芹生の「ふぞろいな合格答案」の使い方

24 6月, 2015 多年度生向け, 試験全般, ストレート生向け, 2年目生向け, 合格者再現答案

こんにちは、２年目生合格ナビゲーターの芹生一史です。

先日、発売されました「ふぞろいな合格答案エピソード8」は平成26年度中小企業診断士試験を受験された方の再現答案180枚以上を収集し評価区分をもとに分析しています。これは他にない「ふぞろいな合格答案」だけの強みとなっています。また、その年の合格者のアンケートなど、合格者の生の声をもとにして、試験対策へのヒントを提供しています。もう既に、お手元に御持ちの方やこれから購入される方もいらっしゃると思いますので、私の昨年に実際にふぞろいを活用した内容をお伝えしたいと思います。参考になれば幸いです。

ふぞろい流採点で自分のレベルを知る
まずは、本試験と同じ80分で昨年の問題を解いてみました。1度解いたはずですが、約半年以上実際に解いていないと初見の問題のようで、しかし不思議なことに解答に使うキーワードなどは前回とほぼ同じ内容になっていました。そして、ふぞろい流採点基準で自己採点をして、自分の合格レベルを確認しました。
また、キーワードはランク付けがしてあるので、上位ランキングに入っていて解答できなかったキーワードは、解説を読んで理解を深めました。
答案を比較する。
合格答案やA答案がどのように得点しているのか、どのようなキーワードを含んでいるのかを確認しました。実際の再現答案をもとにしているため、どこまで解答すれば合格が可能なのか合格レベルを知ることができます。
解答プロセスを確認する
「ふぞろいな合格答案」には合格者が実際の80分間の試験にどのようなことを考え、どう解答したのかを紹介する、「80分のドキュメント」と「合格者再現答案」のページがあります。合格者にはそれぞれ独自の解答プロセスがあるようです。私は、6名の80分間のドキュメントを確認して自分にあった解答プロセスを取り入れていき、予備校の演習問題や模試を使って実際に試しました。実際に試す機会があることで、有効なものや自分にあわないプロセスなどを取捨選択していきました。また、自分と同じような考え方をする人もいるものだなとも思いました。
合格者の勉強方法を参考にする。
その他にも、合格者の勉強方法を参考にすることもしました。勉強方法というよりも、モチベーションをの維持するために、いま今の時期に合格者はなにをしていたのかを参考にしたり、模試は何回くらい受けたらいいのか、など参考にしました。