最後は精神論!?

同友館
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いよいよ明日ですね。決戦の日曜日。
ロンドン3です。いかがおすごしでしょうか?
ここまで来れば、後は心の持ち用!ゆっくり休んで万全の体調で望んでください!
と言いたいところですが・・・
私は、自分自身の心のコントロールは得意な方ではなく、
『最後は、精神論で!』という励まされ方をされると
却って、モチベーションが下がってしまう、へそ曲がりなところがあります。
やはり試験であり、最後の最後まであがくことが、
合格基準の曖昧な論文試験でも、重要だと思います。
といっても、4事例320分。脳力は体力に依存するところもありますので、
ご自身の最適な睡眠時間は確保して、体と脳は万全の体制で望んでください。
しかし、早めに寝るにしても、後1日残された時間はあるわけです。
2次試験は勉強量が合格に直結するわけではないと言われます。
そのため前日に、知識を詰め込んでも、間違いなく活用出来ません。
でも、自分なりの気づきが1つでも増えればそれだけ合格に近づくことができると思います。
気づきを増やすためには、過去問をじっくり分析してが最適ですが、
これも前日にやっても効果は高くないでしょう。
やはり、今までの学習の振り返りの中で再発見がないか確認するのが良いかと思います。
(1)ファイナルペーパーを作っている方へ
 試験会場に持ち込むファイナルペーパーを作成されている方は、
 改めて、ペーパーを見直されていると思います。
 私もついつい欲張りにペーパーを作って持ち込みました。
 しかし、作ったときは「いいこと書いてる!」と自己満足だったものが、
 見返すと、不満足な箇所も多かったです。
 そこで、改めて、なぜ、ファイナルペーパーにこの要素を書いたのだろうと
 復習することで、気づきが再発見できる可能性があります。

 
(2)ファイナルペーパーを作ってない方へ
 多くの方のファイナルペーパーは
  事例対応のプロセス
  事例ごとのノウハウ・TIPS
   の2パートから形成されている場合が多いです。
  プロセスは今から絵や文章にしても仕方ないと思いますので、
  ノウハウ・TIPSを最後に書き出してみてはいかがでしょうか?
(3)ノウハウの・TIPSの確認について
 前述のノウハウ・TIPSを書き出す元は、
 過去問の対応や、予備校からの模試、答案練習など
 ですが、もちろん、全部確認する時間はありません。
 なので、例えば、
  一番点数が悪かった答案と
  一番点数が良かった答案を
   見返してみるという作戦があります。
 一番悪かった答案は、完全に設問構造を取り違えて、
 0点に近い設問が多いと思います。
 その中で、自身の設問構造の当てはめ方を再確認できます。
 一方、一番良かった答案は、タブンあまり見直してないと思います。
 「よくできた!」とご満悦になって終わっている可能性があります。
 とはいえ、満点ではありませんから、各設問で失点しているわけです。
 事例の方向性や設問構造は正しかったと思いますので、
 失点をしているところを見直すと、
 一文一文、因果関係がとれていなかったりが発見できるのではないでしょうか?
 一番悪かった答案 →マクロの視点
 一番良かった答案 →ミクロの視点
  
  で最後の確認を行ない、一つでも気づきを見つけることが出来れば、
  紙に書き出して、当日の会場での最終チェックに
  使っていただきたいなあと思います。
ということで、最後の一日を、仕事したり、家族とくつろいだりせずに、
合格のために全力を尽くして頂ければと思います。
1年に1度のチャンスです。
最後の最後まであがいて、苦しんで!
そして、決戦の日曜日には、皆さまが
全ての力を試験会場で発揮できることを、お祈りしております。

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