*:;;;:*:;;;:*+☆+*:;;;:*:;;;:*+☆+*:;;;:*:;;;:*+☆+*:;;;:*:;;;:*+☆+*:;;;:*:;;;:*
☆『ふぞろいな合格答案14』発売中☆
購入者特典として、
「ふぞろいメンバーが試験当日にアンダーラインやメモの書き込みをした問題用紙のPDF」と
「ふぞろい14メンバーの再現答案と得点開示請求の結果」をプレゼントします!
詳しくは『ふぞろいな合格答案14』をご確認ください!
オンラインショッピングでも購入可能です! 購入はお早めに!
品薄状態が続いておりました「ふぞろいな合格答案14」の重版が出来上がりました。
徐々に書店、ネット書店に納入される予定ですのでよろしくお願いいたします。
***ふぞろい14紹介動画はこちら***
「ふぞろい」シリーズについて、詳しくはこちら。
*:;;;:*:;;;:*+☆+*:;;;:*:;;;:*+☆+*:;;;:*:;;;:*+☆+*:;;;:*:;;;:*+☆+*:;;;:*:;;;:*
こんにちは。アヤカです。
二次試験勉強はいかがでしょうか。
振り返ってみると、私の場合は「診断士試験の世界観」をつかんだことによって腹落ちしたように思います。
「診断士試験の世界観」とは、与件文に書いてある事柄のどれをA~D社の強みや弱みとするか等の判断基準やA~D社に合う施策を決める際の判断基準になる価値観のことです。
今回は、私が気づいた「診断士試験の世界観(価値観)」をご紹介します。
目次
財力やマンパワーが限定的な中小企業では、一般的には価格競争は不利になるので、価格競争を回避するために、差別化や高付加価値化が望ましいという風潮があります。
高付加価値化したから利益が出るわけじゃないのに・・・・と、二次試験勉強を始めたころに思った記憶があります。
もちろん差別化と高付加価値化だけではダメで、ニーズを把握して、ニーズ(機会)に合わせて製品開発等を行う必要がありますが、診断士試験の世界観としては、差別化や高付加価値化は特に重要なものだと考えています。
経営資源の少ない中小企業は、今あるものを生かすことが大前提になります。
その中でも強みとなるものを武器として最大限に活用する必要があります。
では、強みとは何でしょうか。
実社会での強みは相対評価であり、競合他社に比べて優れているところを強みと呼ぶことが多いと思います。その中でも特に手に入れにくいもの(得るのに時間がかかるものやお金がかかるもの)は競争優位性が高くなります。
診断士試験に関しては、競合他社が出てくることは少ないので、絶対評価で得るのに時間がかかるものやお金がかかるものをA~D社の強みとして抽出することが多いです。
経営資源の少ない中小企業は、すべてを自力で賄うことは難しいので、弱みを補完できる他社と連携することを望ましい姿とします。与件文に近隣企業や大学等の第三者が出てきたときは、施策等でその第三者との連携を考えてみましょう。
集中戦略は、特定の市場に的を絞って経営資源を集中的に投入する戦略です。
こちらも財力やマンパワーが限定的な中小企業に向いている戦略です。過去の試験では、無計画な多角化を行って資産が分散してしまっている企業を扱ったことがありました。そのような企業には集中戦略を勧めると良いでしょう。
しかし、集中しすぎると外部環境の変化の影響を受けやすくなります。よく与件文中で社長が「X社依存から脱したい」とか「Y事業依存から脱したい」と言っていますので、事例に合わせて使い分ける必要があります。
1つも事業の柱がない場合は、まずは差別化集中戦略で事業を育てる。育っている事業があるならばリスク分散のためにシナジー効果のある新しい事業を育てる(多角化する)と覚えておくといいと思います。
経営資源の少ない中小企業は、大きな設備導入は難しいことが多いです。与件文で積極的に設備導入を検討していない限りは、施策に設備導入などのお金がたくさんかかる提案は盛り込まない方が無難です。
強みがあっても、顧客のニーズに合わないと物は売れません。
診断士試験に出てくるA~D社は営業がいなかったり、下請けをしていて、顧客のニーズを得られないことが多々あります。
ニーズを把握し、そのニーズ(機会)に対して強みを生かした企画を顧客に提案することが望ましいとしているように思います。
いかがでしたでしょうか。
もしもお気づきでなかった観点がありましたら、これを期に取り入れてみてくださいね。
これらの観点を知ったうえで『ふぞろい』を読むと、また気づきがあると思います。
まだまだ時間はあります!
あと少し!がんばってくださいね!!!
明日はミナトが解答用紙にきれいに記入するコツをお伝えします!