みなさんこんにちは、北の独学サポーター イノシです。
みなさん、中小企業診断士試験で身についた勉強習慣を生かして新たな学びを開始していますでしょうか?それとも堕落の道を突き進み、勉強なにそれおいしいの?となっていますでしょうか?
本日は後者の「勉強何それおいしいの?」状態になりつつもどんな勉強をすればいいの?と、かろうじて思っている人に向け記事を書きました。
とは言っても私自身、昨年中小企業診断士試験に合格してから、ふぞろいの執筆や実務補修・実務従事、診断協会への入会、研究会への参加など、色々なことをやりすぎて勉強の習慣はどこへやら。
せめてやっていると言えるのは読書くらいなものなので、中小企業診断士試験合格後に読んだ本のうちオススメと思うもの3選について紹介することでお茶を濁したいと思います。
目次
現在NHKの大河ドラマ「青天を衝け」でお馴染み、渋沢栄一の代表作である「論語と算盤」をはじめに紹介します。
これは、私のお金のモヤモヤを解決してくれたとてもありがたい書籍です。
論語(道徳)と算盤(お金)は両立できる、、、いや両立しないといけないと解いている一冊であり、お金儲けやお金自体を汚いものと思っている人たちには是非読んでほしいと思います。
ざっくりどんなことを言っているかというと、
【論語→算盤】しっかりとした道徳感を持った人が行うビジネスは、長期的な利益に繋がる。
【算盤→論語】経済的に豊かでないと理想(道徳)は空論になってしまう。
といった具合に、論語(道徳)は算盤(お金)を得る手段になるし、算盤(お金)は論語(道徳)を得る手段になる。互いが互いの手段と目的になり得るので、どちらも伸ばしていくべきということを言っています。
今後中小企業診断士として経営者を支援する上でも軸にしていきたい考えであり、「しっかりとしたビジョンを掲げ実行することの大事さ」「利益を出すことの必要性」を伝える時のバイブルにしていこうと思いました。
この本は今後読書の機会が増えるだろうと思い診断士合格後、最初に読んだ本です。
インプット速度を向上したくて手にしましたが、満足の内容でした。
この本の中で響いた内容は
・偉人に直接会って直接考えを教えてもらうのは難しいけど、読書なら手頃な値段で教えてもらうことができるよ
・本は◯◯から読みなさい
◯◯の中はこの本の勘所だと思うので伏せさせてもらいました。気になる方は是非読んでみて下さい。
インプットについて学ぶために手にした「大人のための読書の全技術」に対して、この本はアウトプットを意識して選択しました。
中小企業診断士の必要な能力としての「診る・書く・話す」のうち、「書く」について改めて学ぼうと思い手にしました。
内容的には概ね「なんとなく知っている」ような内容でしたが響いた言葉は以下の通りです。
・自分の頭で分かったこと以外書いてはいけない
・何を書くかではなく何を書かないか
特に、「自分の頭で分かったこと以外書いてはいけない」については、「あたりまえのこと」ですが、最近の会社での仕事の仕方に関するモヤモヤが払拭してくれるありがたい言葉でした。
「忙しいしちゃんとやってたら回らないから、書いている内容が技術的すぎてよくわからないけど、あの人ならわかるだろうしメール転送で丸投げしちゃえ」という考えを持つ人が一定数いて、自分もそれに影響を受けるようになってきつつも、なんかしっくりこないなと思っていたのですがそういうことでした。
「自分の頭で分かったこと以外書いてはいけない」
重い言葉です。
なんか最後は愚痴っぽくなってしまいましたが、これからも読書は継続していきたいし、継続していかないと成長していけないので、もっと沢山の本を読んでいきたいと思っています。
試験勉強中は、勉強にだけ時間を費やす日々だったので3年間で1冊も本を読んでいませんでしたが、合格後はこれまで満たせなかった「読書欲」を発散するべく、なんやかんや30冊は読んでいますので多分継続できると思うんですけどね〜
いかがでしょうか?みなさんも時間がある時は読書しましょう!楽しいですよ読書!
ではまた!
明日はひろまてぃです。