。

「◯◯って書いたし、そこで点は取れているだろう」

「あそこでミスったけど、ここで得点が取れているから何点までいけるのでは」とか

ずーっとモヤモヤ考えていました。

「受かっている大丈夫!」と気持ちが高揚したり、

「絶対だめだ落ちてる」と気持ちが落ち込んだりを繰り返していました。

非常に感情の起伏が激しい状態に陥っていたのです。

…若干やみ気味でしたかね笑

 

そんな中、

綺麗さっぱり忘れることも出来ないし、ずっとモヤモヤしている…

だったら徹底的に分析してやろう…という心境に行き着いたのです。

 

そこで、試験から数日後にその分析の基となる再現答案を作成しました。

再現答案作るのって相当苦痛が伴います

特に落ちたと思っていると、

「ああ、この要素入れ忘れた」とか「こう書きゃ良かった」とか

はたまた間違いに気が付いたりとか、

書くだけで相当メンタルがズタボロになりました。

ちょっとした気づきが、ボディブローのようにメンタルにダメージを与えるのです。

そもそも病み気味だったのに尚のこと気持ちが落ち込むという…

 

でも、先に結論から申しますと、

再現答案を作成して良かったと思っています。

受験1年目には作成していなかったので尚更そう感じるのです。

理由としては、

事実を受け入れられる状態になれたからです。

冷静に客観視出来るようになったからとも言えるかもしれません。

再現答案はすぐに作成しないと、試験本番に何を書いたかはどんどん忘れていきます。

(1年目具体的に何をどう書いたか、今では殆ど思い出せません)

何を書いたか覚えていないとなると検証も出来なくなるので、尚のことモヤモヤします。

 

しっかりと再現答案を作成すると、

それを基に自分が受かったのか、それとも落ちたのかを具体的に考察することが出来ます。

この具体的に考察して自分を納得させるということが、

私にとっての唯一の精神安定ツールだった訳です。

 

再現答案を作成して以降は、試験問題の分析ばかりに注力します。

与件文と設問文を読み込み、本番で書けたかに関わらず必要な要素を抽出し、

再現答案とは別で自分なりのベスト答案を作成していました。

特にやらかしてしまった・失敗したと思っていた事例Ⅲに関しては、

相当時間をかけて分析していました。

そしてベスト答案はより良くするために何度も何度も修正していったのです。

(もはや趣味の領域…)

その上で自分の再現答案と自分なりのベスト答案を比較検討して、

自分が何が書けておらず失点してしまっているかの反省を繰り返しました。

 

…とまあこんな感じを試験後2週間、繰り返しているうちに

まあダメだったろうけど、試験とかもうどうでもいいや

という心境に陥ったのです。

試験を綺麗さっぱり忘れられない!という方は逆に徹底的に思い出して、

そしてそれを基に徹底的に反省してみてください。

徹底的に分析した上で、どこかしらの着地点に到達したら、

自然と綺麗さっぱり忘れられる、というかどうでもよくなります。

 

更に私の場合、

いつ受かるか分からないし、取得しても何が出来るわけでもないし、

この資格試験の結果次第で今後の進路を検討しようとか、止めよう!

というかやってられるか!コノヤロー!

って心境に到達し、試験の結果とかホントどうでもよくなって、

何人もの転職エージェントに話を聞きまくって

自分のキャリアの棚卸しを進めていく方向に突っ走りました。

 

物事への区切りの付け方は人ぞれぞれと思います。

徹底的に振り返ることは遠回りに見えて、

気持ちの切り替えには大いに奏功すると身を以て感じました。

ですので、まず再現答案は作成してみてください。

そして再現答案を作成したら、せっかくなのでふぞろいに送ってくださいね。

↓↓↓提出先

再現答案提出のお願い

 

そもそも試験で書いた答案というものは、

試験勉強をしてきたそれまでの活動の結果です。言うならば成果物です。

それをしっかり検証して活動内容と併せて検証せずにして、

コンサルタントと言えるのか!とも言えなくもないと思います。

 

再現答案を作って徹底的に分析したことは、後からジワジワ活きてきます。

例えば、筆記試験合格後の口述試験対策。

与件文も読み込んでいたので内容は頭に入っており、筆記試験合格後に口述対策する際も、

各社の概要などはしっかり覚えていたので、スムーズに取り組めたのです。

 

そして、合格してからの受験生支援においても活きました。

そもそも事例Ⅲをやらかしたと思っていたからこそ、事例を徹底的に分析したいと思って、

事例Ⅲ分析チームリーダーを務めたという経緯があります。

試験後に気持ちが落ち込みながらも自分なりに分析したことが基礎となって、

更に答案分析での分析を深めることが出来たと感じています。

実際に相当悩んだからこそ、受験生のみなさまに伝えたい!という気持ちで活動してきました。

 

繰り返しになりますが、

忘れられないなら、徹底的に思い出して反省しまくりましょう!!

気持ち的にしんどいことではありますが、

大丈夫です、

受かったら受かったで、しんどいことはこれからいくらでも待っていますから!

かずさの投稿にあったように、私とよでぃは合格後15日間の実務補習を受けました。大変勉強になりましたが、それはそれは大変だったのです…)

再現答案の作成のしんどさなんて、大したことないですよ!

 

次回明日の投稿は、我らが事務局長!オクムーです!

どういう心境の変化か最近髪の分け目を変えたオクムー

その心境を語ってくれることでしょう。オクムーの投稿をお楽しみに!

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする