2次試験解答プロセス 事例Ⅰ~Ⅲ編

同友館
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こんにちは、事務局長のオクムーです。

今日は、自分の解答プロセスを公開したいと思います。
ご存知の通り、解答プロセスは人によって色々な方法があります。
2年目受験生にとっては、どんな解法が自分にマッチするのか試行錯誤している時期、またはそろそろ固まりつつある時期かと思います。
そんな皆様の参考になれば幸いです。

《オクムーの解答プロセス》

STEP1

まず、問題用紙の最終ページをメモ用紙として破きます。
そして、問題ごとにメモスペースを区切ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

Q.なぜメモ用紙を切り離すか?
A.メモ用紙と与件文、設問文、答案用紙を場合に応じて横に並べて一覧性を高めるためです。

STEP2

設問文を読みながら、気付いたことを軽くメモします。

STEP3

与件文の形式段落をわかり易くするため、線を引きます。

~ここまで開始10分くらい~

STEP4

与件文を文節を区切りながら一読します。接続詞は順接△、逆接▽で印をつけます。

Q.なぜ文節を区切るか?
A.文章の始めと終わりが認識しやすくなり、後から読み直しやすいからです。

Q.なぜ接続詞をマークするか?
A.接続詞の後には、その段落の結論となる部分が記述されていることがあるためです。

STEP5

設問ごとに違う色のマーカーで色を塗ります。

Q.なぜ設問ごとに色分けするか?
A.メリデメを最後にまとめいるので参照してください。

STEP6

解答を考えながら、設問に関連しそうな与件文の箇所を、問題ごとの色に合わせてマークします。

STEP7

与件文に記述がない解答要素についてメモ用紙にメモします。

STEP8

STEP6~7を全問行います。
基本的に、第1問から順に行いますが、与件文と設問の対応付けが難しいと感じた場合は、その設問を一旦飛ばします。
理由は、他の設問の対応付けが終わってからのほうが切り分けが簡単になることがあるからです。

~ここまで開始40分くらい~

STEP9

解答内容を答案に記述し始めます。
解答字数にもよりますが、誤字脱字の見直し時間も含めて終了40分前から記述を始めるのが一般的です。

 

以上が、オクムーの事例Ⅰ~Ⅲの解答プロセスとなります。参考になったでしょうか。
設問文ごとに色を決めて与件文に同じ色でマークするという手法で合格する人は毎年一定数いると思います。
オクムーも「ふぞろいな合格答案9」のブログ記事を読んでこの方法を知りました。

その時にオクムーが抱えていた主な問題点は、以下の2つです。

  1. 与件文の重要箇所にシャーペンで線を引いているのに解答に反映する際漏れてしまうことがある。
  2. すべての問題の解答要素を考え、与件文の情報を満遍なく利用できているかを確認してから、まとめて記述を始める手法を取っていたので、問題ごとの着眼点がとっちらかることがある。

そして、この方法を取り入れたことによるメリットは、以下の3つでした。

  1. 与件文から抜き出す情報を整理できた(メモ量が減るうえ、全問の解答要素を考えてから記述作業に移る際に、最初に考えた問題の着眼点を忘れにくい)
  2. 与件文内で解答に利用していない箇所(段落)が視覚的に明らかになった
  3. 復習時に、自分がどの設問でどこに着目していたかが一目瞭然になった

この方法を取り入れて感じたデメリットは、シャーペンの他にマーカーを5本程度用意する必要があり、机の上がワチャワチャすることです。

もちろん、プロセスを変更したてのときは、慣れずに時間がオーバーするということもありました。
過去問や予備校の演習を解きながら徐々に慣らしていき、微調整を加えながらプロセスを確立していきました。

ぜひ、自分の問題点を克服するために、解答プロセスの改善を実施してください。そして、微調整を繰返しながらジャストフィットさせて、得点の安定化を図ってください!

2年目生向け2次試験の勉強方法については過去記事もご参考にご一読ください!

 

さて、次回の登場は、ストイックな貴方を強力サポート超速合格ナビゲーターゆうちゃんです。
何やら、余裕のないストレート生にとってこそ2次試験対策が重要らしい・・・!お楽しみに!

 

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