「攻めるか守るか」

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「ふぞろいブログ」読者の皆様、こんにちは、秋島です。
中小企業診断士2次試験、本当によくわからない試験ですね。
試験終了直後に「できた」と思っていたい人が残念な結果とな
ったり、絶対に「だめだった」と思った方が、意外と合格した話
をよく耳にします。そして多くのケースで「できた」と思った方は
攻めて、「だめだった」と思った方は攻めきれなかった、という
分析も聞いたことがあります。このことの真偽のほどはわから
ないのですが、先日これに似たこんな話を聞きました。
皆さんは白井義男というボクサーを御存知でしょうか?日本で
最初に世界チャンピオンになった方です。時は1952年・昭和
27年、まだ日本が敗戦の精神的ダメージが強い時期でした。
その5月19日に米国人の王者を破った方です。その彼のボク
シングのポリシーが「攻撃は楽しいが、防御は難しい。相手の
攻撃に対応しなければならない。だから習得には長い時間が
かかる。我慢と辛抱がないと身につけることはできない」という
ことです。彼と彼をチャンピオンまで指導したカーン博士は、何
よりも守りを徹底的に訓練し、試合に臨んだそうです。その結果
は、日本人に大きな勇気を与えたことになり、今でもその功績が
語り草になっています。
さて、診断士2次試験、ひょっとしてこの試験も同じようなことが
いえるかもしれません。自分との戦いの中で、基礎を忠実に反
復し、攻めるのではなくしっかりと守る。試合も試験もミスをする
と負ける。いかにミスをしないか、これが大事なのかもしれませ
ん。2次試験は自分が今までやってきたことを信じ切って、その
蓄積をしっかりと守ることで合格が近くなるのかもしれません。
そろそろ第四コーナーも見えてきている時期ですが、しっかりと
自分を信じて勉強がんばってください。プロジェクトチーム一同
本当に応援しています。
「ふぞろいな合格答案3」は、6/14に出版されました。
何卒よろしくお願いいたします。
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