ふぞろいな合格答案の舞台裏

同友館
doyukan_logo

こんにちは。
事務局(再現答案チーム兼任)のナッカムです。
Noirさんが校正マンの「心」を上手く表現しながら投稿しましたね。
私もあやかりたいです。
さてこの数週間、本の章毎に各自のパートから投稿していました。
【分析:2009年度2次試験の各事例毎の分析】
 多数の再現答案から合格ラインを越えた人に共通することを分析します
【企画:ふぞろいな合格答案3(6月中旬発売予定)での企画】
 受験のときに苦労し、どんな内容のものがあれば助けられたかを考え、
 過年度の本にはなかった新テーマに挑みます
【再現:2009年度2次試験の合格者の再現答案】
 合格者のメンタル面にも着目し、80分の動きをリアルに再現します
このどれにも属さないのが、校正・販促・会計・事務局などです。
事務局は、会議室の予約、打ち合わせ日時・場所の連絡、本の構成で担当者不在などの漏れがないように進捗把握をしていました。
表紙がめくれた部分(見返し)、各章の中表紙(とびら)など、本って本文だけじゃないんですね。
細かい部分まで担当者に進捗を確認してみて改めて驚きました(ほとんどは企画チームが担当していましたが)。
また、そうそう皆で集まれないので、メールのやりとりが膨大になるんです。
日中は別の仕事があるので、早朝・夜中にメールが50通以上行き交うのです(*_*;
舞台裏なので、もう少し各パートの苦労していた点を暴露します。
メールのやり取りや打合せ時の内容から、独断的に書いちゃいます。
ちょっと長くなりますが、お付き合いください。

【分析】

短時間で大勢の再現答案から共通項を見つけ、点数をつける作業に苦労しています。
こっちの解釈を立てればこちらが立たず、のようなループに入ると大変ですよね。
上手く前々作からの先生に登場してもらい、論理的に分析し解決しています。

【企画】

2次試験の答案作成に必要な要素「読む・考える・書く」を理解するのって大変ですよね。
読む力がないから点数が低いのか、読めていたけれど考えられなかったのか、考えていたけど書けなかったのかなど、アンケートや再現答案など書いてあることから分析するのに苦労しています。
ここではもう一人の新しい先生を迎え、紐解いています。

【再現】

1年目の1次試験が終わってからの本格的な対応と2年目以上で時間に少し余裕がある中での対応って違いますよね。
私は1年目と2年目ではふぞろいシリーズを読む部分や関心事が変わりました。
受験年数や個人属性も異なり、合格に至った経緯や考え方も違う中、自己満足に終わらずに少しでも役立つ内容にするのに苦労しています。
まさにふぞろいですが、限られたページに凝縮しています。

その他、ここに挙げた以外にも各パートで様々な議論がありました。
受験される皆さまに少しでもお役に立てられる内容になっているつもりです。
人それぞれ、欲しいものが違います。発売されたら、どのページのどの部分からでも読んでみて下さい。どこかに皆さまのプラスになる内容があると思います。
発売までは、もう少しです。待っていて下さい。
最後になってしまいましたが、タイトルに戻ります。
完璧な合格答案なんてないですよね。2次試験を受験される皆さまが試験当日に書く答案が全設問において完璧はないと思います。
私は最初から満点は狙わず、合格ラインを越えることしか考えていませんでした。
良く書けた問題、書けなかった問題、ふぞろいな答案ができるのです。
その中でも、ふぞろいな「合格」答案になるかどうか、その本当の作成舞台裏は試験合格に向けて努力されている皆さまの「今」だと考えています。
試験が終わるまで続きます。
体調には気を付けながら、頑張って下さい。
舞台裏で努力されている皆さまを、心より応援しています。

にほんブログ村のランキングに参加中です。
いずれかに1クリックをお願いします。↓
↓読みました       ↓まぁまぁ良かった    ↓良かった!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へにほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へにほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする