皆さんこんにちは。
言葉で心をほぐします、事例Ⅳ分析チームリーダーのかもともです。
息子氏、お座りができるようになりました。
いつ掴まり立ちをしだすのか、ハラハラしています。
閑話休題。
1次試験が終わりましたね。本日は、2次筆記試験でよく言われていることについて、
私のなかで消化できたもの、できなかったもの、結局どう捉えていたかを紹介します。
2次試験に関してはたくさんの情報が出回っていますが、腹落ち・納得して勉強する一助となれば幸いです。
目次
上記のような情報を目にした人は多いと思います。
「多数派の8割に寄せる」、「皆が書きそうなことを書く」と紹介されることもありますね。
2次試験を始めたばかりの私は、あまりこの考えが腑に落ちていませんでした。
「合格するのは相対評価での上位2割なのに、8割に留まっていたら合格できなくない?」と。
最終的には、以下のように考えることによって、自分の中では消化できるようになりました。
大多数に寄せる=少数のドボン解答を回避し続ける
2次筆記試験では1つの事例につき大問が4つ前後あるので、
2次筆記試験全体ではトータルで大問が16問程度あることになります。
仮に、「大問0点になるほどのドボン解答」を書いてしまう確率を10%と置いてみます。
2次試験全体でドボン解答を避けようとすると、16問連続で90%の多数派に入り込む必要があります。
確率を計算すると、
90%×90%×90%×・・・(90%の16乗)=18.5%
こじつけ感はありますが、2次筆記試験の合格率である2割とだいたい一致します。
要は、皆が書きそうな無難な解答を「書き続ける」ことができれば良いんですよね。
逆に言うと、2次筆記試験の合格率は約2割ですが、各設問で毎回上位2割に入る続ける必要はないんです。
私はこの考え方に至り、勝手に精神的な負担から解放されていました。
さっきとは異なり、こちらは腹落ちさせることができませんでした。
というか、そんな段階にまでたどり着けませんでした。
なので、精神的な負担から解放されるために、直前期は以下のように考えるようにしていました。
聞かれたことに素直に答えようとすれば、自然と解答の方向性は一致するだろう
設問文で「これまでの設問を踏まえて答えよ」と明記されることはありません。
なので、一貫性を持たせようと変に忖度するよりは、
まずは聞かれていることに答える方が大切だと判断しました。
設問間の一貫性については、解答骨子の作成で迷った時に、
「他の設問ではどうだったか」という考えも一つの観点として持っておくくらいの位置づけで良い気がします。
皆さんが勉強を進めるうえでの、迷いの解消につながれば幸いです。
明日は、事例Ⅳからくろがお届けします!