ブログをご覧の皆様、こんにちは。
「配られたカードで勝負するっきゃないのさ」ストレート合格ナビゲーターのちーたーです。
さて、試験が終了してから2週間ほど経過しました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
勉強をしていた時間が急に空いてしまって、手持ち無沙汰な方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな時は「受かったらどうしようかな?」なんて皮算用しておくのも一興ではないかと思い、このブログをしたためております。時には皮算用するのも悪くないものです。まぁ、中々そんな気になれない方も多いでしょうけど・・・。
というわけで今回は、皆様に合格後のイメージを持って頂けるように、実際に私が知っている範囲内で、診断士試験合格者がどのような動きをしているかを、おおまかにお伝えしていきたいと思います。
① 独立系
花形でしょうかね。いわゆる一本立ちです。チラホラ見かけます。
私はあまり上の世代の方と交流がないので、知り合うのは独立したてな方が多いですが、皆さん、大変そうだけど楽しそうという印象です。
診断士には独占業務がないので、何をもって「診断士として独立」なのかは解釈が分かれるところでしょう。
言いようによっては「診断士業務など存在しない」とも言えるし、「あらゆることが診断士業務である」と言えなくもない。
従って、何でもできるだけに、よほどやりたいことが明確でないと「診断士として独立」というのは中々ハードルは高そうだなという印象を持っています。無資格とそんな変わらないような(笑)。実際、お会いした独立系の方々は、バイタリティの高い方が多いようにお見受けしました。
「診断士として独立」というよりも、何かやりたいことがあって、それに対して診断士で学んだことが役に立つ、という方が近いと思います。メインというよりサブで効果を発揮するんじゃないかという気がしますね。
まずはビジョンを明確にして、そのビジョン達成のために、この資格をどこでどう活かすのか?
独立志向の方は、そのイメージをより具体化していくことに時間を使って頂くのもアリなのかなーと。
まぁでも、独立系志向の方はそんなん言われなくてもやってるんですよね(笑)
② 副業・兼業系
最近、巷で流行りの副業・兼業です。
とはいえ、会社によってはまだまだ禁止されているところも多そうですが。
いきなり独立は危険だが、経験を積みたい、収入を増やしたいということで、このルートを志す人もいます。
でも、基本は独立と同じで、誰と関係性を築いて、どこでどうやって仕事取っていくのかが要。というわけで、やることは①とほぼ同じ。
また、本業を行いながらになるので、副業のために土日を費やしたり、有給を取得したりする必要性が出てくるでしょう。それを厭わない覚悟とバイタリティが必須です。本業に支障を来すようでは、本末転倒ですからね。
ワークライフバランスとか、ワークと実入りのバランスは・・・まぁ、言わぬが花、というところでしょうかね。経営でもそうですが、まず大事なのは率より額ですから。実際にやっている人は、成長とか経験に重きを置いている感じです。
あ、ちなみになんですが、ダマで副業しようとしている方に忠告。
住民税の特別徴収でバレないようにしてくださいね。
あれは申告している所得から計算されるので、
所得が高くなって住民税が高くなると、職場に怪しまれます。
まぁ、基本的に雑所得なんで、必ずしも副業とは決めつけられないでしょうけどね。
③ 転職・異動系
他企業に転職する、あるいは企業内で希望を出して部署を異動する、というタイプです。
収入面がどうなったかはさすがに聞いていないのでわからないですが、少なくとも業務が確実に存在し、やりたいことができるという点で満足度は高そうです。
①②の場合には、仕事がなくて困るということもあり得ますが、組織内であれば、基本的に仕事は何かしら回ってきますからね。
診断士という資格が、転職・異動に際してどの程度評価されるのかは謎です。
少なからず成功している人がいるので、全く評価されないわけではなさそう。
しかしながら、診断士というものの内容については、あまり知られていないように思います。
まぁ、独占業務もなく、個々人がバラバラのことをやってるわけですから、画一化されたイメージがないのも無理はないでしょう。
従って、転職を希望する業界や、異動を希望する部署に対して、診断士の勉強を通して学んだことをどうマッチングさせるのか、考えておくといいでしょう。
でも実際、診断士資格が評価されているのか、診断士資格を取得する意欲やバイタリティが評価されているのか・・・個人的には、後者っぽい気がしないでもないのですがね(笑)
④ 現職系
現在の仕事に、診断士で学んだことを活かすタイプです。私も一応、このタイプに属します。
他の士業で独立している人も、こちらに属すると言えるでしょう。
こちらは、別に合格していなくても実践できますね。
合格発表を待たずに、勉強したことを日々実践して頂くといいと思います。
生兵法は怪我の基、と考える方もおられるかもしれませんが、その点はご安心下さい。
合格しても、十分に生兵法ですから(笑)
怪我をする度に勉強して、なんとかやっていくしかないでしょう。
私自身は会計事務所に勤務しておりますので、社長にビシバシと経営助言を・・・できているわけではございません。ふぞろい11にも書きましたけど、残念ながらそんな甘くないです。
どちらかというと、私の場合、事務所内で行う作業について、運営管理の考え方が役に立っています。これのおかげで、結構早く帰れるようになりました。
そうやって空いた時間を、なるべく勉強に使うようにしています。これだけでも、結構価値があったかなーと思ってますね。
さて、いかがでしたでしょうか。少しはイメージが湧きましたでしょうか。
正直、私もあまり手広く人間関係を築くタイプではないので、決して母数は多くないのですが、おおまかに分けると上記4パターンなのではないかと思います。
勿論、どれか1つだけということではなく、②かつ④ということもあるし、②をやっていたらどんどん忙しくなって①になった、ということもあり得ます。
自分のなりたい診断士像を、今一度考えてみるのもいいかもしれません。
よく「診断士資格を取って人生変わった」とか言いますが、その言葉に私は懐疑的です。
私の印象では、「人生を変えたいという強い想いを持った人が、人生を変えるべくして変えている」ように思えます。
変わるのは必然で、診断士はそのきっかけというだけに過ぎない。変わらない人は変わらないし、資格自体に水戸黄門の印籠のような効果があるわけでもない。そこは、誤解してはいけないと思います。
実際、私自身は人生変わったというほどは変わっていません。受かろうが受かるまいが、自分は自分ですからね。
ただ、広範なことを学ぶので、学んだことがどこかしらで役に立つ可能性は高いですし、人生を変えたいというバイタリティ溢れる方々と接触する機会も多いので、刺激にはなると思います。
その後は、個人のポテンシャル次第、というところでしょうかね。
さて次回は、まったりゆっくり独学派★多年度生合格ナビゲーターのかずさ の登場です。
仕事は激務、家庭も育児で激務と24時間激務体制が続いているかずさ。
果たして明日のブログは更新されるのか?!乞うご期待!