自己紹介!いっちー編

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 はじめまして、いっちーと申します。『ふぞろいな合格答案エピソード17』では、事例Ⅳの分析と各種企画の執筆を担当しています。これから1年間、よろしくお願いいたします。

自己紹介

【性別】男性

【年齢】30歳

【職業】外資系金融機関の経理財務部・副業でスタートアップ企業のコンサル

【勉強法】1次:独学/2次:独学

【受験回数】1次 :1回、2次: 1回

【得意科目】(1次):経済学 (2次):事例Ⅳ

【苦手科目】(1次):経営情報システム (2次):事例Ⅲ

【趣味】将棋を観ること指すこと、野球観戦、資産運用

【保有資格】公認会計士、認定上級IPOプロフェッショナル

藤井八冠と大谷選手から目が離せません。

どんな方に読んでいただきたいか

・公認会計士が中小企業診断士も受けるの?と頭に疑問符が浮かんだ方

・副業の実施に興味のある方

・長文を苦にしないで耳を傾けてくれる方

経歴紹介

 私の経歴はふぞろいの中でもかなり異色かもしれません。以下、若輩ながら少し社会人人生を振り返ってみます。
 まず私は某監査法人の新卒採用で入社しました。この採用がまた変わっておりまして、公認会計士試験の合格前の人を先に採用して、予備校費用を出してくれてなおかつ仕事をせず勉強に集中し、合格したら働いてくれというものでした。当時は主に外資系企業に応募していたのですが、会計にエッジの効いた人生を歩まないかという採用担当パートナー(共同経営者)の一言で面白そうだと思い受験を決意。約1年間の勉強を経て公認会計士試験に合格して主に金融機関向けの監査やコンサルを行いました。
 その後、大学の設立したスタートアップでCFOとして参画してくれないかとお話をいただき、これまた面白そうだと思い転職。焼野原のバックオフィスの整備や簡単な法務、労務、総務なども総合的に担当しました。この企業がIT系だったため、業務の傍ら少しPythonも勉強するなど一番負荷のかかる時期だったかなと思います。その後上場準備企業向けのアドバイザリーを行う会社に転職したのですが、これまでの無理が祟ったのか体調を崩し休職を経験しました。      紆余曲折もありましたが、今は外資系金融機関で経理財務マネージャーとして勤務しています。また、公認会計士の資格と勤務経験を活かして、副業でスタートアップ企業の支援もしています。この副業が中小企業診断士試験を受けるモチベーションにつながっていきます。

中小企業診断士試験を受験した理由

 公認会計士は会計や税務の専門家と世間では認知されており、確かに私の強みの一つではあります。しかし上記で記載した経歴の通り、私は基本的にバックオフィス寄りの経歴を歩んでいたことから、副業で関わっている経営者の悩みに対し限定された観点からしか示唆を出すことができないと感じておりました。
 もっと経営者の悩みに寄り添って意味のある仕事をしたいと考えたところ、中小企業診断士の資格を知りました。こういった経緯があったので、よりビジネスサイドの知見を深めるべく受験することを決めました。公認会計士試験では扱わない学習内容も多く、現在のサービス提供に勉強内容が活かされていると感じています。

副業でやってきたお仕事紹介とポイント

 この資格を取得したいと考える方は副業や兼業に興味のある方も多いかと思いますので、ブログならではのコラムとして、これまでのお仕事を軽くご紹介したいと思います。以下は全て個人の意見ですので、悪しからずご了承ください。主業が外資系金融での経理財務の業務なのですが、副業の良いところは能力の及ぶ限りで好きに仕事を取れるところです。
 過去にはスライドライティングや社外CFO業務、経理体制整備支援、Valuation(企業価値算定)や経営企画・営業支援(こうした経験が中小企業診断士の受験理由につながっていきます)など幅広くやっておりました。現在はスタートアップ企業の資本政策(資金調達の戦略)策定の支援を行っています。
 現在数多くのフリーランスと企業の仲介会社がありますが、私は(稼働時間も短いので)全て直受け(プライム)案件で回しています。そういった仲介会社を使うメリットもあるのですが、単価や後続の業務獲得についてはマイナスなのかなあと感じています。
 まず単価について。コンサルティングは無形サービスの提供なので、単価を自分で決めることとなります。業務内容の難易度や工数見合いで決定するのですが、直受け案件であれば柔軟な設定が可能です。例えば最初の15時間を低単価で行って、満足してくれたら単価を上げるなど、お互いにメリットのある提案を行えます。次に後続の業務について。直受け案件であれば業務は人に付くので、信頼を得られた時に違う仕事を発注してくれたり、別の知り合いを紹介してくれたりします。人からの紹介で行う仕事は最初から信頼を置いてもらえるので、色々と融通が効きやすくなります(売り手の交渉力ですね)。
 そういった仕事をどこで受注できるのかについてですが、これは人と人の繋がりが生み出してくれます。マーケティングの4Pで考えるとチャネルになりますが、各種SNS(実名が良いですね)等を活用することや知り合いの士業に連絡を取ってみることが最初の一歩です。あとはGive and Takeの心を忘れないことが重要かと。仕事を回してくれた方にはその人に合った別の案件を紹介するなどすると、良いビジネスパートナーとして関係を構築できます。私は弁護士や社労士とお互いの専門性を活かせる仕事を皆で紹介しあっています。
 長くなりましたが副業について書いてみました。中小企業診断士はこうしたパートナーシップのパスポートです。このコラムが少しでも勉強のモチベーションに寄与すればうれしいです。

終わりに

 思った以上に長文になってしまいました。お疲れ様でした。次回はふぞろいの柱である分析統括Tの頼れるリーダー、しゅんいちです。2/24の投稿をお楽しみに。

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