こんにちは! 若手合格ナビゲーターのだいちです。
口述試験を終えられた皆さま、大変お疲れ様でした。
これから実務補修といったイベントが目白押しかと思いますが、実際に合格後にどういったことで活躍すればいいのかイメージがわかないといったことで悩まれる方もいらっしゃるのではないかと思います。
合格後の具体的なアクションについては、先日マリとたかしが良記事をアップしてますので、こちらを参考にしてみていただくとよりイメージが掴めるのではないかと思います。
今回は、私が口述試験に合格してからの活動について簡単にお話ししてみようと思います。皆さんの今後の活動の参考になれば幸いです。
私は合格直後、知人からの紹介で個人事業を営む方の起業をお手伝いすることになりました。
具体的な業種などについてはここでは伏せさせていただきますが、私が主に行った内容は下記の3点です。
3点目の会社設立のサポートについては、診断士にできることは一定の制約を受けます。例えば、設立に必要な届出を代行する場合は行政書士や司法書士の専門家にお願いしなければならないなど、法令上超えてはいけない一線がありますので注意が必要です。
ですので、今回私がお手伝いしたこととしましては、
などなど細かいことになります。
ちょっと具体的にみてみましょうか。
目次
皆さんは診断士の1次試験で経営法務を学ばれていらっしゃいますので、株式会社と合同会社の細かな違いの説明はここでは省略しますが、小規模企業の方が会社設立をする場合、おそらく上記のどちらの組織設計にするかで迷われるのではないかと思います。
合同会社のメリットとデメリットはこちらのサイトにうまくまとまってましたので、もし皆さんが「株式会社と合同会社のどっちにすればいいの?」といった質問を受けた場合は、こちらを参考にしていただくと良いのではないかと思います(株式会社のメリット・デメリットは、合同会社のメリデメのちょうど裏返しの関係になります)。
組織の維持を低コストで済ませたいという場合は、合同会社が有利になります。私がお手伝いした方は今後組織を大きくされたい意向をお持ちでしたので、最終的に株式会社で設立されました。
会社を設立する場合、必ず定款に目的(事業内容)を記載しなければなりませんが、これを記載するにあたり、何も知らない状態で一から作文するのは少々リスキーです。そのため、他社事例を参考にして自社にフィットするものをコピーまたはアレンジして記載するのが無難となります。
上場会社の定款がこちらから誰でも検索できますので、私はここからクライアントに近い業種の企業の定款を紹介していました。みなさんも興味があれば見てみてください。
※ 最終的に定款の作成および届出はクライアントの方で行政書士の先生を通じて行われました。皆さんが今後もし会社設立をお手伝いすることがあれば、あくまで参考情報の提供というスタンスにとどめていただくのが無難です。
非常に地味で細かいのですが、これも今後法人として起業を志す方へアドバイスするのであれば知っておいて損はない内容かと思います。
具体的には、下記の4つの印鑑を用意する必要があります。
これらのうち、実印は社長が保管して、契約印・銀行印・角印を管理部門の責任者が保管するのが一般的なのではないかと思います。
これも「会社の印鑑ってどうすればいいの?」と聞かれた際の豆知識として、知っておいていただくと良いのではないかと思います。
以上、瑣末な内容でしたが、今後の皆さんの活躍の一助となれば非常に嬉しく思います。
明日は、皆さんがお待ちかねのハイスペック合格ナビゲーターのたかしです!
お楽しみに!