あなたの◯癖、認識しよう!

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ブログをご覧の皆様、こんにちは!
東北仙台からエールを届ける!2年生合格ナビゲーター とよでぃです。


今回の内容は「癖(くせ)」です。

前回は、「色んな情報に触れよう」という意味で「浮気」というテーマで書きましたが、

今回は「自分自身に向き合おう!」ということを主眼に書いていきます。

あっ、タイトルは「ほにゃらら癖(ぐせ)」と読んでくださいね。

 

 

なぜ、自分の癖を認識する必要があるのか?

私見ですが、「自分の癖は極限状態の際、如実に表出するから」です。

2次試験の各事例は80分というタイトな時間で、

何百字という文字を書いて答案を作成します。

もうホントギリギリのしんどい状態で試験と戦い、解答を練り上げるのです。

そんな極限状態の時に

「自分はどのような状態に陥りがちなのか」を予め把握しておくことで、

それに対する対処法を用意することが出来ます。

癖はなかなか治らないです

自分の癖をしっかり理解して、どう付き合っていくかが重要と考えます。

 

みなさん、自分のことてどの程度理解しているでしょうか。

意外と自分自身のことって良く分からないことって多いのではないでしょうか。

私自身、人から指摘されたり、何かしら新しいことを経験したりするなどして、
「嗚呼、自分ってこうだったんだ」と認識することが多いです。

癖を知ることもまさしくそうだと思います。
(蛇足ですが、口癖とか酒癖とかは他人に指摘されないとホント気づかないものです…。)

 

これから書いていく私の「癖」に関しても、

認識するようになったのは結構最近で、この受験勉強を通じて分かったことです。

 

私の癖は、
「話しながら(または書きながら)、考えを整理する」という癖です。
(私には色々と癖があるようですが、ここでは試験対策に関係あることのみ書いています。)

よく昔から、「たまに言っていることの意味が分からない」とか
「だらだら話していて、言っていることが分からない」という指摘を受けることがあります。

要は、考えながら話している癖のようです。

声に出して話して自分の耳で聞いて、

話す内容や考えを頭の中で整理しているようなんです。

整理するために言葉にしているため、

聞いている人からは「何のことか分からない」ということが生じているようです。

バーッと話して、

頭の中で整理が出来て勝手に自己完結しているという、非常に勝手なやつです。

これが話す場面でなければ、

紙に書いて内容を書き出して視覚的に把握し、考えや内容を整理します。

逆に言えば、話したり、書いたりをしなければ、

私は、考えをまとめられないのです。

私は黙ってじっと頭の中だけで情報を整理して、考えをまとめるということが極端に苦手です。

というか、出来ません

この癖が2次試験を解くにあたってネックになっていました。

 

2次試験の解答作成では、
➀与件文の中の各該当箇所から解答要素をピックアップし、
➁自分が知っている1次試験の知識も織り込みつつ、
➂因果関係を明確にした文章を、
➃100~160字程度でまとめる
という手順を行うことが求められます。

私の頭では、
頭の中だけでは全然出来ないんです、この手順。
合格者の中には、頭の中だけでこの手順をサラッと出来ちゃう人が結構います。

でも、私は出来ないんです
頭の中だけでじっと考えている時って、
アウトプットとして形になるようなものを出せないんです、私は。

つまり、

頭の中だけでじっと考えている時間は私にとって、無駄な時間になってしまうのです。

じっと考えるだけでは、私にとってはただただ時間が過ぎるだけです。

 

ではこの自分の癖を認識した上で、どうしたのか。

手を動かして、書きまくりました。

問題用紙には、最低1枚は白紙の余白があります。

それを大きく区切って、各設問に振り分けます。

設問が4つなら、縦線と横線引いて余白を4つに区切って、

各設問に関連する解答要素や知識を書きまくるようにしたのです。

それらの各要素の関連を線で繋ぐなどして、

視覚的に整理し、文章のイメージを固めていく作業を行います。

そうすることでようやく、解答全体の形が出来上がっていくのです。

それを解答用紙に書いていく。

こうしないと内容を整理できないし、文章を構築出来なかったのです。

 

先日発売となった

ふぞろいな合格答案分析エピソード11」の購入者特典として、

本番の試験で私が書き込みをしまくった問題用紙を閲覧することが出来ます。

「何こいつ、問題用紙にこんなぐちゃぐちゃ書いていたの?」っていうくらい

生々しい問題用紙にとなっています。

ご興味あれば、私の思考整理の過程を是非ご覧ください。

 

自分の癖を知るには、

➀他人から指摘を受ける

➁後で冷静に自分を振り返る の方法があると思います。

特に➁に関しては、「反省ノート」なるものを用意し、事例を解いた後毎回、自分が出来なかったことやその原因、気づきなどを思いつくがままに書き出しまくりました。これを繰り返して後で見直してみると、自分が毎回似たようなことで躓いていたり、似たようなミスを起こしていたりなど、自分の癖や傾向が分かってきます。その内容をファイナルペーパーに記載し、自分の癖を試験直前に再認識させるようにして対処していました。

 

「なんとなく、こういうのが癖かな」とぼやーっと認識するのではなく、

はっきりと「自分の癖は○○だ」と表現できるようになりましょう。

はっきり言葉で表現することで、癖をしっかり捉えることができ、

対処法を具体的に検討する事が出来ると思います。

 

いかがでしたでしょうか。

今回は、「癖」に関して書いてきました。

ふぞろいメンバーからは「だったら、てめえ酒癖どうにかしろや!」

というツッコミが入りそうですが。

(これでも大分まともになったのですよ…。昔とかそれはそれは目も当てられませんでした。)

みなさんも自分を冷静に客観視して癖を理解し、

対処法を用意して万全の態勢で2次試験に臨めるよう、準備していきましょう。

次回の更新は、我らが事務局長!オクムーです。

オクムーはどんな◯癖を持っているんですかね。

(あっ、ここも「癖(くせ)」と読んでくださいね。)

オクムーの投稿をお楽しみに!!

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