皆さん、こんにちは。ブログリーダーのしょーたです。
最近、自分の会社の若手の方が診断士を目指しているという話を風のうわさで聞きました。
私の所属する会社では診断士を取得されている方はとても少ないので、
診断士を目指している若手がいると聞いて仲間が増えたように感じ、嬉しく思いました。
さて、本日は「試験直前期の学習について」というタイトルで記事を書いていきます。
目次
この時期になると直近5年分は2周しており、
「なんとなく答えを覚えているし復習の意味あるのかな?」と感じていました。
その結果、直前期の勉強について以下のどれで進めるのか考えました。
①友人から借りた予備校作成の問題を解いてみる。
②まだ解いたことのない過去問を解いてみる。
③これまで解いた過去問を復習する。
直前期に新規問題を解きたいと考えていたので、
1年前に通信教育を利用していた友人から予備校作成の問題を借りていました。
ただ、この時期まで独学で学習してきた自分にとって、
予備校作成の解説を見るのは混乱をきたす元であると考え解くことを急遽止めました。
合格後に他の方と話していると、「フレームワークが・・・」「このレイヤーは・・・」という会話を聞きましたが、
恥ずかしながらそこまで体系的に整理されていなかったんだと気づくことになりました。
勉強を始めたころであればよいのですが、直前期に自分の知らない概念があると不安になる上に、新しい概念が身につくまでの時間はないので、学習してきた参考書や予備校から外れる内容には触れないほうが良いと思います。
次に考えたのはばだ解いていない過去問を数年分解いてみることです。
さて実行しようとした矢先、仕事が忙しくなったことに加え在宅勤務から出社する日が徐々に増えてきたことから通勤時間も発生してしまい、平日の夜中に十分な時間を確保することができませんでした。
また、直近数年間以外はふぞろいデータブックを活用していたため、
復習を電車内で行おうとした際に重くて持ち運びが難しいと考えました。
(今思うとスキャンしてタブレットで持ち運ぶ・該当箇所だけばらして持ち運ぶなど方法はありそうですね。)
よって、解いたことのない過去問については本番のように1日で4事例を解く際に使用したのみで、
それ以外に関しては基本的に直前期では解きませんでした。
前述の通り、意味があるのかよくわからないながら消去法的にこれまで解いた過去問の復習を行っていました。
この際には「問題や解答内容をざっくり覚えてしまっている」という前提で以下のことに気を付けていました。
・解答に記述する内容に関して、説明できないところがないか意識する。
・答案の書き方や表現に注目して採点する。
特に自分の場合、キーワード抽出に注力してきたため、
答案の書き方や表現方法についてなんとなくしか意識できていない状態でした。
仮に新規問題を解いていた場合、これまでと同様に書き方についてはおざなりになってしまったと思います。
既知の問題を解くことでこれまで注力してこなかった部分にも目を向けられたと感じました。
また、この復習の際に解説を見て、良いと思った表現や考え方があれば簡単にメモするようにしていました。
ここまで一切ファイナルペーパーのようなものを作成していなかったので、
試験の休み時間で簡単に見返すことができるものとして重宝しました。
直前期に作成しているものなので、読み返せば内容もすぐ思い出せるのでおすすめです。
(本当に簡単なメモをするだけなので、作成時間もほとんどかからないという点もよかったです。)
自分の直前期の過ごし方を踏まえると以下のようにまとめられます。
・なじみのない解説がついた新規問題を解かない方が無難
・無理に新規問題を解かなくとも、復習するだけで学べることは意外と多い
・ファイナルペーパーを用意していない人には直前期の学習メモ作成がおすすめ
私が昨年受験した時のことを思い返すと、事例Ⅱのアンゾフ問題が出たときは絶望したことを思い出します。
試験中は「この問題が解けないのだから他の設問で巻き返すしかない!」と無理やり気落ちを切り替えました。
当時は「この程度の知識問題が解けないなんて、、、」と思いましたが
ふぞろい14で該当問題を見てみると意外にもアンゾフについて知識を持っている人が少ないことが分かります。
このことから、「自分に解けない問題は大多数の人も解けていないだろう」と思うことが重要だと思いました。
いかがだったでしょうか。
本番まであと少しです。引き続き頑張っていきましょう!!
明日はきくっちの視点から直前期の過ごし方を紹介してもらいます!お楽しみに!