おはようござこんにちこんばんは!
草野球の活動が中止になってしまい、運動不足でお腹の肉がぷゅ~い状態のひろくるです。
1次試験を終えた受験生の皆様、お疲れさまでした!
他のふぞろいメンバーが二次試験の勉強法や教材について充実した記事を書いてくれているので
わたくしひろくるは少し変化球ということで、二次試験合格者が受講できる実務補習のお話を。
受験生の皆さんのモチベーション向上につながれば嬉しいです。
目次
ご存知の方も多いと思いますが、二次試験合格後に中小企業診断士として登録するためには
「3年以内に実務補習を15日以上受けるか、診断実務に15日以上従事すること」
が必要となります。
実務補習は5日間コースと15日間コースがあり、
5日間コース×3回でもOKですし、15日間コース×1回でもOKです。
さらには実務補習5日間コース×2回+診断実務5日間×1回でもOK
と、割と自由度が高くなってます。
詳細は協会HPへどうぞ。
そんなわけで、私ひろくるは今年度の7月コースに参加してきました。
あまり長文になりすぎてもグダグダになってしまうと思うので簡潔に経験した内容・感想を書いてみます。
※指導員の先生によって進め方は多少異なるようですので参考まで。
実務補習の1週間くらい前に指導員の先生からメールで連絡が来ました。
うお!いよいよだ!緊張する!メンバーに迷惑かけないかな?など、いわゆるドキドキワクワクです。
その後、dropboxで診断先の情報(HP、組織図、決算資料、パンフレットなど)が共有され、
各メンバーの担当もスムーズに決定されました。
これも班によると思いますが、
経営戦略、営業戦略、生産戦略、人事労務戦略、情報戦略、財務戦略のいずれかの担当になります。
私は本業が生産技術職ということもあり生産戦略を担当。
実務補習初日までに資料を読み込み、診断先の社長さんにヒアリングする内容を検討しました。
これがなかなか大変で、診断先の企業の課題を推測しながらの作業でした。
さて、いよいよ実務補習スタートです。
初日の午前中は、指導員の先生+メンバーの顔合わせ、実務補習の進め方の説明などで大忙しです。
そして、診断先の企業へ移動する途中で昼食をとり、午後は診断先の企業訪問&ヒアリング。
「聞いてはいたけど、もうヒアリングなのか!」と展開の速さに少し焦りつつも冷静を装います。
具体的な話は守秘義務があるため伏せますが、
経営戦略担当からヒアリングをはじめ、各担当ごとにヒアリングさせていただきました。
会社に対する熱い想いや、今まで苦労してきたこと、今悩んでいることなど、
長時間にわたって社長さんのお話に熱中しました。
特に過去の苦労話や、そのときにどのように乗り越えたか、を聞かせていただいた時は
冗談抜きで泣きそうになり、「力になりたい!」と感じました。
2日目~4日目はヒアリングの内容をもとに、指導員の先生のご指導を受けながら課題と提案を検討しました。
PEST分析、SWOT分析、事業ドメインの設定、課題の設定、課題解決の提案検討など、
1次試験、2次試験で学んだことを駆使しながら企業分析をし、報告書の作成を進めました。
その中で、指導員の先生が仰った言葉で印象に残ったものがあります。
「現状の分析にとどまらず、社長さんに未来を見せるのが中小企業診断士です」
素敵な言葉だと思いますし、よし、頑張ろう!!という気持ちになりました。
最終日の5日目は、社長さんへの報告会でした。
短期間ではありますが、メンバー全員で必死に考えた提案を落ち着いて伝えることを意識しました。
感謝の言葉をいただき、「頑張って良かった」と達成感をメンバーと分かち合い実務補習を終えました。
指導員の先生をはじめ、素晴らしいメンバーに恵まれたと思います。
相変わらず文才がないなーと思いつつ、実務補習について主観的に書いてみました。
試験勉強中はどうしても自分との戦いになってしまうので、閉鎖的になりがちですが、
合格後の実感としては、ふぞろいでの活動をはじめ、実務補習などの活動を通して
様々な人と知り合い、世界が広がっていると実感しています。
普通に生活していると、年齢も職業も違う人と知り合う機会ってなかなかないと思いますが、
それがたくさんあるのが診断士です(多分)
ちなみに、実務補習のメンバーとはたまに連絡を取り合い、情報交換をしたりしています。
実務補習、本当に非常に良い経験になりました。
明日は、合格後も貪欲に知識を吸収しているアヤカの回です~!!お楽しみに!!!