「ダメだこりゃ!」と思った時に受かるの法則?

同友館
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こんにちは。
多年度生合格ナビゲーター、キッラーンです。

早いもので、2次試験が終わってから早くも2週間が経ちました。きっとほとんどの方は再現答案の作成も終わり(まだ作成していない方は急いで作成しましょう。そしてこちら から答案をご提供ください)、試験後の開放感とともに日々の生活を楽しんでいるのではないでしょうか?

あるいは、再現答案を作成しながら自分のミスに気付き「ダメだこりゃ!」と落ち込んでいる人もいるかもしれません。しかし、ダメだこりゃ!」と思っているときに合格したりするのが2次試験の不思議なところです。

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2次試験は1次試験のとは違って明確な答えが公表されないため、本当に結果がどうなるのかは合格発表が出るまで分かりません。

他の資格試験のことは詳しくは知りませんが、これほど受験者の感覚と、合否の結果にギャップのある資格試験も珍しいのではないかと思います。

事実、合格者の中には「今年は絶対大丈夫」と思った年に不合格になり、「今年は絶対に落ちた」と思った年に合格したという人は意外と多いのです。事実、キッラーンもそんな合格者の一人です。

以前のブログにも書きましたが、キッラーンは2次試験を6回受けました。初めて受験した時は、本当に何が何だかわからない間に2次試験を終えました。2回目の受験では、「頭ではわかっているはずなのに、頭で思ったことができなかった」というのが試験直後の感想です。

 

3回目~5回目はそれなりの実力もついた状態で受験していたので、「きっと今年こそ大丈夫」くらいの感覚で試験後の時期を過ごしていました。予備校の模範解答を集めたり、勉強会の仲間と討議をしたこともありましたが、今にして思えば「きっと今年こそ大丈夫」と自分に思いこませるためにやっていたようにも思います。

たとえば、予備校の解答を集めると答えが予備校によって違っていることはよくあります。当然ながら、自分の書いた内容が、A社の解答とは同じだけど、B社の解答とは違う、といったケースが発生します。そんなとき、「A社と同じだから大丈夫」と自分を納得させていた気がします。

「きっと今年こそ大丈夫」という前提で結果を解釈しているので、正しい分析もできていません。そんな状態で毎年12月の合格発表を合格するつもりで迎えるため、不合格となった時には、当然ながらかなり落ち込むことになりました。

では、昨年はどうだったのか?

実は、ほとんど予備校の解答は見ませんでした。

というのも、再現答案を作成している段階で、「ダメだこりゃ!」となってしまったからです。たとえば、事例2の第1問のPPM問題で、キッラーンはa欄とb欄に1つずつの事業にしか答えていませんでした。再現答案を作成している段階で、2つの欄の合計で5つの事業について書かなければいけなかったことに気付いた時には、何年やってもこうしたミスをする自分の愚かさに涙が出そうでした。これは、ほんの一例で、再現答案を作成する過程で、他の事例でもいろいろと「やっちまった!」箇所に気付いてしまったのです。

再現答案作成後は、さらに追い打ちをかける出来事が起こりました。間違ってるのが分かるともっと落ち込むので「予備校の解答は見ないことにしよう」と思っていたのですが、「自信のある問題が正解か確かめよう」と思って、事例Ⅳの第3問(CVP問題)だけ予備校の解答を見ることにしたのです。ところが・・・

違ってる!

この瞬間、キッラーンは不合格を確信しました。しかし、結果は無事に合格していました。

では、なぜ「ダメだこりゃ!」と思っていた年に合格できたのでしょう? ここまで読んだみなさんなら、お分かりの通りでしょう。

合格できた年は、
再現答案の作成段階で自分のミスに気付くけるくらい
しっかりと事例に対応できていた。

ということなのではないかと、キッラーンは考えています。

先ほども書きましたが、合格者の中には「今年は絶対大丈夫」と思った年に不合格になり、「今年は絶対に落ちた」と思った年に合格したという人は意外と多いです。ですから、今は「ダメだこりゃ!」と思っていても合格している可能性は十分にあります。

12月の合格発表後は、合否に関わらず再び慌ただしい日々が始まります。それまでの間、ゆっくりと自分や大切な人のために時間を使ってください。

そんなビミョーなこの期間にオススメの息抜き法を、明日、けいたんが紹介してくれますので、お楽しみに!

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