「どんな診断士になりたいか」ぜあ編

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 写真は、昨年12月、全国通訳案内士の仲間たちの自主研修で訪れた、西伊豆・戸田からみた富士山です。漁船と富士山の対比がなんとも素晴らしいですね。霊峰富士、おそるべし。

 さて、ここからが本題。

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なぜ診断士を目指したか

 私の場合、家族がすでに診断士資格を取得し、それを生かしながらフリーランスとしてさまざまな受託業務をこなしていました。これまで大きい組織で「歯車」として「馬車馬」のように(あるいは、「訓練された無能!」として)働いてきた私にとって、自分で能力や人脈を開拓しながら仕事をしていくことは、新鮮でとても魅力的に見えたものです。また、家族の紹介で診断士ほか、様々な「プロ」の方とお会いする機会も増える中、様々な人と出会い、自分をさらに成長させるためには、診断士になって世界を広げることがよいのではないかと思うに至りました。(以前から家族に受験を勧められてはいましたが、勇気と自信がなく、何年かは受験を渋っていたのですが……)。

                  

キャリアチェンジも視野に入れて

 診断士受験中、あるいは合格後も様々な方と交流する機会が増え、交流の中で刺激を受ける機会がとても増えました。診断士仲間はもちろん、私が以前取得した「全国通訳案内士」の仲間たちや現職・前職の仲間たちの中でも、とくにやる気のある若い人たちなどです。こうした中で、残りの社会人生活、国籍や世代、性別などにかかわりなく、お互いを高めあえることのできる人たちと交流しながら仕事をしたいと思うに至りました。具体的なキャリアプランについては、毎日頭を悩ませているところですが、気づきの機会を得た、という点で、診断士を受験してよかったと強く思っています。

ふぞろい執筆の喜び

 診断士合格後の様々な交流の中でも、一番の経験はやはり、ふぞろいの執筆でした。メンバー全員が本業で忙しい中、少しでも役に立つ本にしようと、毎晩のように作業に打ち込み、私も海外出張時に現地のホテルからミーティングに参加したり、機内で原稿執筆したりと、寸暇を惜しんで取り組むことができました。そして、多様なバックグラウンドを持つメンバーとの交流が自分をさらに高めてくれたことは言うまでもありません。また、今回私はかなりの分量の原稿を執筆したのですが、前職でマスコミに勤めていたこともあり、「書く喜び、表現する喜び」に気づくことができたこともとてもよかったと感じています。

おわりに

 具体的なキャリアのイメージはまだまだ模索中ではありますが、「どのような診断士になりたいか?」と聞かれたら、「目の前の人(もしくはクライアント)と相互に気づきを共有できる診断士」ということだと思います。理想に近づくためにも、引き続き精進したいと思いますし、もっともっと多くの出会いを求めていきたいと考えています。

 あすのブログでは、スーパー経理マンの「みみ」が登場します。お楽しみに!

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