知るべきか、知らざるべきか。それが問題だ。(後編)

同友館
doyukan_logo

ブログをご覧の皆様、こんにちは。

「配られたカードで勝負するっきゃないのさ」ストレート合格ナビゲーターちーたーです。

私の自己紹介はこちら

 

今回は、前回に引き続き「本当に、本当に、この時期に2次試験の勉強はしなくていいのか!?」をテーマにお送りしようと思います。

 

前回、事例Ⅰ~Ⅲについてお話ししました(前回のブログはこちら)ので、今回は事例Ⅳについてお話ししたいと思います。

しかし、その前に、私の自己紹介をご覧になった方で「会計事務所に勤めているのだから、事例Ⅳができるのは当然でしょ?そんな人の考えに汎用性があるの?」とお考えの方もいらっしゃると思いますので、まずは、会計事務所勤めであることによる有利性の有無について述べていきたいと思います。

 

結論から申し上げれば、有利性はあります。例えば「電卓はともだち!こわくないよ!」というくらいには電卓と信頼関係を築いていますし、財務諸表と連日にらめっこしているような職場環境ですから、数字への慣れや会計知識という点においては、一日の長があると言えるでしょう。

しかし、逆を言えば、有利なのはそれだけです。それ以外の点では大した有利性はありません。恥ずかしながら、私は事例Ⅳの勉強をするまで経営指標なんてほとんど計算できなかったですし、NPV法(正味現在価値法)で投資の判断をするなんて考えたこともありませんでした。

実際、2次試験の勉強を始めた8月頃の模試の点数は30点くらいでした。その後に「事例Ⅳの全知識・全ノウハウ」を使って繰り返し練習することで、2ヶ月で事例Ⅰ~Ⅲの失点(かなりの失点です)を補填できるまでに成長することができたのです。

要するに、最初からスラスラできるほど有利ではないのですが、2ヶ月というスピードで得点源にできるほどには有利だということです。

 

しかし、これはあくまでも成長の速度において有利であるという話であって、事例Ⅳが会計、経理畑の人間の独壇場というわけではありません。所要時間に個人差はあると思いますが、とにかく繰り返し練習すれば、誰もが必ず事例Ⅳを得点源にできます。

よって、結論を申し上げますと「事例Ⅳについては、今から概要だけでも知っておいた方がいい」ということになります。何故なら、会計事務所勤めの私でも2ヶ月かかったので、普段電卓を叩かない、財務諸表を見ないという方はもっと時間がかかるであろうと考えられるからです。

その時間を少しでも短くするために、今から「事例Ⅳの全知識・全ノウハウ」を眺めて概要を掴んでおく事をオススメします(まだ2018年版は出ていませんが)。そして、1次試験が終わったら即!練習開始です。初動が大事です。気が抜けて2週間くらいのんびりしてた、なんてことがないようにして下さいね。

 

さて、次回は まったりゆっくり独学派★多年度生合格ナビゲーター ”かずさ” の登場です。
我らがブログリーダーかずさはどんなにゃんこ画像を載せてくれるのでしょうか?!(違)

 

 

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする