こんにちは。ぶーにゃんです。
先日は、東京・大阪で行われた「ふぞろい&全知・全ノウ」セミナーにたくさんのご参加いただきましてありがとうございます。
私たちの感じた診断士2次試験。そこから何か感じ取っていただけていれば良いなと思います。残念ながら来られなかった人も「ふぞろい6」を読んで感じてくださいね。
ところで、セミナー東京会場となった中小企業会館。セミナーでも触れましたがここは実務補習の集合場所&多くの人たちの議論の場となります。実務補習とは、実際のコンサルティングを協力企業さんにお願いして先生の指導の下、チームで行っていくというものです。私も明日から3回目(5日間)が始まります。
そこで、今回最後なのであらためて過去2回でどんな体験をしたか思い返してみました。
それぞれの企業に今を取り巻く現状や経営者の思いがある。それに対して、短い時間でのヒアリング内容や事業所見学、お借りした財務諸表から問題、課題を抽出して重要なものへの改善提案を行っていく。答えは1つではない。但し、その中である程度論理的で実現可能な妥当性ある解答を求められている。
あれっ?それってどこかで・・・!?あっ、診断士2次試験だぁー!!
2次試験ではヒアリングをすることこそ出来ないけど、与件文2~3ページには現状や経営者の思い、問題、課題などが散りばめられている。解答用紙には現状分析や改善提案を書いていく。2次試験ってホント上手くできてるなぁ。。。
2次試験はなんで正解を公表しないんだろうって思ってました。でも、現実世界では「正解はこれですよ」なんて1つであるわけがない。だから経営は難しいし、みんな手探りでやっているんだ。
よく考えたらこの試験で正解は絶対にこれしかないなんて言ったら、ある程度妥当性がある解答なんていっぱいあるんだから、「こっちの方が妥当性があるぞ!」なんてクレームついちゃうから当然ですよね。
現実だって答えは1つじゃない。だから2次試験でも多面的に考え、多面的に解答する必要があるんですね。
むむむむむぅ。2次試験って奥が深い!!