スポーツジムに学ぶ、勉強を続ける仕組み作り

同友館
doyukan_logo

みなさん、こんにちは。独学・多年度サポーターたまちゃんです。

早いもので、2次試験が終わって約1ヶ月。そして合格発表までも約1ヶ月。
ちょうど中間の時期の今は、試験のことは少し忘れてそれぞれの時間を過ごされている方も多いのではないでしょうか。
また今の時期は、ここからスタート!の初学生も続々とデビューする時期かと思います。

このたび私は、コロナ禍などの理由からお休みしていたスポーツジム(以下、ジム)通いを、約1年半ぶりに再開することにしました。
今年はふぞろいの執筆に始まり、診断士の集まりの大半は自宅でzoom、そしてポツポツいただくお仕事もほぼ自宅でPC作業…と、受験生時代とは比較にならないほど机に座って過ごす時間が長くなっているため、そろそろ体を動かさねば!と緩んだお腹をさすりながらの再始動です。

そんな中で、ジム通いと試験勉強への取り組み方には共通点が多いな、と感じたので、本日はそのあたりのお話をしようと思います。
(どちらかというと合格発表待ちの方より、初学生や現在も勉強中の方向けの内容です)

怠惰な私に必要なもの

数年前、ジムに通い始めた頃の私は、決して優等生ではなく、有効に活用できているとはいえない状態でした。
具体的には、
・行こうと思ってもついダラダラして家を出るタイミングが遅くなり、結局行かないパターン多数
・筋トレマシンを使い始めてもちょっと疲れたらすぐに終わりにしてしまう(追い込まない)
・同じことの繰り返しなのですぐに飽きてしまい、段々行くのが面倒になる

等々、「なかなか行かない、行ってもすぐ帰る」という不良生徒ぶりで、当然効果も出るはずがなく、会費がもったいないので退会も検討していました。

そんな時、ふと退会する前に一度「スタジオプログラム」に参加してみようかな、と思い立ちました。
私の通うジムにはマシンエリア以外にスタジオがいくつかあり、決められた時間に行けば様々なプログラムをインストラクターさんが教えてくれます。
私は試しに、音楽に合わせて格闘技系の動きを45分間行うプログラム(トップ写真のイメージ)に参加してみましたが、初回で「これだ!」と頭の上に電球のイラストが浮かびました。

これだと思った理由は、
・好きなプログラムを受けるには決まった時間に家を出る必要がある
(スケジュール通りの行動で効率性アップ)
・一度スタジオに入ったら基本的に終わるまで出られない
(最後までやり遂げるしかない強制力)
・同じレッスンでも定期的に音楽や動作が変わり、常に新鮮でいられる
(飽きさせない工夫)

そう、私のこれまでのジム通いが続かなかった課題を、スタジオプログラムはすべてカバーしてくれているのです!
その後は筋トレエリアには一切行かず、スタジオプログラムだけでかなり規則正しく通うことができていました。
(あくまで私に筋トレが合わなかっただけで、普通に楽しく継続できている方のほうが大半であることを補足しておきます。)

勉強を続けられる仕組みを

これって、試験勉強への取り組みに共通するところが多いな、と思いました。
私は、勉強においても落ち着きがなく、持久力もなく、効率も悪い、負の三冠王です。
上記の「スタジオプログラム」の特徴(スケジュール、強制力等)を考えると、実は予備校に通うのが一番向いているタイプではないかと思います。
しかし独学生だった私は、自分に強制力を課すために

・家族に「今日は○時間(○ページ)勉強する!」と宣言する
・子供が塾に行っている時間はなるべく自分も勉強するようにする
・ネットカフェなど時間制で課金されるところへ行く
(お金を払ってるんだから勉強しないともったいない!と思わせる)

などの手法を使って怠惰な自分を追い込んでいました。

ふぞろいメンバーも、やり方はみな違えど「続けられる仕組み」「やる気スイッチ」などのマイルールを確立していた人が多いようです。
私は受験生時代には知らなかったのですが、SNSなどでお互いに今日の勉強目標や勉強結果について発信したり、刺激しあっている方も多いようですね。私も知っていたら絶対やっていたと思います!
みなさんも、まだ来年度の試験まで余裕があるこの時期に、ご自分の特性に合った仕組みづくりをいろいろと試してみてはいかがでしょうか。

 

明日は、今年はまだ雪が少ない北海道からイノシが登場します。
お楽しみに!

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする